エギングラインを攻略!選び方のポイントやおすすめライン、結び方まで!

エギングラインの選び方や結び方は、水中でのエギの動きや掛かったイカのキャッチ率を左右する重要な要素です。この記事では、エギングラインの選び方のポイントの解説やおすすめの各種エギングラインの紹介、そして各種結び方についても紹介します。エギング初心者の方は参考に!

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各種エギングラインの選び方のポイントを解説!

meineresterampe / Pixabay

見た目からは違いが分かりづらいラインですが、エギングにおいてエギの飛距離はとても重要です。なぜならイカを釣る上でエギを飛ばした距離と釣れやすさは比例する傾向にあるからです。また、岩が多い地形の場合、ラインが擦れて切れてしまう恐れもあるため、ライン自身の耐久性も選ぶ上で重要なポイントです。

エギング用メインラインの素材の選び方は3つ

エギングラインを選ぶ際のポイントは大きく分けて3つあります。1つ目がエギの操作性や感度に関わる素材、2つ目がラインの耐久力に関わる太さ、3つ目がラインの見やすさに関わる色です。ここではこの3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

エギングラインの選び方① 素材

エギング用メインラインの素材の選び方は?

エギングラインはPEラインとナイロンラインの2つが主流です。ナイロンラインのほうが比較的安価ではありますが、材料の特性や扱いやすさなどの理由から、エギング業界ではPEラインが主流です。詳しい理由と2つのラインの特徴について説明します。

PEラインが主流であり, メリットも多い

先程書いたとおり一般的にはPEラインが主流です。理由として同じ太さのラインで比べた場合、PEラインは他のラインよりも伸縮性が少ないため、エギの操作性に優れています。また、ナイロンと違い吸水性がないため、巻返し後などの吸水による劣化や、キャストの際の飛距離の低下が起こりにくいのも特徴です。

限定的にナイロンラインも使われる

先程PEラインが主流と書きましたが、ナイロンラインはPEラインよりも耐久力と伸縮性が優れていて、コシも強いことから例えば潮や風の流れが強い状況で釣りを行う場合や、海底の起伏が多い地形での釣りなどラインの耐久性が求められる場面ではナイロンラインが使用されることもあります。

エギング用ショックリーダーの素材の選び方は?

飛距離が重要視されるエギングではPEラインが主流になると書きましたが、素材の特性上や太さによっては、元々耐久性がない素材なので岩などに擦れた際に切れる恐れがあります。このようにメインラインだけでは起きてしまう問題を補うためにもリーダーの選択は重要になります。

フロロカーボンラインかナイロンラインの2択

リーダーは主にフロロカーボンラインかナイロンラインの2種類に分けられます。フロロカーボンの場合、硬く伸び率も低い素材のため感度と耐久力に優れています。それに対してナイロンの場合は柔らかくしなやかで、前者の素材と比較すると強度が優れています。

フロロカーボンラインがトータル的におすすめ

この2種類のラインで、主に使用されているのはフロロカーボンラインです。理由は耐久力に優れているためラインの擦れが起こりやすいエギングに適しているからです。また、材料の比重が水より重いため沈む際にエギのアクションに影響をあまり与えないのも特徴です。

エギングラインの選び方② 太さ

エギング用メインラインの太さの選び方は?

同じ素材でも、メインラインの太さによってラインのコシや耐久性は大きく変わります。しかしエギの飛距離や感度にも関わってくるため、ただ太いラインを使用すれば良いというわけではなく、アナタが釣りをする場所によって最も適した太さのラインを選ぶ必要があります。

細いラインと太いラインとは一長一短

一般的にPEラインは細ければ細いほどエギを投げた際に飛距離が出やすく、感度も上がる傾向にあります。ただし岩などに擦れて切れてしまう可能性が上がることや、掛かったイカを逃してしまう可能性があります。対して太い場合は擦れやバラシの危険性は減るものの飛距離が伸びにくく、ラインがイカに気づかれてしまう可能性が上がります。

0.6号を基準に柔軟な選択を

エギングに限らずメインラインは地形に応じて太さを選択をする必要がありますが、エギング初心者の方は釣りに慣れるためにも、まずは一般的なラインの太さ(0.6号)のPEラインから始めてみましょう。

エギングに慣れたところで地形に応じてラインを変えるようにして下さい。例えば障害物が少なく海底の起伏が少ない場所では細い(0.4~0.6程度)のものを使用し、地形が複雑な場所では太い(0.8以上)ものを使うなど状況に応じた選択をしましょう。

エギング用ショックリーダーの太さの選び方は?

巨大なイカを釣りたい場合を除いて、一般的には8lbのショックリーダーを使用します。なぜならリーダーが太ければ太いほど水の抵抗が大きくなるためエギの動きが悪くなります。特にフロロカーボンの場合は重い材料なのでその影響が顕著に現れることから特別な場合を除いて8lbの使用をおすすめします。

基本的には, メインラインのパワーに合わせる

通常は8lbのものを使用しますが、メインラインに合わせたリーダーの選択も必要ですが通常のエギングの場合、耐久性や比重の面からフロロカーボンラインの使用をオススメします。ナイロンラインの場合、しなやかで伸縮性がある分フロロラインより扱いやすいものの、耐久性とエギの操作性に難があるからです。

状況によっては, 16lb以上も視野に入ってくる

巨大イカを釣ろうとする場合や海底の地形が複雑な場合、一般的な太さのラインやリーダーでは獲物の重さや擦れで切れてしまう可能性があります。そのため、釣り場の状況や狙う獲物の大きさ次第では16lb以上の太くて丈夫なリーダーの使用を視野に入れる必要があります。

エギングラインの選び方③ 色

各メーカーから販売されているライン、その色も様々です。一見本人の好みで選べばいいと思われる要素ですが、ラインの確認しやすさを左右する重要なポイントです。ちなみにアオリイカは視力が発達したイカなので、同じく色でバレてしまうのではないかと考える人もいますが、イカの目は白黒でしか認識できないため色は認識出来ないそうです。

視認性が高い色は有利

様々な色のラインが販売されていますが、釣りに慣れない内はラインを視認しやすいように目立つ色のものを使用して下さい。例えば黄色。とくに背景が黒一色のときに目立つ色なので、ナイトゲームに適しています。次に緑色です。一見目立たない色に見えますが背景色が白黒に近い海の場合、最も際立って見える(視認性が高い)色です。

また、色によっては一見目立つ色だったとしても、背景色と同化してラインの位置が分かりにくい場合もあります。そのため釣り場の地形や天候、釣りの時間などを事前に把握した上で、しっかりと視認できる色のラインを選ぶことも重要になります。

ラインの色と釣果との関係も考慮したい

イカの中でも最も視力が発達していると言われるアオリイカ。前述の通り色を認識できないとは言われていますが、使うラインの色と釣果の関係については議論が繰り返し行われているほどです。確かなデータが存在しないので、目立つ色のラインがイカにどれだけの影響を与えるのかは定かではありません。

そのため、もし目立つ色のラインを使用したらイカに警戒されるのでないか。そのような不安を感じるのでしたら海中で目立たない色のラインの使用をおすすめします。ラインカラーに不安を抱えたまま釣りをしたところで、いい結果を得られるとは思えないので自分が納得できる色を選びましょう。

おすすめの各種エギングラインをご紹介!

ここまで説明してきたとおり、一口にエギングラインと言っても太さや材質などに特徴があるため、一つのラインだけ使えば良いというわけではありません。かと言って全てのラインを紹介するのは難しいので、ここではメインラインとショックリーダーを5種類ずつ紹介していきます。

おすすめのエギングライン① メインライン

まずはおすすめのメインラインを5つ紹介します!数は少ないですが、これからエギングを始める人に最適な安価なものから、エギング業界では定番のラインまで、それぞれのラインの特徴を簡単に紹介します。

ラパラ(Rapala) ラピノヴァX マルチゲーム0.8号

ラパラ(Rapala) ラピノヴァX マルチゲーム 150m 0.8号 17.8lb ライムグリーン Rapinova-X Multi Game 150M . RLX150M08LG

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ラパラ社が販売しているPEラインで、エギング以外の釣りでも使える使用可能です。特殊コーティングが施されているので強度が高く、糸絡みなどのトラブルも軽減されています。長さ150mのもので値段が約1500円と、コストパフォーマンスにも優れています。

よつあみ(YGK) PEライン Gソウル X8 アップグレード

よつあみ(YGK) PEライン Gソウル X8 アップグレード 150m 1号 22lb 8本 グリーン

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YGKよつあみ社が販売しているラインです。アップグレード版はメーカー独自の組工法と加工が施されているため、従来よりもハリとコシが向上しています。優れた操作性と耐久性だけでなく1m毎に15cmのバイトマーカーが付いているためアタリが捉えやすくなっています。写真は150mのもので、値段は約2,500円です。

サンライン(SUNLINE) PEライン ソルティメイト PEエギ ULT HS4 

サンライン(SUNLINE) PEライン ソルティメイト PEエギ ULT HS4 180m 0.5号 3.9kg 4本 ホワイト・ピンク・ライトグリーン

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サンラインが販売しているラインで、10m毎のカラーローテーションで飛距離が把握しやすいデザインが特徴です。山田ヒロヒト氏のプロデュースで作られたこの製品。「俺が求めていた最高峰の感度を得ることを可能とした“Higher Stage 4”」のキャッチフレーズどおりの性能です。お値段は約3,000円です。

デュエル(DUEL) PEライン ハードコア X8 エギング

デュエル(DUEL) ライン(PE): HARDCORE X8 エギング 150m 0.8号 : 3色色分ケ(グリーン/ホワイト/ピンク)

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デュエルより発売されているラインで、ウルトラPEを密巻にした8本撚りの強度としなやかさに優れた製品です。そのコシから扱いやすさに優れていて、マーキングも施されていることから初心者に優しいラインになっています。値段も0.6号、150mのもので約1,700円とコストパフォーマンスにも優れています。

モーリス(MORRIS) ライン アバニ エギング プレミアムPE X4 

モーリス(MORRIS) ライン アバニ エギング プレミアムPE X4 ミルキー 150m 0.6号

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モーリスが販売しているラインで、優れた強度の原糸を密に編み込むことでムラのない高強度の製品に仕上がっています。元々滑らかだった表面にスーパーフッ素のコーティングを施すことで、優れた低摩擦性を実現。優れた耐久性と圧倒的な飛距離を誇ります。値段は約2,000円とコストパフォーマンスにも優れています。

おすすめのエギングライン② ショックリーダー

ラインを補強するために欠かせないショックリーダー。ここではオススメリーダーを5種類紹介します。安価なものから定番のものまで、それぞれの特徴を紹介するので、これからエギングを始める方は購入時の参考にして下さい。

ヤマトヨテグス(YAMATOYO) リーダー フロロショックリーダー

ヤマトヨテグス(YAMATOYO) リーダー フロロショックリーダー フロロカーボン 30m 2号 8lb クリア

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ヤマトヨテグスが販売しているリーダーで、材質にソフトタイプのフロロカーボンを採用しているため、ラインを引っ張るだけで巻き癖が取れるのが特徴です。携帯性に優れる薄型スプールで、ラバー製バンド付きで約600円とお手頃な値段です。

クレハ(KUREHA) リーダー シーガー バトルエギリーダーII

クレハ(KUREHA) リーダー シーガー バトルエギリーダーII 30m 2号
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