オニダルマオコゼには猛毒が!刺されたときの対処方法や料理をご紹介!

次は擬態の仕方を紹介します。岩に擬態する場合は、岩にピッタリとくっつき全く動きません。周りに岩がない場合は砂場に隠れます。砂場に隠れる場合は、尾びれを使って顔が砂から出るように隠れて砂に擬態します。

擬態の様子を動画で見てみよう

次は実際に擬態しているオニダルマオコゼの様子を見てみましょう。擬態する前後では色や形など様々な変化があります。写真では分からないオニダルマオコゼの擬態の様子が分かり、海に行ったときの対策になるでしょう。

こちらの動画は初めは砂の中に完全に埋まっているところから始まり、途中で砂の中から出てきます。そして最後は尾びれを使って砂に埋まっていく様子も見ることができます。擬態する様子がよく分かります。

こちらの動画を見ると、オニダルマオコゼの最初の色と最後の色が違います。初めは周りに落ちている石たちに保護色するように少し赤っぽいです。最後は、場所を移動し岩にくっつき岩の色にすぐ変化します。

オニダルマオコゼの料理

オニダルマオコゼは危険な魚ですが正しい方法で調理すれば美味しく食べることができます。その美味しさから1匹で5000円以上もする高級魚です。そんな高級魚を自分で捕まえて調理してみましょう。

オニダルマオコゼの刺身

オニダルマオコゼは表面の皮をむくと綺麗な白身になります。裁いたときは透明感のある白身ですが、時間が経つと少し白濁してしまいます。しかし、刺身の食べ頃は冷蔵庫で1日~2日程度寝かせた方が味がおいしくなります。

オニダルマオコゼの鍋

オニダルマオコゼの鍋はアラで出しを取った後に白身を具材にして食べるのがおすすめです。温めることで身がしまりふわふわの美味しい白身になります。他の魚では捨ててしまうような胃と肝臓は鍋に入れると胃はコリコリした食感に肝臓は濃厚な味わいが楽しめます。

オニダルマオコゼの唐揚げ

刺身と鍋には皮を使用するのはおすすめしませんが、唐揚げにはおすすめします。鶏肉に似た風味で、食感は鶏のよりも弾力があります。鶏肉よりも食感を楽しみたいという方におすすめです。刺身や鍋にはない美味しさがあるのでぜひ作ってみてください。

オニダルマオコゼの捌き方

安全に食べるためにも捌き方を知っておくといいでしょう。オニダルマオコゼには毒針がある分、他の魚と比べて少し特殊になります。正しい方法を学ばないと棘が刺さってしまうので注意が必要です。そして高級魚を自宅で安全に食べましょう。

捌く前にしっかりと準備!

オニダルマオコゼが取れたら捌く前にまず締めましょう。オニダルマオコゼの締め方は眉間の間に包丁を垂直に刺します。この時に気を付けるのが毒のある背びれです。オニダルマオコゼの皮は非常に硬いので、背びれが手に刺さらないように細心の注意をしましょう。

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