レインダンサーはどんなアイテム?
モンベルの定番人気レインウェア
レインダンサーは国内最大手のアウトドアメーカーであるモンベルが製造・販売しているレインウェアです。レインウェアの機能をバランスよく持っているうえに価格もリーズナブルであり、レインダンサーは全てのメーカーのレインウェアの中でも定番中の定番として、非常にファンの多いアイテムです。
レインダンサーのラインナップ①ジャケット
モンベルのレインウェアは同一モデルについて、ジャケットとパンツがそれぞれ存在しています。まずここでは、レインダンサーのジャケットからご紹介します。モンベルの登山用品で培った機能性の高さが、脈々と受け継がれているアイテムです。
レインダンサー ジャケット【Men’s/Women’s】
防水性が高いうえに動きやすい
レインダンサージャケットは防水性、透湿性が高い上に、国内メーカならではの日本人の体型に合わせたシルエットや、肘部分に施された立体裁断により動きやすさを実現しています。デザインも非常にシンプルで、どんな場面でも活躍しそうな一着です。
スペック
- メイン素材: ポリエステル
- 素材構成: ゴアテックス®ファブリクス3レイヤー[表:50デニール・ナイロン・リップストップ]
- サイズレンジ:S、M、L、XL
レインダンサーのラインナップ②パンツ
次はレインダンサーのパンツをご紹介します。見た目については、他のレインウェアやスノーウェアに似ていますが、性能や機能性についてはレインダンサーのジャケットと同様、目を見張るものがあります。
レインダンサー パンツ【Men’s/Women’s】
細かい部分にこだわりあり
レインダンサージャケットと同様に防水性、透湿性の高さや、膝部分の立体裁断による動きやすさに加え、裾を絞って丈調節ができるサムエシステムや、内股部分の縫い目をずらすことによる摩耗強度の向上など、細かなギミックが散りばめられたアイテムです。
スペック
- 【素材】ゴアテックスファブリクス3レイヤー[表:50デニール・ナイロン・リップストップ]
- 【平均重量】244g
- 【カラー】ブラック(BK)、シャドウ(SHAD)
- 【サイズ】S、XL、S-L(ロング)、M-L(ロング)、L-L(ロング)、XL-L(ロング)
レインダンサーの魅力①安心のゴアテックス素材
レインダンサーはゴアテックス素材を使用しています。ゴアテックスについては中身をよく知らない人でも、名前だけは聞いたことがあったり、ロゴは見たことがあったりと、世界中のアウトドアメーカーで使用されている有名な素材です。ここではゴアテックスがいかに素晴らしい性能を持っている素材であるかをご説明します。
雨を完全ガードする防水性能
ゴアテックスの防水性は耐水圧50,000mmという数値で表されます。どのくらいの数値かというと、一般的なナイロン傘の耐水圧が250mm〜500mmですので、100倍以上の防水性能があるということになります。また、レインダンサーにはゴアテックスに撥水機能を持つ表地が貼り合わせてあり、さらに完璧な防水性能となっています。
透湿性能で衣服内部をドライに保つ
ゴアテックスの特徴として、防水性だけではなく、透湿性が優れている点が挙げられます。簡単にいうと、雨や雪のような液体状のものは通しませんが、汗のような水蒸気については通してくれる優れものです。アウトドアで激しく動き回った際にも、レインダンサーの内側には蒸気が溜まらず快適に過ごすことができます。
レインダンサーの魅力②摩擦や裂けに強い耐久性
レインダンサーの魅力として、摩擦や裂けに強い耐久性があります。アウトドアシーンで使うことの多いレインウェアとしては、予測し得ない事態に備えて、耐久性が高いに越したことはありません。ここではレインダンサーの耐久性の高さについてご説明していきます。
突然のアクシデントにも安心の強度
アウトドアシーンでは、木々の間の細い道を進むことや、ちょっとした岩場を登るシーンが想定されます。その際にウェアは枝に刺さったり、岩場に擦れたりとダメージを受けてしまいます。レインダンサーはゴアテックスの表地と裏地に生地を貼り合わせた3層の布地によって強度を高めていますので、突然のアクシデントにも耐久性が高くなります。
レインダンサーの魅力③ジャケット・パンツを別々に選べる
レインダンサーの魅力としてジャケット・パンツを別々に選択できることがあります。ジャケットとパンツが別々に選べると、上下セットで買うことと比べて、どのようないいことがあるのでしょうか。ここでは、そのメリットについて説明していきます。
好みに合わせて組み合わせが自由
レインダンサーはジャケット、パンツとも多色展開されています。ジャケットとパンツを別々に選ぶことにより、自分の好みに合わせたファッションを実現することができます。また、ジャケット、パンツのどちらかだけが必要な場合や、パンツは別メーカーのものを使う、体型に合わせて上下でサイズを変えるなど、多彩な選択肢が生まれます。
レインダンサーの魅力④コストパフォーマンス
レインウェアを探していて気になるのは、やはりその値段の高さです。少しでも高品質なものを、安価で手に入れたいのは当然のことです。そんなコストパフォーマンスを重要視するあなたに、レインダンサーがピッタリである理由をご説明します。
お手頃価格でビギナーの最初の一着にも
レインダンサーはモンベルの他の高価なモデルに比べて、耐久性、軽量さやコンパクトさでほとんど見劣りしないレベルにかかわらず、コストが抑えられている特徴があります。アウトドアのビギナーから中〜上級者に対して、必要十分なパフォーマンスを備えており、とりあえず最初の一枚として非常にお勧めできます。
よりお得を目指すならアウトレットも
レインダンサーについては、そろそろ新作が発表されることとなっており、型落ちの製品がアウトレットで手に入ります。機能の多少のアップデートはあるにせよ、現在の高品質なレインダンサーを安くゲットしたいなら、アウトレットもチェックしてみることをお勧めします。アウトレット商品については、三井アウトレットパーク内のモンベルストアだけでなく、一部モンベルストアでも取り扱っていますので、一度ホームページをチェックしてみましょう。
同じモンベル製品「ストームクルーザー」との違いは?
モンベルのレインウェアには、レインダンサー以外のモデルにストームクルーザーがあります。見た目にはそれほどレインダンサーと差はありませんが、明確な違いが存在します。ここでは、レインダンサーおよびストームクルーザーの特徴を比較し、どのような人にどちらが向いているのかを明らかにしていきます。
スペックや性能の違いを検証
レインダンサーとストームクルーザーを、①防水透湿機能、②価格、③収納サイズと重さ、④その他の機能の4点について、スペック・性能比較していきます。詳しくは下で見ていきますが、見る人によってはレインダンサーとストームクルーザーの間に大きな差を感じられないかもしれません。
比較①防水透湿性能
ストームクルーザーはレインダンサーとゴアテックスの裏地(自分の体に当たる側の生地)が異なっており、レインダンサーよりも透湿性と耐久性を高めたモデルです。運動量や障害が多めの登山など、シビアな状況への対応を求める場合にはレインダンサーよりもストームクルーザーが向いていると言えます。
比較②価格
価格についてはジャケットで比較すると、ストームクルーザーが20000円程度、レインダンサーが16000円程度となっており、約4000円の価格差となります。性能差の価値をその価格差に見いだせる人はストームクルーザー、必要十分な機能が備わっていると感じる人は、レインダンサーを選択するのが良いでしょう。