KNZZは破天荒なラッパー!
1982年、東京都江戸川区生まれのヒップホップMC・ラッパーです。G.Oに誘われラッパーになったKNZZ(ケンジー)。以前はKNZと名乗りラップ活動を行っていたが、現在はKNZZに改名しています。
2004年にはICE DYNASTYのボスとして活動し、D.O率いる練マザファッカーへ加入し、持ち前の歯切れの良いライミングとハーコーなパンチラインで多くのファンを虜にしました。
しかし、そのハーコーなスタイル故にトラブルでもあったのか、謎の失踪でKNZZは姿を消しました。
それから4年を経て、18PRODUCTIONと出会い復活しラップ活動を再開するも、ライブ中に漢akagamiとの乱闘事件が勃発しヒップホップ界を騒がせました。失踪事件や乱闘事件を引き起こす異端児KNZZは、ラップ界でも破天荒な存在なのでしょう。
KNZZのプロフィールとラップを始めた背景
そんな破天荒なラッパーKNZZが、どういった経緯でラップを始めたのかが気になります。ここでは、KNZZの出身地やラップ活動についても見ていきましょう。
KNZZは東京都江戸川区出身
出身は東京都江戸川区なのだが、厳密に言うと小岩が地元と語っています。
小岩とは東京最東端の田舎町で、スナックや風俗街が多いと言うイメージですが、最近は昭和テイスト溢れるディープタウンとして密かに人気を集めているそうです。
KNZZは18歳の頃にラップを始める
18歳でマイクを握り、KNZ名義で活動を開始しました。ラッパーやトラックメーカーとして活躍するGO a.k.a. 男澤魔術に誘われラッパーとして活動を開始しました。
「SMOKE=$」「ICE DYNASTY」を結成
2003年に「SMOKE=$」、翌年に「ICE DYNASTY」を結成し、ICE DYNASTYでKNZZはボスとしてその手腕を奮っていました。
KNZZは「リンカーン」にも出演していた
その後、D.O率いる練マザファッカーに加入しました。実は、ヒップホップカルチャーを世に広めたバラエティ番組「リンカーン」にも出演していました。
その後、KNZZの人気は高まるも、何らかの理由でKNZZは失踪してしまいます。
KNZZは2007年から4年間姿を消した
リンカーンへの出演や、自身のラップ活動で人気を博していたKNZZですが、そのハーコーなスタイルからのトラブルがあったのか、ヒップホップ界から失踪しました。
失踪後、アスベスト除去をさせられていたと話しているが、職種からもヤクザとのつながりがあったのでは?と噂されています。ブラックな一面を持つKNZZならヤクザとの繋がりがあってもおかしくはありません。
失踪の原因がなんだったのか、KNZZは公表を控えています。どうしても失踪しなければいけない理由があったのでしょう。
KNZZはかなり刺青を入れている
見た目からもわかる通り、両指までびっしりと刺青が入っています。背中は若気の至りなのか和柄が入っているそうですが、ヒップホップカルチャーにインスパイアされ洋柄の刺青も入っています。
和彫はやはりヤクザとの繋がりが関係しているのでしょうか。失踪後に刺青が増えたと語る人もいます。
KNZZの指がないというのはデマ
少し前に自身のインスタグラムに指のない写真がアップされ話題になりましたが、どうもその写真はKNZZの指ではなく、友人の写真である可能性が高いようです。
ヤクザなどがケジメをつけるときに指をつめます。切られた指を見て自分も気をつけようと言っています。つまり、友人の指であって自分の指ではないのです。
ちょうどビーフ中だったこともあり、ファンが勘違いして指がないという噂が広まったのでしょう。故に、写真がアップされた後、出演している映像には、しっかりと指がありました。
ヤクザとの繋がりがあるラッパーは多数いるようです。ヤクザと繋がりのあるラッパーに興味がある方はこちらの関連記事をご覧ください。
KNZZと漢akagamiのビーフ騒動とは?
この騒動に関して、ヒップホップ好きなら知らない人はいないでしょう。18PRODUCTIONの主催するイベントで起きたあの乱闘事件です。
KNZZの取り巻きで固められたイベントに漢akagamiがブッキングされたのが事の始まりです。そして、KNZZからライブ中に挑発され漢がしびれを切らせ乱闘騒ぎになりました。
ヒップホップ界を騒がせたKNZZと漢akagamiのビーフ騒動ですが、そもそも、なぜKNZZと漢akagamiがビーフ(喧嘩)することになったのでしょうか。
KNZZがアルバム曲で漢akagamiをディスる
失踪後、復活していたKNZZは精力的に活動を始めました。ビーフに先手を打ったのはKNZZでした。リリースしたアルバム「Z」の中に収録された曲「THIS IS DIS! feat. 敵刺」は漢へのディスが含まれた楽曲だったのです。
漢akagamiがKNZZに番組でアンサーを返す
この楽曲を聴いたMSCの漢akagamiは、5月17日に放送された「9sari STATION」でKNZZにフリースタイルでアンサー。
さらに、KNZZのアルバム記念Tシャツに落書きをした写真をインスタにアップしたのです。
KNZZが漢akagamiの著書に落書き
それに対し、KNZZは、漢akagamiの著書である「ヒップホップドリーム」に落書きをするなどして、馬鹿にした写真をインスタグラムにアップしました。
漢akagamiの電話をKNZZが無視
それを見た漢akagamiはKNZZに電話を何度もかけますが、KNZZは電話にでることはなくフルシカト状態を決め込みました。その様子を漢akagamiはインスタグラムにもアップしています。
KNZZは泣いて謝罪するも漢akagamiをなぜか殴る
インスタグラムの騒動から漢が電話するもKNZZはシカトで平行線を辿っていましたが、池袋にあるクラブの控室で二人は対面する事になりました。
漢akagamiにKNZZは謝罪をするも、その怒りは治らずKNZZを殴ったそうです。ここでKNZZは泣いて謝り、一度は和解していると噂されています。
KNZZと漢akagamiのビーフ騒動から和解まで
殴り合いにまで発展したこの騒動ですが、ビーフ勃発から和解までに漢akagamiとKNZZの間にはどんな事があったのでしょうか?
KNZZが漢akagamiをディスる曲「This is BEEF」を発表
乱闘騒動から二日後、なんとKNZZは「This is BEEF」と言う曲をYoutubeに公開しました。この曲は、漢akagamiやMSCを痛烈にディスする楽曲でした。
漢akagamiがフリースタイルでビーフについて触れる
控え室でBEDで俺が突っ込んだ時に訳聞いたら泣いて語ってきたから 俺はお前の肩を叩いて許してやった なのになんだよ いきなりハメたあんな罠 〜 損得勘定はいらねぇ 行方不明にだけなんねぇように気をつけろよこのハナクソ パケ頑張って売ってろ売人(引用:漢さんぽ)
漢akagamiが自身の番組でビーフについてフリースタイルで答えました。この内容からすると、やはり漢akagamiはKNZZと敵刺にハメられてのでしょう。
KNZZがアンサー曲「Cry baby cry」を発表
これに対し、KNZZもアンサーとして「Cry baby cry」を発表しました。そこでも痛烈に漢akagamiをディスしています。リリックの裸の大将とは漢akagamiの事を指しているのでしょう。
漢akagamiがアンサー曲「って事だよね?」を発表
その後、漢akagamiが自身の番組で「って事だよね?」を発表します。MVには事件勃発から漢akagamiが家に帰るまでの動画を乗せています。歌詞の内容には事件の概要も含まれてるので聞いてみてください。
漢akagamiが自身の番組にKNZZを呼び出す
漢akagamiの番組「漢たちとおさんぽ」にKNZZをブッティングしました。出演したKNZZとは特に揉めることもなく、仲良さげな雰囲気で番組は終わりました。