春から初夏にかけて
水温が15度を越えてくると産卵のため浅瀬に近付いてきます。そのため、岸からのエギングにおいは岸側の産卵場に近づくこの時期がよく釣れます。ある頃に釣れるイカを「親イカ」と呼び、比較的大型が揃う。ただし、釣れやすい小型のイカが少ないため、数を釣る時期ではないと言えます。
秋から初冬にかけて
春に産まれた子イカの数釣りが楽しめるのがまさにこの時期。活発に捕食する為、餌木への反応も良好です。ただし、水温が下がってくると水温の安定している深場に移動していくため、浅瀬では釣りづらくなる。その時期はまさにティップランエギングで沖に出て釣るのがおすすめです。
エギングとティップランエギングの違いは?
かつてのエギングブームから愛好家が急増してから数年、今やボートエギングの定番として人気を博しているティップランエギングの二つの違いを徹底解説。ここではより具体的にその違いを解説していきます。
そもそも岸から沖に向かって餌木(エギ)を投げて、アオリイカが餌木を抱いてからアワセを入れて釣るのをエギングと呼んでいますが、一方のティップランエギングの舞台は岸ではなく沖の上!遊漁船や乗合船、ボート等で沖に出て、風にボートが流されるのを利用して釣ります。
ティップランエギングは風がないと成立しない『流し釣り』(ドテラ流し)で、より深場にいるアオリイカが餌木を触った瞬間に合わせを入れて積極的に狙う釣り方の1つです。こうする事でより簡単に数釣りが楽しめるわけです。
ティップランエギングの釣り方
では実際にどういった釣り方をするのか、ティップランエギングの基本的なアクションを確認していきましょう。まずは大まかなアクションから、より細かくそのテクニックを習得していきましょう。