太刀魚のテンヤ釣りを攻略!|コツや仕掛けを徹底解説!

秋が近づいてくると、秋刀魚の季節。とよく言いますが、ほかにも鯵や鯛、太刀魚などが旬を迎えます。そうです!太刀魚です。天然の太刀魚を丸々1匹買おうとなると高いもので1万を軽く超えてしまいます。どうせ天然なら自分で釣って新鮮なものを食べたいですよね。

そこで今回は太刀魚テンヤをご紹介します!関西方面で人気の高い太刀魚のテンヤ釣りは時期になると、隣同士の間隔が5㎝あるかないかの大混雑になるそうです。それほどの人気の太刀魚のテンヤ釣りとは一体何なのでしょうか。「そもそもテンヤって何なの?」という方必見!今回は太刀魚のテンヤ釣りのコツや仕掛けをご紹介していきます。

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テンヤ釣りって何?

テンヤとは主に真鯛を釣る際に用いる釣り方の一種で、江戸時代から使われている釣方で比較的簡単に獲物をよく釣ることができるため、近年人気が急増しています。釣方はオモリのついた針のみのシンプルな仕掛けを使用した釣方で、仕掛けに餌をワイヤーで巻きつけて釣ります。太刀魚を釣ることから太刀魚テンヤ。と呼ばれています。さらに同じ釣り方でも船釣りを太刀魚テンヤと呼び、岸釣りを引き釣りと呼びます。また、日本テレビ系で放送されている「ザ!鉄腕!DASH」でも採用された有名かつ簡単な釣方で、初心者でも比較的釣ることができるため、女性やお子様にもおすすめの釣方の一つとも言えます。

そもそもテンヤってどういう意味?テンヤ釣りの名前の由来

江戸時代頃には職場と自宅がつながった家が多かったのですが、それを店屋と呼びました。今でも古くからある八百屋さんや自転車屋さん、和菓子屋さんなどは自宅と職場がそのままつながった家が多いですよね。「自宅=職場」のような一体になっている家を店屋と呼ぶように、「針=オモリ」針とオモリが一体になっている釣方を店屋と呼んだことからテンヤ釣りと呼ぶようになったと言われています。

太刀魚テンヤ釣りの特徴は?

テンヤ釣りの大きな特徴は通常の餌釣りのように、針に餌を仕掛けて釣る釣方とは違い、太刀魚の捕食を利用する仕掛けとなっていることです。太刀魚は捕食をする時に獲物の下から食らいつくので、獲物に食らいついたところを針でうまく引っ掛けて釣ります。さらに、太刀魚テンヤの仕掛けには餌をつける用の針がついていることも特徴で、太刀魚の餌となるイワシやキビナゴ、アジなどを針に刺してワイヤーを巻いて固定して使います。

太刀魚は夜のギャングって本当?釣れる時期と時間帯は?

太刀魚が釣れる時期は?

太刀魚を岸から釣ることができる時期は、基本シーズンは8月~10月と言われています。早い時期だと関西方面では梅雨明け頃から太刀魚が釣れる時期になります。さらに、12月ごろになると釣れる数は減りますが、「大物が釣れる」と言われています。また、1月~5月にかけては岸釣りではあまり釣れることはありませんが、沖釣りでは釣ることができるので、一年中釣れる魚と言えます。

太刀魚が釣れる時間は?

太刀魚は夜行性のため、「夜のギャング」とも呼ばれています。なので、時間帯は16時ごろ~翌日の朝8時頃までが狙いと言われています。午前中にいくなら日の出や日の入りの1時間前後、午後に行くなら夕方暗くなる1時間前後の時間帯がおすすめです。また、沖釣りになると昼間でも釣ることができます。

太刀魚テンヤの釣り方は?3つのコツをご紹介!

太刀魚テンヤは女性やお子様にもおすすめなので、基本的に難しい操作は必要ないと言われています。しかし、シンプルなものほど逆に難しいものですよね。今だからこそ聞けない、太刀魚テンヤの基本的な釣り方からコツまで、一気にご紹介していきます。

太刀魚テンヤの基本的な釣り方

太刀魚テンヤは常に仕掛けを動かして釣ります。しかし、太刀魚の回遊層に仕掛けを合わせないと意味がありませんよね。そんな時は船内アナウンスなどをよく聞き、アナウンスされた1m前後を探るとうまくあたりが来ることもあるので、丁寧に探っていきましょう。また、基本は夜釣りになるので、ケミホタルなどの発光剤の活用がおすすめです。

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