国府津海岸とは?国府津海岸の場所
国府津海岸は神奈川県小田原市内東部の海岸です。水深がある場所なので海水浴で訪れるお客さんは少ないです。しかし、国府津駅からも海岸が見え、電車でのアクセスもよく、さまざまな種類の魚が釣れる人気の釣り場となっています。国府津海岸は西湘バイパスの高架下になるため、突然の悪天候でも雨やどりができる場所があり安心ですね。
国府津海岸のアクセス
西湘バイパスの下に釣り場が面しているため、高速道路で都心から1時間弱で到着することができます。国府津海岸の最寄りの駅はJR国府津駅で、JR東海道線沿線なのですので、東京駅から約80分で都心から電車でも非常にアクセスしやすい場所になります。
また、国府津海岸から湘南や箱根へのアクセスもいいので、釣り終わりで温泉に浸かったり、観光を楽しむことができます。休日に国府津海岸周辺でまったり過ごすのもおすすめです。海岸のそばを通る国道1号線まで出れば、釣具店やコンビニがあるので現地で必要なものを調達することも可能です。
湘南江ノ島へのアクセス
湘南は観光するにもすごく人気の街ですよね。観光地で有名な湘南江ノ島までは、車、電車ともに約40分程度でアクセスできます。遠方からお越しの方は、ぜひ湘南にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
箱根ヘのアクセス
こちらも観光地として人気のある街ですね。箱根の玄関口として知られる箱根湯本。国府津海岸から箱根湯本までは車で約15分、国府津駅から箱根湯本駅まで電車で約30分になります。釣り終わりに温泉、こんなプランなら最高ですね。
国府津海岸で釣れる魚
国府津海岸では、海岸線を回遊する青物やシロギスが多いのが特徴です。釣れる魚種も非常に多く、季節によってたくさんの魚と出会えるでしょう。ショアジギングや投げ釣りなど、さまざまな釣りを楽しめます。
サバ
国府津海岸は良型のサバが多いといわれており、サバ釣りで人気の高い場所でもあります。青魚の代表ともいえるサバ、食べても美味しいのは皆さんご承知の通りです。釣りやすい時期は春から秋にかけてと、長いシーズン狙える魚でもあります。
イナダ
イナダとはブリの若魚で、関西ではハマチと呼ばれる魚です。脂ののりがよく、刺身で食べるのが人気の魚ですね。釣りやすい時期は夏から秋にかけてですが、4月から12月まで長い期間狙える魚になります。
ヒラメ
国府津海岸では、ヒラメも狙うことができます。ヒラメは煮付けにすると最高に美味しい魚ですよね。ルアーフィッシングで人気の魚で、海岸戦を広い範囲をで探っていくことが、ヒラメをゲットするコツのようです。
カレイとヒラメは非常に似ていますが、ヒラメは小魚を襲って食べているので、口も大きく、歯もギザギザした鋭い歯をもっています。口の形を見ればカレイとの違いは一目瞭然です。
ソウダガツオ
釣るなら、夏から秋にかけてが特にいい時期です。ソウダガツオは鮮度落ちが速い魚なので、釣ってすぐに血抜きと下処理が必要になります。血抜きの後、すぐに冷やせるようにクーラーボックスや氷を用意しておくといいですね。お刺身やたたきがにすると美味しい魚です。
シロギス
国府津海岸では、シロギス・カワハギなどを狙った投げ釣りもとても人気があり、投げ釣りではシロギスがメインターゲットになってきます。釣れたキスにマゴチやヒラメが喰ってくる場合もあるみたいですね。特に釣りやすい時期は、春から秋にかけてのようですが、基本的にオールシーズン釣ることができます。
カワハギ
カワハギは煮付けにしても、唐揚げにしても美味しいですよね。カワハギの肝は「海のフォアグラ」とも呼ばれており、肝醤油やポン酢などで食べられています。国府津海岸では、特に秋がカワハギを釣るのにはベストな時期になってきます
国府津海岸の釣り場
本格的に青魚の回遊が始まる夏場は、たくさんの釣り人が集まるほどの人気のある釣り場となっている国府津海岸。テトラ帯の周辺意外は、基本的に長く似たような海岸線が続いており、どこで釣ってもあまり大きな差はありません。ポイントとしては、大きく分けると3ヶ所のポイントがあります。
国府津駅から一番近いポイント、中央付近
国府津駅から一番近いポイントがこの中央付近と呼ばれる場所です。駅から海岸に向かって歩くと、一番最初に海岸へ降りる場所のあたりです。青魚を狙ったり、シロギスを狙った投げ釣りをする人が集まるポイントです。休日は特に人が多く、時期や時間帯によっては場所取りが大変かもしれません。
テトラ帯付近
テトラ帯付近では川からの流れ込みがあり、ヒラメやスズキを狙うポイントになっています。テトラ帯付近の沖の方は、国府津海岸の中でも一段と深い場所で、投げ釣りをするには絶好のポイントとなっています。
平塚寄り
国府津駅や、有料駐車場から遠いこの辺りは、中央付近なんかと比べると釣り人は少ないかと思います。やはり駅や駐車場から距離があるので、わざわざここまで来る必要はないですが、中央付近では人が多いことが度々あります。そんな場合には平塚方面に歩いてみて、人の少ない場所で釣るのがいいでしょう。