大麻の効能とは?医療用として活躍?副作用や他の違法薬物との違い

また、ヘロインは麻薬の中で一番、中毒性が高いと言われておりヨーロッパで大きな社会問題でした。ヘロインは一回の摂取で効能が出る量の5倍が致死量という極めて危険なドラッグです。

大麻には有益な効能が期待されますが、基本的に麻薬にはそういった効能はないと言えます。

大麻と他の違法薬物の違いとは?③覚せい剤

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覚醒剤とは、アンフェタミン類の精神刺激薬である。脳神経系に作用して心身の働きを一時的に活性化させる。覚醒剤精神病と呼ばれる中毒症状を起こすことがある。乱用・依存を誘発することがある。本項では主に、日本の覚せい剤取締法の定義にて説明する。(引用:ウィキペディア)

覚せい剤は科学的に合成された薬物です。大麻のような植物ではないのです。戦時中の日本では疲労倦怠の状態の回復や眠気を覚ますための薬品「除倦覚醒剤(ヒロポン)」として販売されました。

覚せい剤(ヒロポン)には疲労回復や眠気を飛ばす効能が期待され、戦時中の勤労状態や工場の能率向上のために使われ、その後、有益な効能と裏腹に精神病や依存性が確認され法律が改正されました。

現在の日本では覚せい剤取締法により厳格に処罰されます。

精神刺激薬である覚せい剤!シャブとも呼ばれている

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覚せい剤を使用すると一時的に気分がハイになって、幸せな気持ちになり疲労がとれる感覚を味わえます。ところが、その効能が薄れると激しい抑鬱、疲労倦怠感に襲われます。

覚せい剤には、覚醒剤精神病といわれる中毒症状があり「骨までシャブる」などの由来からシャブと呼ばれます。他にも、スピード、S(エス)、クリスタル、ポン、アイス、ダイエットピルと呼ばれたりします。

覚せい剤の効能は、医療の現場で手術中・手術後からの回復促進などで使われます。

増量しないと効かなくなる?容易に中毒症状に

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覚せい剤の重度の中毒者には耐性ができてしまい、より多くの量を摂取するようになります。また、効能が切れた際の疲労感などから再度、覚せい剤に手を出してしまうため常用性が高い薬物と言得るのです。

常用すると慢性的に幻覚や幻聴、妄想、不安、不眠、鬱など精神症状に異常が現れます。

その他にも色んな違法薬物が存在し、その中には、ゾンビドラッグと呼ばれるフラッカなどの危険ドラッグも存在します。フラッカについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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