ハーメルンの笛吹き男は実在した!?最古の集団失踪事件の真相に迫る!

ハーメルンの笛吹き男は子供の頃に絵本などで読んだことがあると思いますが、想像ではなく伝承を元にしている事をご存知でしょうか?一説には最古の集団失踪事件としてオカルトや都市伝説でも語られています。今回はハーメルンの笛吹き男を集団失踪事件として、真相を考察します。

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三度の飯よりオカルトが好き!ねこむらです。

ハーメルンの笛吹き男のあらすじをおさらい

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幼いころに読み聞かせられた「ハーメルンの笛吹き男」の内容を覚えていますか?まずは簡単にあらすじを振り返ってみましょう。

あらすじ①

はるか昔、ドイツのハーメルンという町に住む人々は町中に溢れかえる大量のネズミに悩まされていました。食糧や衣服などを食い荒らすネズミの駆除に王様が手を焼いていたところ、奇妙な格好をした男が町を訪れ、褒美をくれるならネズミを一匹残らず退治しますと王様に持ち掛けました。

王様は快諾し、その男にネズミ退治を頼みます。早速その男は町の広場に行き、懐から笛を取り出すと演奏を始めました。すると、そのメロディーに誘われるように町中からネズミの群れが広場に集まり、男の後を追っていきます。

あらすじ②

男とネズミ達の行進は町のはずれの川まで続き、驚いたことにネズミ達は次々と川へ自ら飛び込んでいきました。宣言通りネズミから町を救った男は、翌朝王様の元を訪れ褒美を要求します。しかし王様は約束を守らず男にびた一文も褒美を与えませんでした。男は大人しく引き下がり、町から出ていきました。

しかし翌日あの笛の音がどこからともなく聞こえてきます。驚いた町の人々が様子を見に家の外へ出ると、町中の子供達が楽しげに歌いながらあの男の後に列をなして歩いています。大人達が気付いた頃には時すでに遅く、男に連れられていった子供たちは二度と町に戻りませんでした。

伝承のハーメルンの笛吹き男

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子供向けの童話として広く知られるハーメルンの笛吹き男ですが、実際に起こった出来事を元に創作されたのではないかと言われる所以は、様々な事実的根拠に基づきます。古くは1300年代にハーメルンの教会に設置されていたステンドグラスがその伝承の始まりです。

事件が起きた年月日がわかっている

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ステンドグラスが指し示す説明文によると、ハーメルン事件は1280年代の6月26日に起きたと記載されています。ハーメルンに残る最も古い歴史であり、この事件を皮切りにハーメルンの史実は記録される事となりました。このような背景がある事から信憑性の高さが伺えます。

ネズミが登場するのは後世の付け足し

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物語の発端となる大量のネズミの発生は1559年以前の記録には残っていません。また事実ネズミが本当に大量発生したのかという点も不確かな部分であり、童話として改変される際に何らかの暗喩として用いられたと考えられます。

子供達の行方は不明

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文献や口承などで後世へ語り継がれているハーメルン事件ですが、子供達が辿った末路については様々な説が唱えられています。ネズミ達と同様、川へ流されてしまったというものや洞窟に閉じ込められた、土砂崩れ被害にあった等、枚挙に暇がありません。いずれにしても良い結末とは言えず、事件となるとさらに不気味さが増します。

ハーメルンの街に今も残る舞楽禁制通り

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