イトウが幻の魚と呼ばれる理由とは?味や美味しい料理を徹底調査

数少ない希少な魚であるイトウにも、絶対数こそ少ないながら釣ることができる時期や前述したような河川など住んでいる場所が存在しています。ここからは釣ってみたいという方のために釣ることのできる場所や具体的な時期などをご紹介します。

北海道でも地域でおすすめの時期が違う

唯一生息している北海道の中でも、釣ることができる時期というのは場所によって異なっているのです。元来北海道地方も広いですし、大まかに分けると北海道の北と南側で釣りやすくなる場所が違っており、狙うのであればそれを踏まえておく必要があります。

猿払川

まず一か所目の良く釣れるポイントとして、ご紹介した猿仏川が挙げられます。最も良く釣れる場所として、河口から猿仏橋という橋までの2キロメートル程度の区間に比較的多くの個体がいるようです。釣れる時期は5月から6月、そして10月から11月です。

天塩川

良く釣れる川といえば天塩川という川も挙げられます。北海道の北部側にある一級河川で、北海道の中の四大河川の1つとして数えられている有名な川です。中でも下流側が良く釣れる場所とされています。

朱鞠内湖

普通の川だけでなく、朱鞠内湖という湖にも生息しています。ここではイトウが人間の手で管理、養殖がされているため、個体数は少しずつではありますが増加してきているようです。1メートルを超える大型の個体も釣れるようで人気のスポットです。

イトウ釣りの仕掛け

何度もご紹介しているように非常に大きな個体も存在するイトウですが、仕掛けを用意すれば釣ることだって可能なのです。ただし釣ったとしても生きているならリリースをすることが推奨されており、可能な限り個体数を減らさないよう努力してほしいです。

ルアーフィッシングの場合

大きく分けてイトウの釣りをする時の仕掛けとしては2つあり、1つが疑似餌を使ったルアーフィッシングです。竿はトラウトやシーバス用のもの、リールは中型のPEのものでルアーは7センチから10センチ少しのミノ―などを使ってみましょう。

フライフィッシングの場合

もう1つの釣りの方法としてフライフィッシングがあります。竿は10番より上のフライ用のもの、ラインはタイプ2から4の竿と同様の番号のものを使用し、フライに関してはストリーマータイプのものを使用することをおすすめします。

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