滝行とは
落下する強い勢いの水に当たる目的で滝に入って行う修行のことです。水で清めて赤をとることを垢離(こり)といい神仏に祈願するときに冷水を浴びます。垢離(こり)は・水垢離(みずごり)・水行(すいぎょう)とも呼ばれます。漢語(中国の引用語)には見当たらない純粋な和語(大和言葉)で日本独自の文化です。
滝に入って行う精神修行
滝の強烈な水流を全身に受けることで目的を達成する為に心身を鍛える日本古来からの身体技法です。また、禊(みそぎ)の意味もあり、罪や穢(けが)れを水で流すという意味もあります。夏はもちろん冬の寒い日にあえて行うこともあります。
僧侶や山伏が行う修行の一つ
現在密かなブームになりつつある
テレビで芸能人が滝行をするなど、修行という硬いイメージが薄れて女性グループやカップルで滝行体験に行く人が増えています。・リフレッシュ効果・運気のリセット・ストレスが吹き飛ぶ・鍛えたい・マッサージ効果・煩悩を消したい・神体験など、理由は様々です。
滝行おすすめスポット①三重院【群馬県】
本尊は薬師如来で、脇佛には・不動明王・三宝荒神・観音菩薩・地蔵菩薩です。宗派は本山修験宗で、三重院は貞和4年(西暦1349年)に開山しました。修行体験を積極的に受け入れてくれる寺院です。
いつでも体験可能
本格的な山伏体験修行
1泊〜2泊の宿泊コースでは山の中をひたすら駆け回る「峰入り」と、「真言」を1万回唱える「マントラ修行」と「滝行」を行います。この山伏修行はとても厳しいのですが興味のある方はぜひどうぞ。三重院の火渡り大祭はとても有名です。火渡りもお願いすれば参加できます。