ミニタープにモンベルが選ばれる理由
タープといえばテントと一緒に持っていくべきアイテムとしてもはや必需品といっていいレベルであり、モンベルだけでなく他のアウトドアブランドからも多数ラインナップしているためモデルとしてはいくらでもあります。それでは、その中でなぜこのブランドのモデルが選ばれているのでしょうか。まずはその理由からです。
コンセプトは「軽量と迅速」
このモデルのコンセントになっているのは、軽くかつ迅速に設置できるものであるということです。ご紹介しているブランド自体元々は登山用のアイテムを手掛けるところから始まっており、山の中というのはキャンプサイトのように平坦で安全ということはありえず、過酷な山中で使用するアイテムは扱いやすさが重要になります。
そしてそれに応えるべく生み出されているのがこのブランドの製品です。厳しい状況の中でも問題なく利用できるような性能で信頼を得ており、またキャンプサイトのように安全な場所でも設置のしやすさというのは重要なアイテムの選び方のポイントです。故に非常に実用的なコンセプトを持っているのです。
モンベルミニタープは2種類から選べる
ご紹介しているアイテムというのは1つだけではなく、2種類がラインナップされておりそれぞれで選ぶことができるのです。異なっている点はサイズのみでそれ以外の性能についてはほぼ変わりはありませんので、自分がどちらのモデルを使うべきなのかをスペックなどからよく吟味することをおすすめします。
モンベルミニタープHX
まず1点目は「ミニタープHX」です。六角形のヘキサゴンタープであり使用時のサイズは横幅338cm×280cm×高さ165cmになります。難燃の加工とウレタンによるコーティングが成されているので、天気が雨になってしまってもこのモデルの下で焚き火を実行することだって可能です。
空間が広がるヘキサタープ
六角形ということで居住スペースに余裕ができる程度に広めではありますが、収納すればコンパクトにできるのでバイクでのキャンプなどにはうってつけのモデルといえるでしょう。1人から2人の収容人数のテントを下に張るとちょうどすっぽりと収まるくらいのサイズ感ですので、サイトをスッキリとまとめられます。
スペック
- 素材:75デニール ポリエステルタフタ
- 耐水圧1500mm
- 加工:難燃加工、ウレタンコーティング
- 重量:640g、
- 収納サイズ:約13×13×23cm
- 使用時サイズ:横幅338cm×280cm×高さ165cm
- 機能:構成 タープ本体1、ポール用スタッフバッグ1、径2mm反射材入り張り綱6本、19cmアルミペグ8本、
モンベルミニタープ
前にご紹介したHXのモデルは大きめのサイズのものでしたが、これよりも更にコンパクトなサイズのモデルが「ミニタープ」です。本体の重量が390グラムと驚くべき程の軽さを誇っておりまさにコンセプト通り、ご紹介しているブランドの手掛けているタープのモデルの中でも最も軽いモデルです。
350ml缶ほどのコンパクト
ご紹介しました通り重量が立ったの390グラムということで350ミリの飲料缶とほとんど同レベルの軽さとなっているといえば、このモデルがいかに軽量かということがご理解いただけるでしょう。性能も1500mmの耐水と防火、ウレタンのコーティングが施されているのでHXとサイズ以外は同じものとなっています。
スペック
- 素材:75デニール・ポリエステル・タフタ
- 耐水圧1,500mm
- 加工:ウレタンコーティング、難燃
- 重量:390g
- カラー:ダークフォレスト、グリーン
- 構成タープ本体1、ポール用スタッフバッグ1、φ2mm反射材入り張り綱4本、19cmアルミペグ6本
タープはどんな風に選べばよい?
一口にタープといっても形状が違っているモデルが沢山ありどれを選べば良いか迷うかもしれません。大抵は東西南北にメッシュが使われたタイプと、今回紹介するような六角形のモデルの2つに大別されます。雨風をしのぐなど性能重視なら前者、コンパクトで手軽なものが良いなら後者をおすすめします。
またどちらのタイプのものにもいえますが、タープというアイテムは張り方が1つだけしかないということはありません。角度を変えて張ることによって太陽の光を防いだリ、テントと組み合わせて結合させることでテント内と続いているリビングスペースとして活用することもできます。
モンベルミニタープの魅力①コンパクト収納
今回取り上げているブランドのおすすめしたいモデルについて特徴やスペックなどをそれぞれご紹介しました。コンセプトにある通りの性能を備えているということが分かりましたが、実際に使用した時に感じる魅力にはどんなものがあるのでしょうか。続いてはこれらのモデルの魅力について1つずつ見ていきましょう。
カバンやバックパックにすっぽり
まず1つ目に挙げられる魅力として、使わない時にとてもコンパクトに収納しておくことができるというのがあります。大きめのHXであれば13×13×23cm、2つ目のモデルの方は最も小型ですのでもっと小さくしておくことができ、バックパックなどに入れておいても場所を取ることなくすっぽりと収めておけるでしょう。
予備のタープとして
得てしてタープというのはキャンプ用のアイテムの中でも大きめな部類に入りますので、持ち運びの際にどれだけ小さくしておけるかというのは大切なポイントになります。その点これらのモデルであれば前述しました通り収納に問題なないので、サブのタープとして持っていくという選択肢も取ることができます。
モンベルミニタープの魅力②軽量
バイクや自転車などに荷物を載せる際には車と比べてあまり量を積むことができませんので、小さくしておければそれに越したことはありません。そして同時に注目したいのがアイテムの軽さ。荷物の重さというのはとても気になってしまうものですから、こちらも軽くて悪いということはありません。
バイクや自転車にぴったり
その点ミニタープシリーズであれば軽さも折り紙付きです。コンセプトにあります通り軽さを重視して設計されているモデルですので、サイズに余裕のあるHXでも640グラム、最軽量の後者のモデルであれば390グラムと問題にならないレベルの軽さを誇ります。収納サイズだけでなく軽さで言ってもオートバイやサイクリングにピッタリです。
持ち運びに便利
乗り物に積載するときも重さは気になりますが、より気になるのはそれらを使用しない徒歩やバックパックなどを使っての移動時です。更に重さにシビアになりますがこちらでも全く問題ないくらいで、荷物の中にタープが入っているということを忘れてしまうそうな程に軽く感じるでしょう。
モンベルミニタープの魅力③最適サイズ
ご紹介しているモデルは基本的に2人、多くても3人程度が使用人数の限界です。これが家族でのキャンプなどであれば狭くて実用に耐えないと不満が出るところかと思われますが、ことツーリングやソロで行うキャンプにはちょうど良いサイズとなるでしょう。
ツーリングやソロキャンプにちょうどいい
ソロキャンプは形式名通り一人で行いますし、ツーリングでも多くて2人でしょう。こういった少人数でのキャンプであれば最適なサイズとして使用することができ、必然的にタープと同じく小型になるであろうテントを下に張って守ることも、イスやテーブルなどを置いてリビングスペースとして使えるなど汎用性が高いです。
グループキャンプでも活躍
大人数でのキャンプには向かないとご紹介しましたが、確かにこれのなかに寝袋を敷いて使用人数以上で使用するというのは無理があります。しかし、これらのモデルのコンパクトさを利用して荷物置き場として活用したり、子供用の遊びスペースなどとしてであれば十分に扱うことができるでしょう。
モンベルミニタープの魅力④高品質
如何に収納すればちいさくしておくことができて軽量であったとしても、性能が標準以下であれば実用的とは言えません。例えば強い雨が降ったとしても浸水してきてしまわないか、仮に火を使用するアイテムを使ったとしても飛び火で損傷してしまわないかなどは気になるところでしょうが、これも安心してもらって構いません。