初心者のためのアナゴ釣りの情報まとめ

ケミカルライトをつける

科学発光させて光る証明器具のことです。釣りの他にはコンサートなどにも使われます。ケミカルライトはかならず使用しましょう。釣具店で購入するか、船宿にも取り揃えています。オモリのすぐ上に、ゴム管でライトを止めましょう。釣り場に着いたら、まず真ん中を追って、中の液を混合します。すると化学反応で光ります。この光にアナゴが寄ってきます。

餌のつけ方

餌はイソメです。まず頭の固い部分にハリを刺し、イソメをねじるようにしてから胴体に数回刺しましょう。縫い刺しと言います。釣っている途中、エサが食いちぎられたら、小さくなったイソメをそのままハリスの方にこき上げて、新しい餌を付けましょう。

アナゴが釣れた後の処置

アナゴは釣れた後、ぐねぐねと暴れ仕掛けにまきつきます。基本的に釣り鍼を外すというよりも釣れたらハリスを切って蓋つきの水くみバケツにしまうと考えた方がいいです。クーラーボックスにしまうときは、ビニール袋に入れて二重にしばってからしまうとぬめりやにおいなどがつかないのでおすすめです。クーラーボックスを使用する場合、夏場は氷必須です。冬はあまり劣化しないため、少しの氷と一緒に冷やしておきましょう。味にこだわる場合、釣れたらすぐに頭部の後ろを調理ハサミで切断、水くみバケツで血抜きしてからしまうとよいです。こうすると暴れなくなります。

東京・釣れる場所

東京近辺お住まいの方におすすめの釣りスポットです。冬のアナゴは生息地の水深が比較的ありますので、水温が低下しそうな場所の目星をつけておきましょう。特に工業地帯近辺はねらい目です。

東扇島西公園

川崎市にある釣りができる公園です。ポイントによって砂地があります。アナゴは湾内でも釣れるため先端の釣り座をとらなくていいですが、先端部分以外は根がかりが頻発するので注意が必要です。

ふれーゆ裏

横浜市にある釣りができる岸壁。場所にもよりますが手前に基礎とイガイによる根があります。アナゴはその部分を住処にしていると予想されます。行く日により、結構混みやすいので注意が必要です。

アナゴ釣りのコツ

アナゴ釣りは手返しが重要です。そのため仕掛けはシンプルな方がいいでしょう。ここはちょい投げでもよいですが、針が多い仕掛けは、上がった時に絡みやすいです。コツは、釣り方をシンプルにし、重りと1本鈎というシンプルな仕掛けでOKです。アナゴは歯も丈夫で、仕掛けを噛み切られることも少なくありません。 また、この釣り方でやる場合、仕掛けの入れ替え、針の替えを頻繁に行うことも少なくありません。常備しておくようにしましょう。

釣れた後のお楽しみ

釣れたら食べたくなるのが人間の性。ということで、アナゴの調理方法をご紹介します。

アナゴの白焼き

穴子のぬめりを熱湯でとり、フライパンで両面焼きます。表面のカリッとした食感と、身のほろりと甘い食感の両方が堪能できるシンプルで素材の旨味を感じる料理です。塩とわさびをのせてシンプルに頂きましょう。

じっくり漬け込む、煮穴子

クッキングシートを使い弱火で長時間煮て、味をなじませるため煮あがった後も煮汁に浸して冷まします。煮汁に漬け込んでいる間じっくりと味が実の奥まで染み渡ります。出汁がしみこむ穴子は美味です。また、煮る前には生臭さの原因になるぬめりを取り除きましょう。

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