テントのポールが折れた時の修理・補修・交換の仕方を解説!

もう1つのデメリットが修理にかかる費用が高く付いてしまうということです。自分で修理するのであれば新しいポールとショックコード、後は必要であれば工具代くらいが修理代ですがメーカーに修理を任せると手間の分費用が高くなってしまいます。これもできるだけ費用を出したくない場合はセルフでやった方が良いでしょう。

メーカーによっては、ポールの折れた部分だけ交換してくれることも

このようにメーカーに修理を依頼するのにはメリットとデメリットがありますが、まあセルフでの修理も一長一短ですので自分での修理が不安という時はとりあえずメーカへ相談してみましょう。テントのメーカーによっては折れてしまったポールの所だけ交換してくれるというサービスもありますので、まずは確認をしてみましょう。

テントのポールが折れる原因と対策

ここまでは実際にテントのポールが折れてしまうというアクシデントが発生してしまったときの対処法や修理方法などをご紹介しましたが、そもそもなぜ骨組みという頑丈な部分であるポールが折れてしまうのでしょうか。未然に防ぐためにもなぜポールが折れてしまうのか、その原因を見ていきましょう。

設営時に負荷をかけすぎた

まず考えられる折れてしまう原因としては、テントを張るときにポールの部分に必要以上に負担をかけるような張り方にしてしまったというのが挙げられます。頑丈であるとしても想定以上の負荷がかかれば耐えられないですから、事前に取扱説明書を読んで正しい張り方を覚えてから順番通り張るようにしましょう。

強風でテントがあおられた

そしてテントを張った時にちゃんとした設営方法であったとしても、強い風が吹いてきたことによってあおられ結果ポールが耐えきれなくなって折れるという事例もあります。こちらに関しては強風自体を事前に無くすということは当然できませんので、風が強そうだと思ったらいつもよりもしっかりペグを打っておきましょう。

ポールに傷が付き劣化していた

前述の原因以外に、ポール自体にもともと傷が付いていて折れやすくなってしまっていたというのもあります。長いことテントをキャンプで使っていると実際に折れはしなくとも雨風にさらされることで傷ついてしまったりし、それがもとで小さい衝撃でも折れやすくなります。それを防ぐため、日ごろから丁寧に扱いましょう。

快適なテントは、ポールで選ぼう

テントを選ぶときにはキャンプを行う時期に合わせて過ごしやすい素材を使ったものを選んだり、テントのタイプで選んだりといった選択方法もあるでしょうがポールがどんなものなのかで選ぶというのも立派な選択基準です。どんなポールが使われているものが良いのかを見ていきましょう。

ポールが強いテントは、キャンプで安心

まず単純にポールが太く頑丈なものはテントの強度も強くなり、安心してキャンプを楽しむことができます。基盤となる骨組みであるポールが頑丈であれば多少強い風が吹こうが衝撃があろうがそう簡単に折れてしまうなんていうことは無く、夜も安心して寝袋の中で寝ることができるでしょう。

ポールの素材、太さ、接合部分で強度が違ってくる

そのポールの強度というのは、使われている素材、太さ、そして組み合わせる接合部分によって違ってきます。大抵強度の強いものは素材にアルミ合金が使われていたり太さが30mm以上であったり、連結部分もしっかり留めておけるといった特徴があります。安心を買うという意味でこれらの項目をチェックしてみましょう。

テントを買う時は、ポールをチェックしよう

ご紹介していますとおり、テント選びで迷っているときには是非ポールを基準にして選んでみることを推奨します。選ぶ際には通販などではなく実際にアウトドアショップで実物を見て触ってと自分の目で見て確かめることが安全で楽しいキャンプに繋がりますので、実物のポールの具合を見てみましょう。

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