テントのポールが折れた時の修理・補修・交換の仕方を解説!

続いて新しいほうのショックコードは片方の端の部分を八の字で結んでおきます。大体結んだあとの端の部分は2,3㎝程度余るくらいになります。もしくは古いほうのコードの先端部分についていたプラスチックや金属製の留め具を新しいほうにも流用することもできますので、また使えそうなら続投しましょう。

ポールを順番に通していき、最後に止め具に通すか、結ぶ

片一方の端を結ぶか留め具で留めることができたら、ポールにコードを通していきます。結んだり留め具を使っていない方からポールに順番の通りに通していきますが、中が狭いと上手く通すのに四苦八苦することになります。そういう時は針金を通す方の端に長めに取り付けておいてからポールに入れるとやりやすくなります。

おすすめのショックコードをご紹介

ショックコードの交換の手順について簡単にご紹介しました。単にショックコードといってもメーカーからラインナップされているものではそれぞれ素材が異なっており、特徴も違っています。それではここでリペアチューブと同じくおすすめしたいショックコードをいくつかご紹介しましょう。

ロゴス「ショックコード30m」

ロゴス(LOGOS) ショックコード 30m 直径2.5mm テントフレーム補修用 ゴムコード ロープ

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1点目はロゴスより「テントフレーム補修用ショックコード30m」です。サイズは厚さ2.5mのコードが30mで、30mがすべて繋がっているわけではなく使いやすいように短めにしたコードを合わせてその長さになっています。本来のショックコードとして使用するのはもちろん、ちょっとしたロープなどに使っても良いでしょう。

コールマン「ポールリペアショックコード」

コールマン ポールリペアショックコード 30m 170TA0055

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2点目はコールマンの「ポールリペアショックコード」です。太さ2.7mmがロゴスのそれと同じく30m分で、素材にはラバーストリングを使用、頑丈な作りで別の用途でも活躍してくれそうですが、ロゴスのものよりは厚さがほんの少々太くなっていますので同じ太さのポールだとこちらの方が入れにくくなるかもしれません。

手っ取り早く!メーカー修理のメリットとデメリット

ここまでは折れてしまったポールを自分で修理する際の手順などをご紹介しました。さほど難しくはないので誰でもできるのですが、わざわざ自分でやらなくてもアウトドアメーカーに修理をお願いするということも可能です。しかし、それにはメリットとデメリットがありますので先んじて覚えておきましょう。

メリットは、強度や性能が変わらないこと

まずはメリットから見ていきましょう。メーカーに折れたポールの修正を依頼した場合、製造元が元々使われていたものと同じものを使って修理を行いますので折れてしまう前と製品の強度や性能といったものは変わることがありません。ですので下手にDIYでやるよりかはちゃんとした修理が保証されているので安全といえます。

NEXT デメリットは、時間がかかる、高くつくこと