アイゴってどんな魚?アイゴの料理5選からさばき方、毒針の対処法まで!

その後、火傷しない程度の熱いお湯(40~60℃)に刺された患部を30分程度漬けましょう。アイゴの毒の主成分はタンパク質なので、熱を加えると変性して毒素が反応しにくくなり、痛みが和らぎます。

水筒で白湯や熱いお茶などを持参して患部にかけたり、自動販売機であたたかい飲み物を買って患部にあてたりするだけでも効果があります。それでも痛みが引かない場合や、傷口が化膿してきた場合などには必ず医師の診察を受けるようにしてください。

アイゴのさばき方と処理方法

アイゴのさばき方

アイゴは毒を持っているうえに独特の臭みがあるので、釣り人の間では外道(釣れたとしてもリリースする魚)として扱われがちです。しかし、新鮮なうちに適切な処理をすればとてもおいしく食べることができます。

アイゴの独特の臭みは内臓と皮から出ていますが、内臓は死んでから時間が経つほど取り除きにくくなり、臭みも増してしまいます。アイゴが釣れたら、血抜きをし、毒針を処理し、内臓を抜くところまですぐにやってしまうのが理想的です。

処理には包丁・まな板とキッチンばさみがあると大変重宝します。内臓を取った後は海水できれいに洗い、クーラーボックスなどに氷詰めにして持ち帰って三枚おろしにするなどして調理します。

NEXT アイゴの処理方法