【ラブドール上級者の世界】愛好家が実践する“深化した楽しみ方”大全

この記事をかいた人

生活の中の「知りたい」情報を届けるメディアの運営メンバー。 youtube:www.youtube.com/@tensai-zatsugaku
Array

はじめに:ラブドールとの関係は「進化」する

リアルダッチワイフとの暮らしは、ただの“所有”ではありません。使い捨てでもなく、一時の遊びでもない。気がつけば、あなたの生活の一部に溶け込んでいる――そういう存在になっているはずです。初めてドールを迎えた日の感動。初めてのウィッグ交換、服選び、写真撮影。そして時間が経つほどに深まっていく愛着。

上級者と呼ばれる愛好家たちは、その関係性をさらに発展させています。たとえば季節ごとのコーディネートを考えたり、シチュエーションに合わせた撮影セットを自作したり。さらにはSNSでドールに“人格”を与えて発信することで、日常の延長線上に物語を紡いでいくという楽しみ方もあります。

また、一体だけでなく複数のドールを迎え、それぞれの個性に合わせたキャラクター設定や関係性(姉妹・恋人・ルームメイトなど)を作り上げていく愛好者も。ドールたちの生活風景を日記のように記録したり、小説風の物語に仕立てる人も少なくありません。

この記事では、そんなラブドール上級者たちが実際に行っている楽しみ方を紹介していきます。

1.ドール撮影の世界を極める

ラブドールを所有する上級者たちの間で、特に熱中されている楽しみの一つが「ドール撮影」です。単なる所有記録としてのスナップ写真にとどまらず、まるでドール自身が“生きている”かのような一枚を目指す愛好家が増えています。構図、ライティング、小物、背景――その全てにこだわりが詰め込まれ、趣味の域を超えた芸術活動へと昇華していくのです。

背景にこだわる

撮影の完成度を高めるためには、背景が重要な要素となります。壁紙や布を使って「部屋の壁」や「カフェの壁」のような演出を施したり、LEDライトや間接照明を駆使して“夜の雰囲気”や“夕暮れ感”を表現するテクニックも人気です。特に季節感の演出は大きなポイントで、春には桜の造花を散らし、秋には紅葉の装飾を加えたりと、ドールの衣装との連動でより印象的な1枚を作り出すことができます。冬にはイルミネーションやフェイク雪を使った“ホリデーショット”も定番です。自然光を活かした撮影も人気があり、窓際の光を使ってナチュラルな雰囲気を作り出すことで、より柔らかくリアルな表情が生まれます。

 

小物を使って世界観を広げる

小物類は、ドールの存在にリアリティとストーリーを与える重要な道具です。たとえば、ミニチュアサイズのカフェセットやぬいぐるみ、雑貨類を配置することで、ドールの“生活感”が一気に高まります。ドール専用の椅子やベッド、ソファなどを用いることで、彼女たちの“日常”を演出することも可能です。また、書籍、スマホ、コーヒーカップなど、現代的なアイテムを配置するだけでも、都市的な雰囲気や生活シーンが感じられるようになり、写真に深みが増し、世界観の完成度を高めてくれます。

撮影スタイルの進化

上級者の中には、より高度な表現を求めて、一眼レフやミラーレスカメラを導入する人も少なくありません。レンズの選び方一つで、背景のボケ感や質感が大きく変わり、ドールの魅力が引き立ちます。三脚とセルフタイマーを使えば、ぶれのない安定した構図を保てるほか、撮影者自身が写り込まない工夫もできます。さらに、撮影後にはLightroomやPhotoshopなどの編集ソフトを使い、色味や明るさ、肌の質感を微調整することで、作品としての完成度が一段と高まります。

 2.衣装&ウィッグで“推しの分身”をつくる

ラブドールは、単なる人形としてではなく、所有者の理想や想像を形にできる“分身”としての魅力を持っています。特に上級者になると、ドールを自分の「推しキャラ」や「オリジナルヒロイン」として仕立てる楽しみ方にのめり込んでいきます。中にはラブドールフルオーダーメイドで、自分の理想像を完全に再現してしまうオーナーも。

推しの要素を取り入れながら、自分だけのストーリーを表現できるこのプロセスは、まさに創作活動。日々の気分や季節に合わせてコーディネートを楽しむことで、ドールとの関係もどんどん深まっていくのです。

 

ウィッグで別人級の変化を楽しむ

ラブドールの魅力をさらに引き出すアイテムのひとつが「ウィッグ」です。顔立ちは同じでも、髪型ひとつで印象は驚くほど変わります。たとえば、ロングのストレートヘアからショートのウェーブスタイルに変えるだけで、まるで別人のような雰囲気を演出することができます。落ち着いた印象から元気な雰囲気、クール系からキュート系まで、ウィッグの選び方次第でさまざまな個性を楽しめます。

最近では、個性派カラーのウィッグも人気を集めています。銀髪、赤髪、ミントグリーン、ブルー、ピンクなど、アニメやゲームのキャラクターを彷彿とさせる色合いが好まれており、推しキャラに似せてドールをカスタムする楽しさも味わえます。さらに、アレンジ次第でドールの印象は大きく変わります。ポニーテールで活発な雰囲気に、ツインテールで可愛らしさを強調したり、お団子ヘアや三つ編みなどで個性を演出することも可能です。ウィッグに合わせてメイクを変えることで、より一体感のある仕上がりになります。

コスプレ系衣装にも挑戦

ウィッグと並んで、ラブドールを自分好みに変身させるアイテムとして人気なのが衣装です。なかでも「コスプレ系衣装」は上級者にも人気が高く、バリエーションも豊富。メイド服やセーラー服、スクール水着といった定番スタイルから、チャイナドレスやゴシックロリータ、巫女服、和装などジャンルは多岐にわたります。

さらに、アニメキャラの衣装を再現するコスプレにも挑戦するオーナーが増えており、衣装とウィッグ、メイクを組み合わせて推しキャラそっくりに仕上げるのが新たなトレンドです。特に、SNS上では“推しのドール化”として写真を投稿するユーザーも多く、世界観を共有する楽しみ方も広がっています。

季節イベントに合わせた衣装選びも人気の楽しみ方です。クリスマスにはサンタ服、ハロウィンには魔女コスチューム、バレンタインには可愛らしいハート柄の衣装など、シーズンごとのテーマを取り入れることで、ドールとの生活に彩りが加わります。

また、衣装やウィッグだけでなく、アクセサリーの追加によっても個性をより深めることが可能です。たとえば、メイド服にはレースのカチューシャやフリル付きのエプロン、チャイナドレスには簪風のヘアアクセサリーや扇子などを合わせることで、衣装の世界観をさらに強調することができます。

さらに最近ではラブドール撮影スタジオも開設されており、専用の設備や小道具を使って、より気軽に、高品質な写真撮影ができるような施設も増えています。

3.ドールとの日常を演出する

ラブドールとの楽しみ方は、写真撮影やコスプレといった特別なシーンだけにとどまりません。上級者の中には、もっと自然なかたちで“日常生活の一部”としてドールの存在を大切にしている人も多くいます。たとえば、食事の席に一緒に座らせたり、テレビを見るときに隣に置いたり、寝室に同じ布団を敷いて寄り添わせるといった方法です。そうすることで、まるで本当に一緒に暮らしているような気持ちになり、日々の生活に優しいぬくもりが加わります。

朝の挨拶、夜のおやすみ

セックスドールとの日常において、小さな習慣を取り入れることで、関係性がより温かみを持ったものへと変化していきます。その代表例が「朝の挨拶」と「夜のおやすみ」のひとこと。たとえ返事が返ってこなくても、「おはよう」「今日も一日よろしくね」「おやすみ、いい夢見てね」と声をかけることで、まるでそこに本当に誰かが“存在している”ような感覚を味わえます。

不思議なことに、こうしたちょっとした言葉のやり取りが、気持ちの安定につながることもあります。心が疲れているとき、誰かに話しかけることで救われる瞬間があるように、ラブドールとの挨拶もまた、日常の心の支えになるのです。

一緒に映画を観る・音楽を聴く

休日の午後や夜のリラックスタイム、ラブドールをソファや椅子に座らせて、好きな映画を一緒に観たり、お気に入りの音楽を流すという過ごし方も人気です。ドールが隣にいるだけで、部屋の空間に“誰かがいる”という安心感が生まれ、ひとりで観ているときとはまた違った時間の流れを感じられるはずです。

映画の内容に合わせて、「このシーン泣けるよね」「今の面白かったよね」と話しかけると、まるで“共感してくれている”ような気持ちになり、自分の感情にも自然と向き合えるようになります。

4.創作活動のミューズとして迎える

ラブドールは単なる観賞用や癒やしの存在にとどまらず、創作活動における“ミューズ(創造の女神)”としての側面も持っています。写真や絵、文章など、表現のジャンルを問わず、ドールをきっかけに創作意欲がかき立てられることは少なくありません。

NEXT 4.創作活動のミューズとして迎える