前述した通り活魚のショウサイフグが手に入った場合、フグ調理師免許なしで自分で捌いて食べるのはリスクを伴います。ショウサイフグだけではなく他のフグもそうですが釣れた場合、お願いすればフグ調理師免許を持っている方が捌いてくれます。
フグ用の船釣りの時
フグを釣らせてくれる釣船の船長さんはフグ調理師免許を持っています。船釣りでフグを釣った場合はその船長さんが捌き、毒の部分を取り除いてミガキの状態にしてくれます。捌く人がフグ調理師免許を持っていますので安心して食べる事ができます。
陸で釣った時
ショウサイフグを陸で釣った場合は、フグ調理師免許を持っている料理屋やフグ料理のお店に持っていくと捌いて料理してくれる場合もあります。但し、当日すぐに持っていっても料理できない場合もありますので、必ず事前に電話し、捌ける日と料金の確認を行ってからフグを持ち込むようにしましょう。
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ショウサイフグの釣り方
ショウサイフグは食べて美味しいので、釣りのターゲットとしても人気です。釣りに行くときはフグを釣らせてくれる船にのり釣ることをお勧めします。船長がフグをミガキ状態にしてくれますので、安全かつ自分で捌いてくれる場所を探す手間が省けます。ここからはショウサイフグの釣り方をいくつか紹介していきます。
カットウバリ仕掛け
ショウサイフグに限らずフグ釣りの主流はカットウバリ仕掛けです。親バリにつけたエサでフグをおびき寄せ、下にあるカットウバリ(イカリ型のバリ)で引っかけて釣ります。ショウサイフグはアオヤギ(バカガイ)を食べにきますので親バリにアオヤギをつけ、竿をしゃくりアオヤギを食べているフグを引っかけます。
オキアミ仕掛け
オキアミ仕掛けは基本的にカットウバリ仕掛けと同じです。アオヤギ(バカガイ)のかわりにカゴをつけ、その中にオキアミを入れてショウサイフグをおびき寄せます。後は同じようにカットウバリでフグを引っかけて釣り上げます。
エサ
エサは一般的にはアオヤギのむき身が使用されます。市販では1パック500円前後で売られています。その他にはオキアミや甘エビなども使われています。フグはアオヤギの肝(黒い部分)が大好物なので肝がなくなるとアタリが減ってきます。肝が無くなったエサが多くなったら早めに付け替えましょう。