【久留米看護師連続保険金殺人事件】吉田純子の生い立ちや裁判の判決、現在とは

久留米看護師連続保険金殺人事件は2002年に発覚した4人の看護師による保険金目当ての殺人事件です。犯人の吉田純子はマインドコントロールで他の3人をたくみに操り殺人を行います。久留米看護師連続保険金殺人事件の概要や手口、犯人の生い立ちや現在などを徹底解説します。

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目次

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久留米看護師連続保険金殺人事件とは?

保険金目当てに自分の夫を殺した殺人事件をご存知ですか?この殺人事件は、看護師という職業の知識を使い保険金の為に自分たちの夫を連続して殺していった殺人事件です。事件は、共犯者の一人が罪悪感から自白した事により発覚しました。どんな事件だったのか詳しくご紹介していきます。

この事件で重要となる人物

この事件の一番の鍵となる人物は”吉田純子”と言われる女性の存在です。この女性があらゆる手を使い、人々の心に入り込み共犯者を作っていくのです。そして、共犯者となってくれる人々ができた所で実際に犯行を繰り返して行くのです。

事件を起こした時期と場所

場所は事件のタイトルにもなっているように、福岡県久留米市内で看護師4人によって繰り広げられました。最初の事件が1998年に実行されそこから逮捕される2002年までの期間繰り返されていたのです。この間には大きな殺人だけでなく細々と人を騙しお金を奪っていました。

この事件の最大のポイント

この事件で最大のポイントとなる所は、主犯格であった吉田のサイコパスな部分とマインドコントロールに長けていた部分です。彼女がマンドコントロールに長けた人物ではなければこの事件は発生しなかったのです。その部分を踏まえて今後の記事を読み進めて下さい。

久留米看護師連続保険金殺人事件の概要

この事件は、吉田を筆頭に堤と池上と石井の4人で組んで保険金のために殺人を繰り返した事件です。彼女たちは元々聖マリア学院短期大学の同級生で一緒に看護を学んでいた仲間でした。そこから繋がりを持ち、それぞれの夫を殺害するにいたったのです。

同じ看護学校で出会った4人

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彼女達は同じ看護学校に通っていたことで出会いました。吉田は高校でも看護科におりましたが、その後看護の専門学校に進み、この専門学校で今回の共犯者である3人と出会ったのです。

学校卒業後の再開

元々、吉田と堤は同じ病院で勤務しておりましたが、最初から親しくしていたわけではありませんでした。当時、堤は既婚者と付き合っており、上手くいかずその事を吉田に相談した事をきっかけに距離が縮まっていきました。

他2人との再会

堤と再び近づいた事をきっかけに看護師学校時代に仲のよかった旧友とも再会し始めます。そして、吉田は前と同じように、相談に乗るかのように二人に近づいたのです。元々、吉田は彼女たちの家族間のトラブルや悩みを調べあげていました。

そして、その悩みを利用しさらに問題をこじれさすようウソをついたのです。そのタイミングで吉田は二人に近づき”先生”の名を使いなんでも悩みを解決できる等と調子を合わせていきました。

1998年犯人の一人池上和子の夫をグループで殺害

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この事件で一番初めに殺害された被害者です。吉田は彼女の夫が彼女と子供を殺害しようと計画立てていると事実無根の嘘をつき、彼女を困惑させ殺される前に殺してしまおうとそそのかしたのです。吉田の嘘を信じ込んでしまった彼女は夫の殺人を計画立て実行犯として殺してしまったのです。

吉田がこの事件でついた嘘とは?

池上は夫の殺害計画を持ちかけられる前に、女性関係で夫が起こしたトラブルの事を吉田に相談し、解決してもらっていたのです。そして、その時に夫から恨まれたんじゃないかと思っていた彼女に向けて、吉田は彼女の夫が彼女と子供達を殺害しようと計画していると嘘を吹き込み、本当に殺されてしまうと思いこんでしまったのです。

当時の殺人計画

この計画では、お酒好きの夫が酔っぱらった所で、睡眠薬とカリウムを使い殺害しようとしておりましたが、実行するも変化がなく失敗に終わりました。しかし、看護師の知識のある彼女たちは後日、酒を飲ませ、更に睡眠薬を盛り眠らせたあと、カリウム製剤と空気を体内に入れ殺害したのでした。

1999年犯人の一人石井ヒト美の夫をグループで殺害

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次の被害者は、石井の夫でした。この事件でも主犯である吉田が彼女の夫が借金問題を抱え苦しんでいると彼女に吹き込み、殺害し保険金で借金をなんとか支払うしかないとそそのかし殺害計画をたてたのです。

吉田がこの事件でついた嘘とは?

石井の夫が不倫をしており、不倫相手に貢ぐために色々なヒトから借金をしていると嘘をついたのです。しかも、夫がお金を借りたことでトラブルとなり自殺をした人までいる。最低な男だ等と夫がとても悪い男だと思いこませるような嘘を付いていました。

当時の殺害計画

池上の夫と同じよう、酒好きの夫をアルコール中毒に見せかけ殺害しようと計画を立てました。そして、食事の中に睡眠薬を混ぜ、夫の好きなお酒を渡し眠らせる計画でした。夫は酒が強く基本眠ってしまう事はないが、この時は睡眠薬の力もありすぐに眠らせる事ができると計画したのです。

そして、眠らせた夫の口にチューブを差し込み、お酒を胃まで直接流し込み殺害する計画でした。深い眠りに入らせる事には成功したが、殺害までは結局上手くいかずこの時も空気注射をすることにより殺害する事ができたのです。

食事の混入物に気づいていた?

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石井の夫は、まず食事に入れた睡眠薬で眠らせのちのお酒を飲ませ深い眠りにつくよう計画しておりました。当日、食事を口に運んだ夫が、食事に違和感を感じ石井に聞いております。しかし、石井が取り替えると提案しましたがそのまま食事を食べ続けました。

その食事には睡眠薬を混入させていたので、少し味が変わっていたのです。そして、その後吉田から高いウィスキーをもらったからそれを飲むよう夫にすすめ見事に深い眠りについていったのです。

2002年犯人の一人石井ヒト美の自首により全員逮捕

石井は夫を殺害した後悔等から精神的に落ち込んでおり、マンションの生活を辞め、実家に戻って生活をしておりました。その間も吉田からの脅迫めいた物が続き、恐ろしくなり警察に自首する事を決意しました。そして、石井の自白により主犯、共犯者全員が逮捕されたのです。

吉田は堤の実母殺害の実行犯を石井に行わさせていた

吉田は堤の実母殺害を石井に行わせようとしておりました。しかし、この計画は結局、失敗に終わってしまったのです。そして、吉田は失敗した事に対し石井に責任を取るように言い渡し多額の金銭を要求しさらには子供達まで手放せと脅迫をし始めたのです。

石井は土地を売れと脅されていた

堤の実母殺害に失敗した石井は、制裁金として吉田に300万の請求を言い渡されました。そんなお金はないと言った石井に対し、吉田は以前より目をつけていた石井の実家の土地を売れば簡単にお金を作れるともちかけたのです。

石井を警察に連れて言ったのは石井の伯父

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吉田から、実家の土地を売れと言い渡された石井は流石に一人の判断で土地を売る事は難しいと判断し、伯父に相談します。そして、伯父は石井が吉田に騙されているのだと気づくと警察に行くように進めるのです。

その時、石井はもちろん伯父にも夫を殺害した事実は伏せていました。伯父には吉田に奪われた保険金なども事も話、警察にはまず相談しに行くと言う名目で伯父の付き添いの元警察に出向いたのでした。

石井の供述内容

石井は、最初こそ自分の夫を殺害した事実を伏せておりましたが警察が調査を進める毎に全貌が明らかになっていきました。結局は、夫の殺人に関しても調べは上がっている状態となったため全てを自白したのです。これをきっかけに、全員逮捕となったのです。

久留米看護師連続保険金殺人事件の裁判の行方は?

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共犯者である石井の自主によって発覚したこの事件、主犯である吉田はもちろんの事、共犯であった他2名(堤、池上)も警察に捕まりました。主犯の吉田はもちろん一番重い罪となり、他3人にも判決は下りました。裁判がどんな方法で進み、判決がどのように決定したかをそれぞれご紹介していきます。

久留米看護師連続保険金殺人事件の判決①吉田純子

この事件で、吉田は自身が贅沢をして暮らしていく為のお金や、借金の返済等の為に多額の金銭を騙しとっていました。元同僚の看護師をはじめ、共犯者であった他3人からも多額の金銭を巻き上げていたのです。

保険金は全て吉田に渡されていた

夫殺しを犯した共犯者2名ですが、元々は保険金目当ての殺人でした。夫を殺す事により多額の保険金を手にした彼女たちですが、もちろん吉田が全てのトラブルを回避し、支払いも吉田から行う等と彼女たち言いくるめ全ての金銭を着手していたのです。

吉田に対する判決の結果

当然、この事件の主犯格とみなされた吉田は刑の中でもっとも思い死刑判決が下りました。もちろん、吉田はこの判決に納得いかず上告しており、自分が主犯格ではない、もちつもたれつの関係だったので一人だけ死刑はおかしいと訴えていましたが死刑判決が覆される事はありませんでした。

久留米看護師連続保険金殺人事件の判決②堤美由紀

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彼女は無期懲役(求刑死刑)を言い渡されています。彼女は吉田と一番近い関係にあり、吉田に指示されたことは全て実行していたため、判決が重くなったのです。もちろん、彼女もマインドコントロールで操られていたとはいえ、犯罪を犯した罪は重かったのです。

彼女が獄中死をしたなどの情報は入って来ていないため、現在も服役中の身であることは間違いなさそうです。服役中に問題を起こしている訳ではないため、吉田によるマインドコントロールも溶け、罪の意識が芽生えて反省しているのでしょう。

久留米看護師連続保険金殺人事件の判決③石井ヒト美

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彼女も夫を殺した罪や人を脅した罪などで逮捕されましたが、判決は懲役17年(求刑無期懲役)となりました。逮捕された時は吉田のマインドコントロールが溶けていたのと、やはり自主をしたことで刑が軽くなったと言えます。

元々彼女は夫を殺めてしまった罪の意識からとても落ち込んでいたりと反省の色が見られる状態でした。最初は夫を殺したことを隠していたとはいえ、後に全てを告白し全員の逮捕へと繋がったことも判決に大きく影響されたと言えます。

久留米看護師連続保険金殺人事件の判決④池上和子

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彼女は堤と同じよう、判決も無期懲役になり得る状態でした。(求刑無期懲役)しかし、彼女は病気を患っており判決を受ける前に亡くなってしまったのです。実際に刑を受けることはありませんでしたが、生きていたら現在も服役していたでしょう。

 

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人の生い立ち

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主犯となった吉田の生い立ちはとてもひどいものでした。子供の頃から培った悪知恵の良さや虚言壁もあり、人々を信じさせる為の能力は十分だったのです。他の3人も何故主犯格に騙されてしまったのか。心に何か弱みがあるとつけ入りやすくなりますがそんな所を狙われてしまったのでしょう。

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人①吉田純子

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ここで一番気になるのはやはり、主犯格である彼女の生い立ちではないでしょうか。彼女がどんな生い立ちで育ち、そしてどのようにして人をコントロールできるような人間になったのか。それは彼女の過去に大きくかかわっているのです。

吉田純子のプロフィール

  • 生年月日:1959710
  • 年齢:56歳(没年齢)
  • 出身高校:私立佐賀女子高校衛生看護科
  • 最終学歴:聖マリア看護専門学校
  • 家族構成:父・母・弟との4人家族

吉田純子と両親の関係

彼女の父は元々自衛隊におりましたが、辞めた後に自分で自動車の修理工場を営んでおりました。しかし、その事業が上手くいかず、母も内職をしておりましたがとても貧乏な生活でした。そんな生活のストレスを父は母に当たり散らし、母は父の稼ぎが悪いといつも愚痴っていたのです。

母親から虐待を受けていた

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子供の頃から虚言癖があった彼女の事を母は快く思っておらず、またよく出来た弟がいたせいで、彼女はいつも嘘つきの出来損ないだと過度な暴力をうけていたのです。母親も父親からキツク当たり散らされていたようなので、そのストレスを母親は彼女で発散していた物だと思われています。

吉田純子と兄弟の存在

彼女には4つ年の離れた弟がいました。弟は頭脳明晰、スポーツ万能で何をやらせてもいつも上手くこなしてしまような人でした。そんな弟を母は溺愛していたのです。一方母は彼女に対し虐待まがいの暴力をふるう事もあり、弟との差は一目瞭然だったのです。

小さい頃から虚言癖があった

家族環境の悪さも影響したのか、彼女は小さい頃から虚言癖がありました。虚言癖とは、息を吐くように嘘をつく人を指します。自分でも嘘をついている自覚はありながらも嘘をつく事が悪いと思っていない為、何故母が嘘をつく事を悪く思っているのかが理解できませんでした。

また、高校生になると虚言癖もエスカレートし、同級生に妊娠をしたと嘘をつきカンパを募っていったのです。もちろん、妊娠は真っ赤な嘘でカンパで集めたお金が目的だったのです。それをきっかけに彼女は学校を停学になっております。

昔からお金に執着していた

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彼女は昔の貧乏な生活がとても苦痛だったのか、昔からお金に執着をしておりました。学生時代の詐欺行為もお金を巻き上げる為でした。そして、彼女がお金に対してとても執着していると分かる一件が他にもあります。

吉田は、なんと結婚後に夫と共に夫の祖母の養子となっていたのです。通常であれば、祖母が亡くなった後の遺産は夫の父が受取人となるはずですが、夫、吉田共に祖母の養子となっていたため、遺産の受取り権利が出来たのです。そして、実際に亡くなった際にはしっかりと遺産を受け取っていたのです。

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人②堤美由紀

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彼女は既婚者である男と付き合い、妊娠中絶を繰り返しているような生活をしておりそれを吉田に相談していたのです。後に、彼女は吉田の言いなりになりなんでもするようになるが、元々依存性の高い性格だった事で、吉田のマインドコントロールに一番かかりやすいタイプだったと言えます。

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人③石井ヒト美

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石井は夫の浮気に悩んでおりました。そして、夫には借金があったため愛想をつかした石井は夫の所出て実家に戻っておりました。石井は、北九州にマンションを持っており、そのマンションも必要なくなった為1000万で売りにだしたのです。

もちろん、このお金の存在を嗅ぎつけた吉田は堤に興信所を装い石井に電話を掛けさせ夫が女性とトラブルを起こしたと嘘をついたのです。そして、その時に吉田が代理人になると助けを出し、石井が吉田を信用させるよにも仕向けていたのです。

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人④池上和子

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池上はいつも夫の浮気を疑っているような女性でした。実際はとても愛妻家で浮気等していませんでしたが、女性にもてる方だったので心配だったようです。しかし、その事を池上が吉田に相談していた為、池上を騙す良いチャンスだと思い利用し、夫を殺害させたのです。

しかし、和子にも過去に看護師時代の同僚を虐めていた経験があるのです。気に入らないと言う理由から、同僚の婚約者に同僚の悪口を吹き込む事で結婚を破談させていたのです。もちろん、この事を知っていた吉田はこの件でも池上に同僚が今でも恨んでいるので、損害賠償請求されると嘘をつきお金を巻き上げていたのです。

 

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人の現在は?

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先に伝えた判決を受けたそれぞれですが、吉田は死刑実行済、堤は現在も服役中、石井は刑期を終えたと言われており、池上は病ですでに亡くなっています。このように現在の4人は様々な状況なのです。

吉田純子は2016年3月に死刑執行済み

死刑判決のでた彼女ですが、すでに死刑は執行されており今はすでに亡くなっております。彼女は自分の刑を少しでも軽くしようと、拘置所内の配膳係に自分に良い結果が出るように証言しろと共犯者達に手紙を渡そうとしていました。

しかし、この計画は発覚してしまい、裁判の際にも全く反省をしていないとみなされ裁判の時には不利になったのです。死刑の執行は平成28年3月25日(享年56)に執行されました。

堤美由紀は無期懲役で服役中

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彼女は無期懲役の判決を受けているので唯一、未だ服役中の身と言えます。現在、服役中に何か問題を起こしたなどの情報は出ていないので、真面目に刑期を全うしている状態であると考えられます。

石井ヒト美は懲役17年で服役中

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彼女は17年の刑期を全うし、服役中も模範囚だったようですでに出所していると言われています。出所後は名前も変えて生活をしており、海外に生活の地を変えていると言われておりますが詳しい情報は包み隠されています。

池上和子は判決前に子宮ガンで死亡

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彼女は、逮捕はされておりますが、先に伝えたように病によってすでに亡くなっております。判決を受ける前に子宮ガンになり拘置所内で死亡したのです。生きていればまだ服役中の身であったと考えられます。

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人の家族の現在は?

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吉田には3人の娘がおりました、長女:紀子(当時19歳)次女:エリ(当時15歳)三女:さやか(当時13歳)です。事件が発覚するまでは、吉田のマンションの最上階に吉田と一緒に生活をしておりました。他の共犯者達に世話をしてもらっており、あまり母親業を行わなかった吉田とは良い親子関係とは言い難い関係でした。

吉田純子の長女の殺害も計画していた?

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なんと、吉田は実行には移されませんでしたが実の娘である長女の殺害計画も行っていたのです。長女は事件発覚当時19歳になっていたので、ある程度良い保険にも加入で来ていたのだと思われます。いくら親子関係が良好ではないとはいえ、実の娘を殺害しようとしていたなんてサイコパスのなせる業です。

吉田純子の娘は吉田の刑が軽くなるよう奮闘していた?

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吉田の長女は実母が自分の殺害を計画しようとしていたという事実を知りながらも、少しでも系が軽くなって欲しいという思いから上告に掛け合ったり吉田の為に頑張っておりました。しかし、思いは通じず吉田は死刑執行されたのです。

吉田純子の娘たちの現在

現在は、3人とも成人を迎えている年になっています。名前を吉田から変えて吉田純子の娘だとわからないように生活をしていると言われております。吉田は別居中の夫もおりましたが現在はそれぞれ別に暮らしているそうです。

共犯者達にも子供はいたのか?

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堤は不倫を繰り返しており、後の吉田のパートナーとなった為、結婚の事実はありませんでした。また、他二人は結婚しており子供の有無は明確にはなっておりませんが、供述の中で池上は夫が妻子の殺害を計画していた。とある為、子供もいたと考えられます。

また、石井に関しては吉田より脅迫されていた際に子供達を手放す様脅されていたと供述があるので数人の子供がいたと考えられます。しかし、現在の彼らの情報はない為母親の名前を隠し社会生活を行っていると考えられます。

久留米看護師連続保険金殺人事件で吉田が共犯者たちを支配した方法とは

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この事件の最大のポイントは、吉田が人を洗脳する事に長けていた事だったのです。洗脳していく事により、共犯者たちを巧みに操り、自分の言う事を必ず聞くようにしむけ、彼女たちをどんどんと支配していったのです。その方法とは、彼女がマインドコントロールに長けていた事にあります。

彼女はどのようにしてマインドコントロールを学んだのか。それは、幼少時代の恵まれない生活をした事により嘘をつく事に抵抗がなくなり、あたかもそれが本当かのように伝える事ができるようになったからです。虚言癖の人は嘘をつく事に全く抵抗を感じず、悪気もないので普段と態度が変わらない為、信じられやすいのです。

吉田純子が架空の人物「先生」を使い仲間をまとめた

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また、彼女たちが共犯者をまとめた時には架空の人物を創り上げていたのです。それが”先生”と呼ばれる人物で吉田が作り上げた人物の為、実在する人ではありません。しかし、この”先生”を使い、彼女は巧な嘘で共犯者全員に会った事もない人物を信じこませたのです。

実際の先生とは誰だったのか?

吉田が呼んでいた”先生”とはもちろん架空の人物で一切存在していないのです。これこそが、彼女の得意技と言えるでしょう。架空の人物でさえも実際にいるように見せかける嘘の上手さや彼女の言っていることは必ず正しいと思わせるような洗脳力なのです。

先生が登場したきっかけ

まず、この”先生”を作ったきっかけは、共犯者で一番近い存在だった、堤が男性とトラブルに合っていた頃、吉田にそれを相談した事で自分には政界にも顔が利く”先生”がバックについていると言った事から始まりました。また、偶然にも相談後に男とのトラブルが解消した為、堤はこの”先生”を信じてしまったのです。

堤だけではなく他2人の悩みも先生が解決したと見せかけた

堤だけではなく、他の2人も家庭に悩みを持っていたのです。そこで、吉田はそこに目をつけ、先生が解決してくれると言い寄り、あたかも先生が二人の悩みを解決してくれたように見せかけ、信じ込ませたのです。そして、すっかり信じてしまった二人は後に殺人を犯し、金を全て吉田に搾取されてしまうのです。

吉田純子と堤美由紀には”レズビアン”関係があった

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また、吉田と堤はレズビアンの関係があったのです。しかし、この関係は吉田が一方的に強要し体の関係を持った事で、なんと堤と体の関係を持ったことで吉田は妊娠したと大胆な嘘をつき始めたのです。もちろん、堤も初めは信用しておりませんでしたが、巧妙な話術と嘘で信じ込ませていったのです。

妊娠したと嘘をつく事により、吉田はもっと堤をコントロールする事ができるようになったのです。そして、吉田の要求はどんどんとエスカレートしていき、最終的には、堤にスカートを履く事を禁止し、香水も男性物の香水のみを付けるように言い渡し、男役をさせていたのです。

堤美由紀は初め疑っていた?

彼女は初め、吉田の言う事を疑っていました。しかし、最初にトラブルにあった際に助けてもらった恩から強くは言えませんでした。

吉田が強引に事を進めようとし結局NOと言えずにズルズル引っ張られていきました。結局そのままレズの関係へと進み後戻りができなくなったのです。

最終的に堤美由紀は吉田純子に惚れていた

他二人の共犯者がマンションに移り住み吉田の身の回りの事を行うのを彼女はあまりよく思っていませんでした。彼女は吉田の特別な存在でいたかったのです。

もちろん、同じマンションの一室に住んでいたのは堤だけなので、関係的には他の二人より特別な存在ではありましたが、吉田は良いように3人を利用するためにその時々でお気に入りを変えることに不満があったのです。

仲間3人を自分と同じマンションへ引っ越しさせた

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最終的には、だまし取ったお金で購入した自分のマンションへ共犯者3人を引っ越しさせ住まわせるようになったのです。もちろん、それぞれマンションを購入という形でお金を払わせ強制的に住むようにしたのです。

何故3人を同じマンションに住まわせたのか?

吉田は、3人を召使同様に扱っていたのです。自分の身の回りの事を全てやらせ、娘たちの世話まで行わせていたのです。そして、同じマンションに住む事で彼女たちの行動を把握でき、また洗脳するのに外部との接触を出来る限り減らす事に成功したのです。

監禁ではなかったのか?

あくまで吉田は3人を彼女たちの意思で、マンションを購入し一緒に住んでいた状態とし、監禁していたという事実はありませんでした。外に出る事を禁止していたわけでもなく、あくまで自らの意思で吉田の世話をしている状況を作りだしていたのです。

飴とむちを使い分けて仲間を奴隷のように扱った

吉田はまた、面倒見の良い部分も持っているような人物でした。自分の気分が乗る時は彼女たちに優しい言葉を投げかけ、何かあれば”先生”に相談してあげる。困った事があればいつでも相談に乗ってあげるから。等と優しい面をみせかけていたのです。

しかし、先に書いたように優しい面を見せたかと思えば自分を”吉田様”と呼ばせ、性欲処理を手伝わせたり身の回りの世話を行わさせたりとほぼ奴隷として3人を扱っていたのです。そんな状況でも洗脳されている3人は吉田を疑わず従順に言う事を聞いている状況だったのです。

吉田純子は誰も殺害していない?

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吉田はすべての殺害を共犯者である3人にさせていたので、実際に自分が手をかけて殺害した事はなかったのです。吉田はその事を判決が出る前に訴えましたが、実際に殺害はしていなくとも、彼女の指揮のもと共犯者達は動いていた事が明確なので、刑が軽くなる事はなかったのです。

久留米看護師連続保険金殺人事件の吉田純子以外の3人に共通する点とは?

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主犯の吉田がマインドコントロールに長けていたとはいえ、マインドコントロールに引っかかりやすい人には特徴もあります。彼女はそんな人達を本能的にかぎ分け、自分の言いなりに他3人を動かしていたのです。自分もそうなってしまわないように、どんな人が引っ掛かりやすいのか特徴をあげていきます。

自分の意見を持っていない

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他人に流されてしまう方は自分の意見もしくは考えを持っていない方が多いのです。自分の意見や考えを持っていれば他人に何か強要される場合でも、自分の意見と反していれば断る事ができるのです。しかし、意見や考えが無い場合、自分で考える習慣がついてない為、ついつい流されてしまう方が多いのです。

人に気を使いすぎる、遠慮しがち

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他人を気にするあまり、自分が今ここでこれを言ったら相手はどう思うのだろう?ここで、この意見をいったら気を悪くしてしまうんじゃないか?など、人に気を使いすぎて中々自分の意見を言い出せない人も要注意です。自分の意見を言えぬまま、また気を使うあまり相手の意見も否定できず流されてしまう方が多いのです。

「NO」と言えない

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嫌な事や、無理だと思う事に対しても”No”と言えず、ついつい引き受けてしまう人も、断る事ができず相手が強要する事をついつい受け入れてしまう方が多いのです。1度断る事ができなくなると、どんどんと要求がエスカレートしていった場合でも、断る事ができなくなってしまうのです。

人に嫌われる事を恐れている

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人に嫌われる事を極端に嫌がる人は、本当はやりたくない事を、断ってしまう事で嫌われてしまうんじゃないかといつも恐れているのです。そのため、嫌な事でも引き受けてしまう事が多くなります。相手も嫌うそぶりを見せる事で言いなりに出来ると思い、扱いやすい人だと思われ要求をエスカレートしていく場合があります。

自分に自信がない

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自分に自信がなく、自分の意見を伝えた時に”間違っている”と指摘されてしまうと、自分でも自分が間違っていたんだと簡単に意見を変えてしまうのです。そうゆう事を繰り返しているうちに、どんどんと自分は間違っている、正しい人に従わなければと思いこんでしますのです。

なぜ、吉田純子の嘘を信じてしまうのか

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吉田はまず、小さな事で共犯者達の悩みを解決したり、困りごとを助けたりしていました。それを繰り返しているうちに共犯者達はすっかりと吉田を信用してしまうのです。そこから、徐々に大きな嘘をついても疑う事がなくなったのです。

堤美由紀を助けたと思いこませた事

堤は元々不倫相手とのトラブルがあり、彼女は別れようと思っていても相手が納得せず、しつこく言い寄られていました。それに困った堤は吉田に相談し、吉田が作り上げた先生を使い不倫相手が吉田の元にこないようにすると言っていたのです。

そして、吉田は不倫相手がヤクザを雇い堤を拉致する計画があると嘘をつきここにいては危ないので私の家でかくまってあげる。と体良く堤を自分の家に迎え入れる事ができたのです。堤はまた、吉田に助けてもらえたと思い込んだのです。

石井ヒト美を極限まで貶めた事

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石井の夫の愛人を装い、毎日のように脅迫めいた電話を池上がかけていたのです。何度も何度も電話をかける事で石井を追い込む事ができたのです。石井は電話がなるたびにビクビクするようになり、電話の音にノイローゼになってしまうほどだったのです。

池上和子を追い込んだ事

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元々、吉田に騙されて大金を渡していた彼女ですが問題を解決してもらったと吉田を信頼するようになりました。そこで、夫の女性問題に関して吉田からある事ない事を吹き込まれ、離婚もしくは別居に踏み出そうとしましたが、”あんな男殺したほうがいい”と言われ丸め込まれてしまうのでした。

久留米看護師連続保険金殺人事件のリーダー吉田純子はサイコパス?

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逮捕後も全く反省の色が見られなかった吉田だが、いわゆるサイコパスではないかとの見解も出ております。サイコパスには目立った特徴や、独特の志向を持ち発言などに特徴があります。彼女の言動や行動にもこのサイコパスの特徴が見受けられる事から、サイコパスによる犯罪だと考えられているのです。

サイコパス疑惑①殺人に躊躇がない

サイコパスの特徴として、人を殺める事に全く罪の意識がないという特徴があります。彼女も人を操り、殺人を繰り返している事に対し、全く罪の意識を感じていないそぶりを見せていたのです。また、虚言癖もサイコパスの特徴で平然と嘘をつき人を操る事に全く悪びれる様子がないのです。

サイコパス疑惑②表面上は良い人

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サイコパスの特徴として、表面上は良い人を取り繕い社交的で口も上手い為、会話も得意としています。まさに、彼女は同じようなタイプで、上辺だけの関係で上手く話しを合わせ相手を信用させるように見せかける事がとても上手かったのです。現に、騙された人達は彼女を信用し、お金を貸す事もあったのです。

サイコパス疑惑③自分が万能

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サイコパスの特徴として、自分が全てにおいて人より優れていると考えています。そして、自分が万能だと思うあまり人を見下したような思考に走る人が多く、自分たちの思い通りに事を運ぶ為に周りの人を操ろうとするのです。人の感情を気にせず、そして他人の事を気にせず平然と嘘をつき言いくるめる事ができるのです。

サイコパス疑惑④感情が無い

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人には嬉しい、悲しい、楽しい、悔しい等様々な感情があります。しかし、サイコパスにはこの感情が理解できない人が多いのです。誰かが喜んでいたり、悲しんでいる時も全く共感できず無感情なのです。しかし、感情はなくともどんな気持ちなのかはわかるので合わせて喜んだり、悲しんだフリはできるのです。

久留米看護師連続保険金殺人事件の吉田純子が最終的に得ていた金額は?

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ざっと分かるだけでも、同僚看護師から借り、返していない金額が150万円、池上の夫の保険金3450万円と石井の夫の保険金3300万円にくわえ、退職金もほとんど石井の物に、そして元同僚の医療ミスを発見したとして脅し取った金額が1000万円など逮捕されるまでに騙し取った金額は総額2憶円にもなっていたのです。

堤美由紀からだまし取った金額

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