山口敬之とは?元TBS社員のフリージャーナリスト
山口敬之は昭和41年5月4日に東京都に生まれ現在53歳になる。大学生活を終えるとジャーナリストへのおもいをいだきTBS へ入社、報道カメラマンとしてジャーナリストのキャリアをスタートさせるのです。
準強姦を行ったとして訴えられ現在も民事裁判中
2015年4月3日山口敬之が、知人の女性に酒を飲ませたうえレイプしたことにより準強姦罪で民事裁判を起こされたのですがその後、山口敬之は被害者女性を名誉棄損で反訴し現在も係争中の事件です。
山口敬之が訴えられた伊藤詩織準強姦事件の経緯①
山口敬之はこの女性になぜ刑事裁判の案件から、なぜ民事裁判として訴えられたのかその経緯を辿っていきたいと思います。
訴えたのはジャーナリストの伊藤詩織さん
山口敬之を準強姦罪で訴えを起こした女性とは。彼女は1989年に両親、三妹弟の長女として神奈川県で生まれ育った、9歳の頃からモデルとしても活動しニューヨークでは、
ジャーナリズムを学び現在はフリーのジャーナリストとして活動している女性です。
山口敬之に対し伊藤さんから連絡
伊藤詩織さん、当時彼女はロイター通信でインターンを務めながら就活中だった。以前、山口敬之から、詩織さんが良ければうちの会社を紹介するよと言われていた、ジャーナリストとしても尊敬する山口敬之の言葉に、
伊藤さんは、この後におこる悲しく辛い事件のことなど想像すらせずに、彼女の方から連絡し山口敬之との約束を取り付けるのです。
食事を共にした後で伊藤さんは意識を失う
4月3日伊藤詩織さんは山口敬之と会食した、居酒屋で軽く酒と食事を楽しんだあと、目的であった山口敬之の行きつけの鮨屋へと席をうつします。鮨屋においても日頃から酒に強い伊藤さんは一合、
二合と酒を口へはこんだ、三合目めを注文したころ急に気分が悪くなり、鮨屋で二度目のお手洗いに行くと、その場で耐え切れなくなり便器にくずれこみ意識を失ってしまうのです。
気がついたら強姦されていたとして訴えた
翌4日早朝、伊藤詩織さんはベッドの上で下腹部に日頃感じることのない強い痛みを感じ目を覚ました。ベッドの上で全裸にされ、仰向けで寝ている伊藤さんに馬乗りの状態で山口敬之の姿があったのです。
強い痛みで目が覚めた伊藤さんは山口敬之によってレイプされたのだと気づいたのです。
準強姦の逮捕状が出るも直前で逮捕取りやめに
2015年4月9日山口敬之から受けたレイプの被害届を出すため伊藤詩織さんは原宿警察署に相談、4月30日に高輪警察署において告訴状が受理されると山口敬之の準強姦罪での捜査が始まります。
山口敬之と総理大臣との交友関係が捜査の上で優位に働いたのではないかと疑問視されているなか、警視庁刑事部長により、逮捕準備を進めていた捜査員に突然、山口敬之逮捕を中止させる不可解な命令が出されます。
2016年7月22日の東京地検、2017年9月22日の東京第六検察審査会、共に嫌疑不十分との判断で二度の不起訴となり逮捕される事もなく山口敬之は自由の身になってしまいます。
強姦罪と準強姦罪のちがいと刑罰
強姦罪、女性には耳にするのも嫌な言葉ではないでしょうか。強姦罪とはどのような行為を行った場合にそう言われるのか、女性に対し暴力行為を働いたり脅迫した上で姦淫する行為が強姦罪とよばれます。
一方、準強姦罪になると暴力行為や脅迫行為が行われなくても動けなくなった女性に対し姦淫することをいいます「アルコールやレイプドラッグ」などの使用で昏睡状態の者、
また、知的障害者や性的知識の少ない女性も対象となります。刑罰は共に3年以上の懲役刑となります。
山口敬之が訴えられた伊藤詩織準強姦事件の経緯②
山口敬之は伊藤詩織さんと会うことを決めた時から、詩織さんを手にかけることを山口敬之は計画していたのでしょうか。
捜査を行うが不起訴処分となる
山口敬之によって引き起こされた伊藤詩織さん準強姦事件、1年4か月の捜査にも関わらず不起訴になった経緯とは何処にあるのでしょうか捜査でつかんだ多くの証拠の中にはレイプドラッグを使われたのではないかと
訴える、伊藤詩織さんの言葉を裏付けするように、足下がふらつき一人では歩けずホテルの中へ引っ張り込まれる伊藤さんの姿がホテルの監視カメラにとらえられています。こういった証拠がありながら
山口敬之は不起訴となってしまいます、憶測の域をこえませんが不起訴が決定する前から安倍首相の御用ジャーナリストなのだから逮捕すらされず不起訴になるのではと囁かれていたのです。
伊藤さんが不服申し立てするも再び不起訴
2017年5月29日伊藤詩織さんは、詩織という名前だけを公表し記者会見を開いた、山口敬之に対しての準強姦容疑不起訴に不満を持ち不服申し立てした事を発表し、被害内容を詳細に語っています。
検察審査会に不服申し立てをするも検察側が不起訴とした裁定を変えうるだけの事由がないとの判断で2017年9月21日二度目の不起訴となります。このため山口敬之は逮捕されることもなかったのです。
伊藤さんが民事裁判を起こす
山口敬之により受けた性暴力、不起訴になり検察への不信感もつのり、誰にもいえない惨めさや恥ずかしさ悲しみ、人に対しての不信感、消す事のできない怒り、自分を無くしてしまいそうな不安のなか
詩織さんは、レイプされた事によって受けた精神的苦痛を理由に山口敬之に対し1100万円の賠償額を求め民事裁判へ訴えることとなります。
準強姦罪を犯した山口敬之は罪も認めず逮捕されることもない、不起訴になりこのままうやむやで終わらせて泣き寝入りすることなど出来ない、強い決意が民事裁判への提訴に表れているのです。
2019年7月8日口頭弁論、山口敬之はホテルへ移動したあと伊藤詩織さんは自分で部屋まで歩き性交渉を伊藤さんの方から誘ってきたと証言しています。伊藤さんにとってやりきれない証言であったはずです。
山口敬之が伊藤詩織さん対し反訴を起こす
2019年2月民事裁判で争っているなか山口敬之の想像すらしていない反訴、1億3000万円という個人としては考えられない額の損害賠償を求め民事裁判を起こし反訴することになります。
巨額の賠償金
一般的にはあり得ない額の賠償金を提示し反訴した山口敬之、名誉を棄損されジャーナリストととして無くした信用を取り戻すまでの5年間の金額としては民事裁判で考えられない額を提示し反訴しています。
詩織さんに追い打ちをかけ楽しんでいるのではないか、このような民事裁判での反訴は準強姦とは別にもう一つの犯罪を犯しているのと同じく詩織さんを苦しめているのです。
合意のうえでの性行為?
酒を飲みすぎて、山口敬之の衣類や持ち物に嘔吐してしてしまった伊藤詩織さんが、自分の失態に気づき取り繕うために詩織さんの方から性行為をせまってきた合意の上の出来事で準強姦ではないと証言したのです。
不自然な話である。飲みすぎて嘔吐した女性が性行為を求めたりしないはずです、恥ずかしさと申し訳なさから山口敬之から距離を取ってしまうのが普通です。また、避妊具をつけなかった事の言い訳は、
精子が元気に動きまわれない、病気なので大丈夫だとメールで答えている。大人の男性の言葉とは思えない山口敬之のメール内容は、このような犯罪者にありがちな幼稚な部分なのです。
詩織さんの訴えは作り話だ?
準強姦事件などありえない話しだとして反訴した山口敬之は準強姦などありえない自分で部屋まで行った後、私に性行為を迫ったではないか私こそすべてを無くした被害者だ、社会的、ジャーナリストとしての
名誉を棄損されたとして民事裁判まで起こし反訴したのです。しかしこういったロジックは犯罪者に多く見られる自己保身のためで、山口敬之自身の罪をかくすため民事裁判を起こし反訴したのではと疑ってしまいます。
詩織さんは事件を傘に売名行為をした?
伊藤詩織さんは準強姦事件を機に性暴力被害に屈してはいけないと訴えるなか、性暴力関連の、講演、執筆、番組出演などの依頼が殺到することになります。一方山口敬之は性犯罪を犯した女の敵として
犯罪者の印象が浸透してしまいます。山口敬之は一般的に多くの人に知られることとなった詩織さんを準強姦事件をジャーナリストとしての地位を築くために利用した大衆先導者だと罵っているのです。
伊藤さんを擁護した小林よしのりも訴えられる
漫画家の小林よしのりさん、雑誌SAPIOに伊藤詩織さんの事件や告発されながらも不起訴となり逮捕されなかった事や、山口敬之と安倍首相との繋がりを疑問視し批判する作品を載せた所、
名誉を棄損されプライバシーを著しく侵害されたとして山口敬之に民事裁判を起こされてしまいます。
山口敬之はなぜ不起訴になったのか?安倍首相への忖度疑惑
安倍首相にベッタリの記者などと色んな紙面に登場する山口敬之ですが、伊藤詩織さんの事件では不起訴になります、本当に安倍首相への忖度があったのでしょうか。
警視庁刑事部長・中村挌の判断?
山口敬之、確保のため捜査員は逮捕状を取り付け成田空港で待機していたが、警視庁刑事部長である中村挌の一言で逮捕状は執行されず山口は逮捕されることはありませんでした。
中村挌警視庁刑事部長にはどのような思惑があったのか、それとも逮捕状を執行できない何かしらの圧力があったため山口敬之を罰することが出来なかったのかは、今現在もわからないままです。
中村挌が安倍政権に忖度した?
疑惑の残る逮捕直前での中村挌が下した判断には、週刊誌などで囁かれる安倍政権に対し何らかの忖度があり国家権力を使ってもみ消したのではないか、
この問題は各メディアでも取り上げられ、世間を賑わすことになります。また国会でも審議されましたが安倍首相の関与については今だ解明されず謎のままです。
逮捕状の撤回は中村挌本人が認めた
準強姦罪で逮捕直前となっていた所、山口敬之への逮捕状の執行を停止させますが中村挌警視庁刑事部長は自らの判断で執行を止めさせたと語っています、その際安倍首相や政府の関与などは一切なかったとしています。
山口敬之が伊藤詩織に薬を盛ったという疑惑の裏付け
伊藤詩織さんは準強姦事件にあったその日、山口敬之が密かに隠し持っていたレイプドラッグを使用したのではないかと疑っています。