「拭き取るのはティッシュで十分でしょ」と考えるのは危険です。ティッシュペーパーは毛羽立ち、さらにオイルが着くと脆くなります。最悪の場合、ギアにティッシュの欠片が入り込んでしまいます。そこで、拭き取りには毛羽がなく丈夫なキムワイプがおすすめです。
リールをメーカーのオーバーホールに出そう!
リールを自分自身でカスタマイズして自分専用のリールに仕上げるのは釣り人にとってロマンのあることです。しかし、リールは精密に部品が組み上げられた機材であり、一つ組み間違えるだけでうまく作動しません。自分は不安という方はぜひメーカーのオーバーホールに出しましょう。
オーバーホールは安全
メーカーのオーバーホールは失敗することはもちろんなく、完全分解され、隅々まで洗浄され手元に戻ってきます。また、不具合のある部品まで交換してくれることもあり、至れり尽くせりです。見積もりを出してくれる場合もあるので、まずは釣具店に相談することをオススメします。
オーバーホールで滑らかさを取り戻そう!
メーカーによるオーバーホールの詳細やサービス内容はメーカーごとによって異なってきますが、確実なのは失敗がないことです。また、自分では気づかない不具合や、これから不具合が出そうな部品の交換も提案してくれます。
自分でリールメンテナンスする方法:ベイトリール編
リールには大きくスピニングリールとベイトリールの2種類に分かれます。メンテナンスのしやすさ言えば、ベイトリールの方がメンテナンスは簡単です。工程は2段階で、水洗いして、注油するだけです。たったこれだけの工程ですが、一つ間違えると一気に面倒なメンテナンスになるので、動画も合わせてご紹介していきます。
①ジャバジャバ水洗い
ベイトリールのメンテナンスは水洗いから始まります。これによってホコリや砂、塩などを洗い流します。ただしお湯で洗うのは厳禁で、必要なグリスやオイルが落ちてしまいます。また、ドラグをしっかり締めることでリール内部に水が入り込むことを防げます。
②注油する:ハンドルノブの付け根
ベイトリールに注油する場合は、オイルを使うのが一般的です。そして注油する場所は、ハンドルノブの付け根とスプールベアリングの2箇所です。ハンドルノブに注油する方法は、ティッシュなどにスプレー式オイルを吹きかけ、雫が滴る状態で、ハンドルノブの付け根にオイルを「置きます」。