通常のアクションは、クロールのように大きく左右に揺れる動きです。左右の揺れ幅は、リールを巻く速度と、羽の角度で調整できます。スローに引いてもしっかりと、クロールアクションをとることから、完成度の高さを感じます。キャストでNZクローラーが裏返しで着水した時は、簡単にひっくり返りますが、その時のアクションもブラックバスに強烈なインパクトを与えます。
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NZクローラー インプレとは
他のクローラーベイトとくらべて、サイズはかなり大きいです。フォルムはナマズを意識し、そのかわいい外見から予想もつかないほどの釣果を生み出します。もともとはハンドメイドで製作していたルアーですが、こだわりを残しつつ量産化したものが、今のNZクローラーです。遅巻きから早巻きまであらゆるスピードに対応し、しっかりと水をつかんでクロールします。
NZクローラー 評判とは
数多くの人気ルアーを生み出してきたデプス、その中でも高い人気を誇るビックベイトがNZクローラーです。発売は2017年ですが、今でもその人気は衰えることなく、手に入らない方も多いのではないでしょうか。その人気の理由は、ビックバスを引き付ける高いアピール力です。多くのビックバスの釣果が報告され、NZクローラーの人気、評価共に益々高まるばかりです。
NZクローラーにはこのタックル① ロッド編
ロッドの硬さ
NZクローラは重さ約85g(3オンス)とかなりの重量があり、通常のロッドでは扱いが難しいため、専用ロッドの用意がおすすめ。ロッドの硬さには、柔らかい順に、ウルトラライト、ライト、ミディアムライト、ミディアム、ミディアムヘビー、ヘビー、エクストラヘビーがあり、NZクローラを扱うにはミディアム以上の硬さが使いやすいです。
ロッドの長さ
NZクローラーで使うロッドは、6.6ft以下の短めのロッドがおすすめ。NZクローラーはピンポイントでキャストすることが多く、短めのロッドは狙ったポイントにキャストしやすいためです。
おすすめロッドはデプス ヒュージカスタム H2N-64R
デプス ヒュージカスタムH2N-64Rは、全長6.4ft(195cm)、重さ186g、継数3本、仕舞寸法68cm。デプス製のロッドで、80kgオーバーのピラルク―も釣り上げることができ、ビックバスも十分に対応できます。仕舞寸法が68cmとコンパクトに持ち運べる点もおすすめです。
NZクローラーにはこのタックル② リール編
ベイトリールがおすすめ
ルアーの重量と、ビックバスを釣り上げることを考えると、スピニングリールよりパワフルなベイトリールがおすすめ。またNZクローラーは巻くときに、強い水の抵抗を受けるため、巻取りがパワフルなベイトリールを使うことで、釣りのストレスが軽減されます。ラインは20lb以上を使用するため、ラインキャパシティもチェックポイントです。
おすすめリールはアブガルシア レボ ブラックシックス
アブガルシア レボ ブラックシックスは、重さ:235g、ギア比:6.4:1、ラインキャパシティ20lb:100m。DLCコーティングピニオンギヤと2本指をかけられるダブルフィンガーを搭載し、トルクフルな巻き心地で、快適にブラックバス釣りを楽しめるでしょう。
NZクローラーにはこのタックル③ ライン編
ラインの素材はナイロン
ブラックバス用ラインは素材別に、ナイロン、フロロ、PEの3種類がありますが、おすすめはナイロンラインです。ナイロンラインは比重が低く沈みにくく伸縮性が高いので、トップウォータープラグのアクションを邪魔しません。ただし他のラインより吸水性が高く、劣化しやすいため、釣りに行く前にライン状態の確認をしましょう。
ラインのポンド
20lb(ポンド)以上のラインをおすすめします。その太さに驚かれる方もいるかもしれませんが、NZクローラーの重量と、ビックバスを釣り上げることを考えると最低でも20lbは必要です。
おすすめラインはバークレイ(Berkley) ナイロンライン 75m 30lb クリア Trilene Z
バークレイ(Berkley) ナイロンライン 75m 30lb クリア Trilene Zは、サイズ30lb、長さ75m、クリアカラー。日本製の安定した品質と低い吸水性で劣化が少ないため、ラインの負荷が高いビックバス狙いの釣りにも安心です。
まとめ
品薄で手に入らない方も多いNZクローラーですが、もしお店で見かけたら迷わず手に取ってください。ビックバス狙いのアングラーだけでなく、これまでトップウォータープラグを使ったことがない方も、水中から襲い掛かるブラックバスの姿にとりこになるはずです。