初心者にもやさしいコマセ入門!作り方から使い方までご紹介

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配合餌は、オキアミやアミエビなどと混ぜることによって集魚効果を高めることができます。種類も多く、アジ専用とかクロダイ専用といった専用配合餌もあります。釣りたい魚があれば、まずは専用配合餌を使ってコマセを作ってみましょう。

配合餌の必要性

配合餌の配合目的 その1 粘り気

配合餌を使う目的は、オキアミやアミエビを単独で使うより集魚効果を高めることにあります。役割はいくつかありますが、一つは、粘り気によるまとまりやすさがあります。これによって、コマセを散らばることなく目的のポイントまで、投げ入れることができます。また、竿を上下に動かすことによって、目的のポイントでコマセをほぐすことができます。コマセの重さを変えることもできますので、魚の習性に合わせて落下スピードを変えることも可能になり、より魚が集めることができます。

配合餌の配合目的 その2 匂いと見え方

次に、匂いと見え方です。魚は、海中ではアミノ酸の匂いを感じ取れると言われており、匂いに敏感で嗅覚が良い生き物です。配合餌には、魚の好きな匂い成分が含まれており、より多くの魚をおびき寄せることができます。見え方では、海中でキラキラと漂うものに反応する魚のために、キラキラ成分配合と謳っている配合餌があります。逆に海中を濁らせて、そこに何かが動いているように思わせて魚を集める、濁り成分配合を謳っている配合餌もあります。

配合餌の配合目的 その3 増量剤

最後はコマセの増量剤としての役割です。コマセは、魚をおびき寄せるためにはそれなりの量が必要になってきます。長時間となればかなりの量が必要になります。配合餌の中にはパン粉や麦が入っているものがあります。これらによって、アミエビやオキアミの量を減らし、長時間の釣りにコストを安くして対応することができます。

市販品のコマセ

コマセを買ってみよう

道具がないけどとりあえず、コマセ釣りを早くやってみたいといった方は、市販のコマセを使うのが便利です。混ぜる必要がなく持ち運びが楽ですし、長期保存できるものもあります。匂いが苦手という人には、ブルーベリーの香りのコマセもあります。女性に人気のようです。ただ、慣れてきたらできれば自分でコマセを作ってみましょう。どんな魚が釣れるか想像しながら作ると、コマセ釣りの楽しみが格段と広がります。なぜなら、コマセを作るところからもうコマセ釣りは始まっているのです。

コマセ作りに必要な道具は?

コマセバケツ

コマセを作ったり、コマセを入れて保存しておくバケツです。コマセが乾かないよう蓋付きがベストです。柔らかい素材のボックスコンテナ(バッカン)でもOKです。こちらは、持ち運びが楽になり便利です。

水汲みバケツ

水汲みバケツ。オキアミや配合餌などと混ぜる海水を汲むのに使います。ロープが付いていると足場の高いところからでも海水を汲むことができて便利です。荷物にしたくないのであれば、柔らかい素材のバケツもあります。

コマセミキサー

コマセを混ぜるときに使います。オキアミ、アミエビなどが凍っていた時、砕くときにも使えます。マゼラーとも言います。アミエビや配合餌などを均一に混ぜなければいけないので、力の入れやすいものを選びましょう。

コマセを撒くヒシャク

出典:amazon

ウキフカセ釣りの時は専用ひしゃくがあり、それを使ってコマセを投げます。海に投げ入れることができれば何でもよい気もしますが、手が汚れない、きれいにコマセが取れる、適量を狙ったところに投げ入れることができるなど、あると便利です。

コマセを詰めるスプーン

出典:Amazon

かご釣りでコマセをコマセビシに詰めるときは、専用スプーンを使います。柄の部分が注射器のようになっていて、押し出してコマセをコマセビシの中に詰めてることができ、手を汚さずに詰めることができます。

コマセ釣りに使うツケエ(付け餌)

ツケエ(付け餌)

コマセでおびき寄せた魚を釣る時に、針につけておく餌をツケエと言います。付け餌とも言います。ツケエには、オキアミがよく使われているようです。ツケエは、コマセ用として購入したオキアミの中から選んで使用することが多いです。食いつきが悪い時は、オキアミをむき出しにしてつけると効果があります。また、抱き合わせといってオキアミを2匹針につけて大きく見せることによって魚が興味を持ち、食いつきがよくなることがあります。

コマセ釣りで釣れる魚種

よく釣れる魚

波止や磯にいる魚ならウキフカセ釣りでほとんどが釣れます。よく釣れる魚は、アジ、タナゴ、メジナ、クロダイ、カサゴなどが釣れます。船で沖に出て深いところで、カゴ釣りをする場合よく釣れる魚は、マダイ、クロダイ、ブリなどがいます。

まとめ

コマセ釣りに行こう

皆さん、コマセを作って、コマセ釣りに行ってみましょう。不安な人はコマセを購入してもかまいません。コマセ釣りが楽しくなってきたら、是非自分でコマセを作ってみてください。自分で作ったコマセで魚を釣り上げることができれば、より一層、コマセ釣りの楽しさを感じることができるはずです。さあ、行きましょう!