真鯛釣りの仕掛け6選!それぞれの特徴や釣り方のコツを徹底解説!動画でも!

真鯛は日本人にとって、古くから食用でもゲン担ぎの食材としても親しみのある魚です。食用としてはもちろん、引きの強さから釣り人にも人気の魚です。真鯛の特徴や釣りに適した仕掛けについて、真鯛釣り初心者でもわかりやすいように纏めてみました。

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自分の経験を活かして、釣り入門者をどんどん増やす為に日々執筆しております。釣る事、そして食べることを読んだ人が挑戦し、楽しめるような記事を心がけています。

真鯛の基本情報

まずは真鯛がどんな魚なのかを解説していきましょう。真鯛の生息域やどこなら釣れるのか、また、旬の時期や釣る際に注目したいポイント、真鯛釣りの魅力についてもたっぷりとご紹介します。初心者でも、知識があれば釣ることは十分可能なので、しっかりとチェックして下さい。

真鯛の生息場所

真鯛の生息域は広く、北は北海道から九州にかけての北西太平洋が生息域になっています。1年中釣ることができ、餌となる小魚類が多く生息する場所、島礁際や海底の起伏の多い地形周辺の中低層で大型の真鯛が釣れることも珍しくありません。藻場や岩陰など、小魚や小エビが潜んでいるような場所もねらい目です。

真鯛の別名

真鯛はスズキ目スズキ亜目タイ科に属する魚で、一般的に「鯛」と言えば、この真鯛を示します。学名で用いられているラテン語では、「major(まよる)」と呼ばれています。日本では真鯛は時期や体の状態によって呼び方が変わります。

春、ちょうど鯛の産卵時期に当たるこの季節では、鯛は体が色鮮やかで美しい桜色に変化します。その為、この時期の鯛は「桜鯛」「花見鯛」などと呼ばれ、縁起物とされています。ちなみに、桜色に斑点模様が浮き出る最も美しい鯛はオスしかいないんですよ。

真鯛釣りの魅力

釣りをする者にとって、真鯛は非常に人気の高い魚種です。サイズの大きさや、かなり強烈な引きの為、釣りの駆け引きを存分に楽しむことが出来ます。食べる事にこだわらないのであれば、一年中釣ることが出来るのも魅力的です。ちなみに、鯛を旬の時期に釣りたいのであれば、3月~6月の産卵期が一番脂がのって美味なのでオススメです。

真鯛釣りの仕掛け①タイラバ

真鯛釣りをする際に用いる一番シンプルな道具で、真鯛が釣りやすい仕掛けがタイラバです。正式名称はタイカブラといいます。釣り初心者はもちろん、中級から上級者まで愛用者の多い仕掛けです。

タイラバとは

タイラバは、近年新しく登場した釣具で、元々あったラバージグというルアーを鯛釣り用に改良したものです。フック部分と錘の役割を担う「ヘッド」というパーツと、ひらひらと漂う「ネクタイ」というパーツで構成されており、この「ネクタイ」の色や動きが特に重要でこ、の動きにつられて鯛が寄ってくる寸法です。

タイラバには、が一体化している固定式と、別々に動くようになった誘導式があります。それぞれアタックの際の動き方が変わることと、誘導式のほうがカスタマイズの幅が広い為、釣り中級者から上級者の人には誘導式のタイラバのほうが人気です。

タイラバの魅力

まず、仕掛け自体がかなり軽いです。その為、重量負荷があまりかからずにリールを巻くだけで真鯛を釣ることが出来ます。餌も不要、タイラバ自体もそれほど高価ではないので、釣りの入門者、初心者が取り組みやすい仕掛けです。

タイラバの使い方

タイラバは、基本的にはキャストし、巻き取るの繰り返しです。しゃくりなどの動作はスカートが絡む原因になるので、行うとかえって効果が半減してしまいます。海底までタイラバを落としたら直ぐに巻き上げを開始し、目的の水深まで上がってきたらもう一度海底まで落とし込む。獲物が喰いついてくるまでこの動作をひたすら繰り返しましょう。

何度もキャストと巻き上げを繰り返していると、潮の流れにタイラバが流されてしまい、ポイントがズレていってしまうので、3~5回程繰り返す度に一度水中から仕掛けを引き上げ、キャストし直すようにして下さい。

タイラバを使う際の重要ポイント

タイラバ釣りで重要なのは、「着底したら即リールの巻取りをすること」です。落とし込みの最中も、タイラバのスカートは潮の流れに乗り大きく動き、その動きに魚は注目しています。全く動かないと、魚は直ぐに仕掛けから興味をなくしてしまいます。素早く巻き上げるのでは無く、一定の速度で巻き取りを続けることも重要です。

タイラバを使った釣りを動画で解説

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