朝マズメを狙って釣果アップ!釣れる理由を解説します!

魚には夜行性の種類と昼行性の種類があります。活発に動く時間帯が種類によって違うということですね。朝マズメ・夕マズメは魚の活動の時間帯の変わり目になるので、いろいろな魚が釣れるチャンスが上がる時間ということになります。今まで全く釣れなかった種類の魚が突然釣れ出すのも朝マズメに釣りをする時の楽しみの一つですね。

釣り場の潮位チェックも忘れずに

海釣りに限ったことですが、潮汐は非常に重要な要素です。海には基本的に1日2回の満潮と干潮があります。潮位によっては釣果に大きく影響してきますから、朝マズメの時間帯に加えて潮見表で潮の動きをチェックしてから釣りへ行くのがおすすめです。満潮時と干潮時では釣れやすくなる魚種が変わってきますから、狙っている魚に合わせて潮位を確認してから釣りへ出かけましょう。

満潮とは

潮が最も満ちている状態のことを言います。堤防などで釣りをしていると、水面がとても近く感じられるでしょう。満潮時に釣れやすいと言われる魚の代表はスズキです。干潮から満潮へ向かって潮位が上がる上げ潮の時間帯にはキスなども狙い目ですね。他にも釣り場やその日の状況で釣れる魚は違うので、お気に入りの釣り場を見つけて研究してみるのも釣りの醍醐味の一つです。

干潮とは

満潮とは反対に、最も潮が引いている状態です。海岸などへ行けば、満潮に比べて随分海岸線が下がっているので分かりやすいですよね。岩場などではタイドプールが出てくるので磯遊びを楽しんだ経験がある人もいるでしょう。干潮時にはメバルが釣れやすいと言われています。そして、干潮前後の潮が流れている時間帯にはアジを狙ってみるのもおすすめです。

潮の流れが重要

魚が釣れる重要な要素として、エサであるプランクトンの活性化が大切だとわかってもらえたと思います。プランクトンが活発に動くには、潮が流れていることが必須なんです。海には潮止まりと呼ばれる潮の流れがほとんど見られない時間があります。干潮と満潮の間の時間帯で、今までコンスタントに釣れていたのがピタッと止まってしまう事も珍しくありません。

潮止まりは何故釣れないの?

潮止まりになると、海水中に酸素が送られにくくなり魚達は酸素を求めて水面に集まりやすくなります。同時に、泳ぎの苦手なプランクトンは潮に乗れないので泳ぎ回るようになります。酸素の摂取に必死なのに加えて、泳ぎ回るプランクトンは食べづらいことから魚は捕食活動を休んでしまうんです。捕食活動をする気のない魚は、釣り竿にもかかってくれなくなり釣果が落ちてしまうことにつながります。

潮止まり中は休憩時間に充てよう

せっかく釣りへ来たのに、潮止まりで魚が釣れないと楽しくないですよね。そんな時は潔く休憩するのがおすすめです。釣りは長い時間することが多いですし、釣れる時は食事をする余裕もない場合があります。釣れないと感じた時間帯は食事をしたり休憩する時間に充てたりすることで次のヒットに備えるとよいでしょう。

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