朝マズメとは何時の事?
朝マズメと言う言葉を知っていますか?釣りをしている人なら必ず聞いたことがある言葉ですよね。空が明るくなり、日が昇り始める時間帯の事を朝マズメと言います。日の出の前後1時間くらいが朝マズメにあたると言われています。季節や場所によって該当する時間はかなり変動しますから、釣りをする場所の日の出の時間を調べてから行けば間違いないでしょう。
朝マズメだけじゃない!夕マズメも釣りにおすすめの時間帯
朝マズメは夜から朝にかけての日の出の時間帯を指しますが、反対に夕方から暗くなっていく夜にかけての日の入りの前後1時間を指すのが夕マズメです。こちらも朝マズメ同様、魚が釣れやすい時間帯として釣りをするのに適した時間として知られています。
夕マズメは女性や家族連れにおすすめ
少し前までの釣りといえば男性が楽しむ趣味というイメージが強いものでした。しかし、近年は女性向けのおしゃれな釣り道具が登場したり家族で釣りを楽しむ人が増えたりしたことでイメージが変わりつつあるんです。人気の釣り場ではいろいろな人が釣りを楽しむ姿が見られるようになりました。夜から朝にかけて釣りをする朝マズメよりも、昼間から夕方にかけてできる夕マズメなら女性や子供にはやりやすいのでおすすめです。
朝マズメはなぜ釣れるの?
そもそも朝マズメには何故魚が釣れるのでしょうか?ハッキリとしたメカニズムは未だ解明されていないのですが、太陽の出入りと魚の習性が大きく関わっているということは間違いないようなので、その仕組みを知ることがより釣果アップにつながりますので覚えておくとよいでしょう。
エサとなるプランクトンが動き出す
朝、日が昇って明るくなってくると魚のエサとなるプランクトンが動き出します。すると、プランクトンの捕食者である魚も捕食活動を始めるので活性が上がり、竿に付いたエサやルアーに食いつきやすくなるんです。そこを狙って釣るので朝マズメは魚が釣れる時間帯と言われています。
魚の活性が上がる
魚には夜行性の種類と昼行性の種類があります。活発に動く時間帯が種類によって違うということですね。朝マズメ・夕マズメは魚の活動の時間帯の変わり目になるので、いろいろな魚が釣れるチャンスが上がる時間ということになります。今まで全く釣れなかった種類の魚が突然釣れ出すのも朝マズメに釣りをする時の楽しみの一つですね。
釣り場の潮位チェックも忘れずに
海釣りに限ったことですが、潮汐は非常に重要な要素です。海には基本的に1日2回の満潮と干潮があります。潮位によっては釣果に大きく影響してきますから、朝マズメの時間帯に加えて潮見表で潮の動きをチェックしてから釣りへ行くのがおすすめです。満潮時と干潮時では釣れやすくなる魚種が変わってきますから、狙っている魚に合わせて潮位を確認してから釣りへ出かけましょう。
満潮とは
潮が最も満ちている状態のことを言います。堤防などで釣りをしていると、水面がとても近く感じられるでしょう。満潮時に釣れやすいと言われる魚の代表はスズキです。干潮から満潮へ向かって潮位が上がる上げ潮の時間帯にはキスなども狙い目ですね。他にも釣り場やその日の状況で釣れる魚は違うので、お気に入りの釣り場を見つけて研究してみるのも釣りの醍醐味の一つです。