海外で起きた未解決事件20選!未だに解決されない恐怖の事件の数々

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2006年タイで元教師のアメリカ人男性がジョンベネちゃん殺害事件の容疑者として逮捕されることになりましたがこの男性もDNA鑑定の結果不一致となり事件は再度振り出しに戻ることになりました。

様々な犯人説が流れる中で、メディアや世間はジョンベネちゃんの兄が犯人で両親は息子の犯行を隠すために隠ぺいしたのではと言われることになりましたが2008年新たな技術のDNA鑑定によりジョンベネちゃんの一家は確実にシロであると決定されました。

楽しいクリスマスの日に僅か6歳で命を落としてしまったジョンベネちゃんですが、犯人は海外へ逃亡したのではという説や家の事を熟知している人間が犯人等様々な憶測が飛び交いました。

しかし、憶測は憶測であり真相解明の糸口とはならずジョンベネちゃんを殺害した犯人は未だに見つかっておらず痛ましい未解決事件となっています。

海外で発生した事件でこれほどまでに多くの関心を集めた未解決事件はないでしょう。アメリカや日本からだけでなく他の海外メディアも現地に赴き取材を行うほどでした。

楽しいクリスマスを迎えたはずのジョンベネちゃん一家にもう二度と楽しいクリスマスを迎えることができないこと、犯人が不明で未解決事件のままとなっていることは遺族からすれば悲しみ以外何もないでしょう。

海外で起きた未解決事件20選【謎の死編】

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海外で発生した事件の中には殺人現場の様子が異様な光景だった事件や、失踪して数年後に急に遺体が発見される等謎に包まれた事件も発生しています。ここでは、謎に包まれている不可解な事件を5つ紹介していきます。

遺体の周りには紙幣が散らばっていた「ブレア・アダムス事件」

日本のように島国は別として海外は陸続きになっている国が多くあります、国をまたいでの未解決事件となっているのが1996年、ブレア・アダムスという男性がこの世を去りました。彼の死は謎が多く未解決事件となっておりまた、今後も解決する可能性は低いと言われている事件となります。

テネシー州の工業都市にある駐車場でブレア・アダムスの遺体は発見されますが、現場は異様な状況で遺体はズボンが脱がされており体中に暴行を受けたような痣がありました。また周囲にはアメリカ紙幣だけでなく他の海外の紙幣が大量に散乱している状態でした。

捜査を担当した人物も多方面で謎が多く、全ての謎を解明することはできないと話しており、また被害者のブレアも亡くなる前に謎の行動を繰り返していたことが明らかになっています。

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被害者の母親は事件の少し前から息子の様子が急変したと語っています。睡眠時間が極端に減りいつも悩んでいるような怯えているような感じがしたと話しています。

被害者は会社に退職願を出し退職金を受け取った後ドイツ行きの航空券を購入していますが、アメリカに向かいノックスビルのホテルへ宿泊しています。彼の遺体の周辺に海外の紙幣が散乱していたのは飛行機の行先だったドイツ、地元のカナダ、アメリカに割ったときに両替したアメリカ紙幣だったのです。

被害者には殴打されたような跡が無数にあることから、当初は強盗目的の線も浮上していましたが、紙幣が大量に散乱していたことから強盗目的とは考えにくく、また彼の数日前からの謎な行動が事件を迷宮入りへと導き事件解決の路は絶望的な状況になっています。

若き男女9名が不可解な死「ディアトロフ峠事件」

海外で最も不可思議な事件で今後解決は絶望的と言われているのが、1959年に若い男女9人がスノートレッキングの最中に全員が謎の死を遂げた事件になります。事件当日は-30℃の中テントを内側から切り裂き素足で外に飛び出した形跡が残されていました。

何故、極寒の中素足で外に出なければいけない状況となったのか、最初から謎に包まれておりまた発見された被害者の遺体の状態も異様とも言えるような状況でした。

9名いたうちの何名かは眼球と舌を失った状態の者もいれば頭蓋骨が損傷している者もおり、そして何故か衣服から高い放射能が検出された被害者もいました。9人全員が死亡してしまったため、状況を知る者が誰一人おらず完全な未解決事件です。

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彼らが山に行き消息がつかめなくなったため、親族は捜索願を出し大規模な捜索が行われてたところ6日後に5人の遺体を発見しました。そして2か月後の5月に残りの4人が4mほどの雪に埋もれている状態で発見されました。

最初に発見された5人の死因は全員が低体温症によるものでしたが、5月に発見された4人の遺体は奇妙な状況でした。被害者の内1人は眼球と舌を失っており、もう1人も舌を完全に失った状態でした。

2月26日に発見された5人の遺体は、その検死の結果、全員の死因が低体温症であることが判明した。クリヴォニシチェンコは、ほぼ下着姿の状態で発見されており、またスロボディンについては頭蓋骨から小さな亀裂が確認されたが、致命傷となるほどの傷には考えられなかった。

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極寒の中殆どの遺体が薄着であったこと、素足のものや靴下だけのもの片方しか靴を履いていないものなど、遺体の状態は謎が多く不可解な点ばかりでした。当時、周囲に他の登山客などもいなかったため、目撃情報もまったくなく何故9人全員が命を落とすことになってしまったのかの真相は闇に覆われたままとなっています。

カエルを探しに行った少年「カエル少年失踪殺人事件」

アメリカやヨーロッパなどに未解決事件等は多いイメージがありますが、アジア等の日本からほど近い海外でも未解決事件は発生しています。中国にも三大未解決事件と呼ばれている事件があり、この事件はその中の1つとなります。

1991年、5人の小学生がカエルを捕まえに行くと言って出かけそのまま行方が分からなくなった事件になります。消息が分からなくなった直後から警察を動員しての捜索活動が行われましたが少年たちの行方は謎のまま11年の年月が経過します。

少年たちの行方が分からなくなって11年後の2002年行方不明となった少年たちと思われる白骨化した遺体が発見されました。死因は事故などではなく、明らかに他殺であることが判明しましたが犯人は未だ不明のまま未解決事件となっています。

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遺体が発見された当初は少年たちは遭難したのではとの声もありましたが、遺体が発見された場所は少年たちが行方不明になった当時警察や地元の人たちが再三にわたり捜索をした場所だったため、遭難したまま亡くなったのなら遺体もすぐに見つかっていたはずです。

そのため、少年たちは別の場所で殺害され捜査が打ち切りになった後に遺体を現場に遺棄したのではと目されていますが、犯人に繋がる有力な情報はありませんでした。

鉛でできた仮面を着用していた「リードマスク事件」

日本でも自殺なのか他殺なのか不明な事件はありますが、海外でも自他殺の判明していない事件はあります。1966年に発生したこの事件も50年経過しましたが未解決事件として残っておりまたこの事件は他殺なのか自殺なのかさえも判明していない事件になります。

1966年8月20日にブラジルで発生した「リードマスク事件」は、50年以上が経過した今でも、多くの謎に包まれ未解決のまま。

18歳の青年が凧揚げをしていたところ男性2人の遺体を発見したことがきっかけとなります。青年はすぐに警察に通報しましたが、現場の丘は複雑な地形となっていたため、警察官が現場についたのは通報の翌日でした。

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遺体の状況はスーツを着ていた男性でしたが雨は降っていなかったのにレインコートを着用しているという不可解な点がありまた、一番の謎は鉛で作った仮面を着用していた点が一番の謎になります。

周囲には争った形跡や血痕なども見当たらなかったそうです。遺体のすぐ近くには小さなメモが残されており「指定場所に到着」「カプセル摂取」「マスクの反応待つ」等の謎のメモ書きがされていました。

被害者は、34歳と32歳の男性で電気技師の職についており事件に巻き込まれるような人ではなかったそうです。2人の死因は明らかにされておらず、メモ書きにカプセル摂取とありましたが毒物は検出されなかったそうです。

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死因も謎であり、マスクを着用していた点も謎であり、雨も降っていないのにレインコートを着用していた謎、自殺なのか他殺なのか事故なのかも謎という謎に満ち溢れた事件の為都市伝説のように語られている未解決事件です。

海外ではこのように、異様な殺害現場や遺体そのものが不思議な光景である事件が多く話が尾ひれを付けて都市伝説のようになっていくのでしょう。

犯人について離さなかった被害者「1046号室殺人事件」

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続いて紹介する海外で発生した事件は、1935年にアメリカにあるホテルの部屋で男性が一人亡くなりました。この事件もまた多くの謎を残したまま未解決事件となっています。

男性は1月2日に1046号室にチェックインしました。男性は手ぶらでホテルにやってきたと言われており残されていた名簿にはローランドとの名前の記載がされていました。

1月4日客室係がローランドの部屋に向かうと入室禁止の札が掛けられておりノックしても応答がないため部屋に入ると壁やベッドに血が飛び散り血だまりの中にローランドが倒れているのを発見しました。

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刃物で胸を数か所刺されており頭蓋骨は陥没した状態で拷問の後のように見られますが自分でぶつけたとローランドは主張します。そしてそのまま搬送先の病院で息を引き取りました。

捜査が進むにつれ多くの謎が浮かびあがりました。まずは、ローランドと名乗り所在はロサンゼルスとなっていましたがこの男性が名乗った人物はロサンゼルスには存在しないことが分かります。

似顔絵を作成し情報を求めるも死亡した男性を知る人が現れることはなく被害者の男性の服やタオルは持ち去られていたそうです。

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身元が不明の為、無縁墓地に葬られることになりますが、準備の最中匿名の電話で被害者は自分の義理の兄弟だから費用を出すt一方的に伝え後日現金が警察に届けられました。また、葬儀の当日にはメッセージカードと花束が贈られてくるなど謎は深まるばかりでした。

その後警察の捜査は進展を見せず行き詰まり被害者も犯人も謎のまま事件は自殺・事故・他殺多方面で疑問点を残したまま80年以上経過しても未解決事件で迷宮入りすることになります。

海外で起きた未解決事件20選【失踪編】

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謎に包まれた事件は日本だけでなく海外でも多く発生しています。中でも突然姿を消す失踪事件は有名人などにも起こっていたり、一人や二人ではなく集団での失踪事件などもあります。ここでは未解決事件のままとなっている海外の失踪事件3つを紹介していきます。

一夜にして村人全員が消えた「夜狸猫事件」

日本からほど近い海外の中国で有名な失踪事件として夜狸猫事件というものがあります。一晩で1000人近い村人やペット家畜などが姿を消した事件であり人間だけでなく動物も姿を消したことから謎が多く今でも真相は明らかになっていない未解決事件になります。

1987年に中国の中央部陝西省の山間部で全ての村人とペット・家畜が神隠しのように姿を消しました。多くの推測を呼び様々な議論が取りざたされていますが、真相には至っていません。

晶山村は現在でも村として残っていますが、失踪事件から30年以上経過し荒れ果てた家屋が立ち並んでいるだけの様です。

この集団失踪に関しては宇宙人による集団拉致説や中国共産党による強制移住説が存在しています。宇宙人による拉致は信憑性は薄いが民家が荒らされた様子や血の跡などもないことから宇宙人説を信じている人もいます。

周辺の村に住んでいた住人は軍隊が村人を連れて行ったと証言する者もいたそうです。よって最有力とされているのが中国共産党の人民解放軍による強制移住ではないかと言われています。

いずれにせよ、村人や動物が一夜にして全員姿を消すと言うのは謎以外の何物でもなく消えた村人たちがその後どこに行ったのかも不明で未解決事件として30年の時が経過しています。

Youtubeで最も有名な行方不明者「ラース・ミッタン」

2014年にドイツ人の28歳の青年が海外で友人と休暇を過ごすためブルガリアのリゾート地を訪れますが、その後彼が帰国する時に空港の外で監視カメラに映っていたのを最後に行方が分からなくなっている事件になります。

監視カメラの映像には、青年がバックパックと手荷物を持って空港のターミナルに移っていますがその後荷物を持たずに逃げるように空港から立ち去る姿が残されていましたが、この後は監視カメラのどこにも姿はなくドイツに戻ることもありませんでした。

彼の行動はネットで海外全域に拡散されることになり、YouTubeで最も有名な行方不明者と言われています。

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ブルガリアは人身売買が広く行われている国になっているため、人身売買の組織に拉致されたや、人前に出てこれない深刻な理由な理由があるなど様々な推察が浮かび上がっていますが、彼の行方は謎のままで彼の身に何が起こったのか真相は判明していません。

ブルガリアに限らず、アメリカ・ブラジル等の海外では人身売買がおこなわれていることで有名となっています。行方不明となっている人たちの多くは人身売買の為誘拐されさらに海外へと売られるケースが多いと言われています。

事件後に発見されたポラロイド写真「タラ・キャリコ失踪事件」

1988年に起きた女子大生の失踪事件となり事件から30年以上経過した2019年現在も未解決事件となっています。女子大生は1988年に母親が使用していた自転車を利用して大学へ向かい恋人とテニスをする約束をしていたりしましたが夜になっても帰宅しなかった為、警察による捜索が開始されました。

女子大生が最後に目撃された場所から5Km程離れた場所から彼女のカセットテープが見つかりました。数週間に渡り女子大生の捜索は行われましたが彼女の消息はつかむことができませんでした。

女子大生の失踪から10か月後コンビニエンスストアの駐車場で口をテープでふさがれ手を後ろで縛られた女性と少年が写ったポラロイド写真が見つかり写真の傍には白いバンが停車しており通報により検問を実施するも目撃されたバンは見つけることができませんでした。

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両親は娘でる可能性があると言いますが、FBIは女子大生ではないと発表しポラロイド写真に写っていたのが誰なのかも謎であり、女子大生の行方も謎のまま未解決事件となっています。

海外で起きた未解決事件20選【正体不明の人物編】

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海外での未解決事件には被害者の遺体の状況などから身元が不明の事件もあります。ここでは、海外で発生した事件で現在も犯人だけでなく被害者の身元も不明なままで未解決事件となっている案件を2つ紹介していきます。

名前も年齢も不明な少年「ボーイ・イン・ザ・ボックス事件」

1957年アメリカで全裸の状態で毛布にくるまれ段ボールに入れられた男の子の遺体が見つかりました。年齢は4~6歳と推定されていますが身元を示すものは何もなく顔写真を公開して男との情報を求めましたが家族が名乗り出ることはなく有力な情報は得られませんでした。

事件から45年が経過した2002年に男の子を殺害したのは自分の母であるという女性が出てきましたが、確固たる証拠が出てこないまま犯人も被害者の男の子の身元も不明のまま事件は未解決事件となりました。

日本では所持品などの遺留品がなくても身元を割り出されたケースは多々ありますが、海外では身元が一切不明のままの事件も発生しています。それは、海外での犯罪は巧妙化している証拠なのでしょうか。

紳士的なハイジャック犯?「D.B.クーパー事件」

海外には紳士的な犯人もいるのかと思わせられるのが、1971年アメリカでハイジャック事件が発生しましたが乗客はハイジャックが起きている事を知らなかった為、危害を加えない紳士的なハイジャック犯だと言われるようになりました。

犯人はダン・クーパーと名乗る男性で爆弾を所持していることと身代金20万ドルとパラシュート4つを要求してきました。男性は身代金とパラシュートを受け取ると乗客は解放し乗務員2名のみを人質としてシアトルを離陸しました。

機体が大きく揺れるも乗務員は操縦室に入れられていた為、出ることができずリノに着陸した時には男の姿はなく非常用ドアが開いていたことから男性はパラシュートで飛び降りたと推測され、予測された着地地点を警察が捜索しましたが手がかりは何一つ見つけることはできませんでした。

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FBIは一人の男性を容疑者として拘束するも無罪と判明し事件からは8年後には身代金の一部が見つかるもそれ以外は謎に包まれている事件になります。

日本でのハイジャックはさほど多くはありませんが、海外ではハイジャック事件を多く発生しており、墜落してしまうケースや乗客の中に犠牲者が出てしますケースが殆どです。

しかし、この事件は乗客乗務員誰一人傷つけることなくハイジャックを成し遂げるという海外の犯罪者の中では紳士的な犯人とされています。海外では紳士的なふるまいをする犯罪者が人気になるケースがありますが、これは海外特有のものなのでしょうか。

なぜ未解決事件が起こってしまうのか?その理由とは

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なぜ未解決事件は日本や海外でたくさん起ってしまうのでしょうか。それには様々な問題があります。日本だけでなく海外でも未解決事件となってしまう根本的な要因について3つ紹介していきます。

未解決事件が起こる理由①初動捜査ミスや遅れ

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事件解決のためには警察の初動捜査が重要になってきます。それは日本だけでなく海外の事件においても同様です。

初動捜査により物証や目撃証言を多く集めたりすることができますが、初動捜査が遅れると目撃証言や物証等犯人の痕跡が消えてしまうことがある為、未解決事件となってしまうケースがあります。

未解決事件が起こる理由②先入観による誤り

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同じく未解決事件を生み出す要因として先入観による捜査が未解決事件を生み出す原因となることがあります。海外でも先入観のよる捜査から事件が長引いたケースは多く存在します。

窃盗目的の犯行と考えた場合前歴者などから容疑者を割り出そうとしますが、窃盗や強盗目的でなかった場合容疑者を割り出すことができず未解決事件へとなるケースが発生しています。

先入観による捜査は日本でも海外でも危険とされていますが、様々な事件を経験してきた警察からしてみればやはり過去の犯罪との類似点から捜査を絞り込むことは日本も海外も同じなのでしょう。

未解決事件が起こる理由③国外逃亡

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3つ目の要因としては、犯人が海外に逃亡するケースになります。警察の目が自分に向けられる前に海外に逃亡した場合足取りをつかむことは難しく、また日本のように島国でない陸続きの海外は陸路で逃亡することができる為、犯人を割り出したとしても飛行機の後どのように海外を逃亡しているか不明となる場合があります。

また、海外に逃亡せずともアメリカやロシア・カナダのように国土の広い海外では国外に逃亡しておらずとも広い国土故遠く離れてしまえば足取りの追跡は難しくなってしまいます。

仮に、犯人が判明しており指名手配されている場合でも海外へ逃亡されている場合、国同士の引き渡しの問題も発生してくることと、足取りがつかめても国の違いによる捜査の違いから取り逃がし更に海外へ逃亡されてしまうことから未解決事件へとなってしまうことがあります。

長年身元不明だった「テントガール」の身元が判明!犯人も!?

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海外では、長年未解決となっていたが、解決した事件もあります。アメリカのとある墓地に「テントガール」と書かれた墓石があります。 30年間、身元不明でこれから先もテントガールの正体は誰にもわからないのではと言われていました。

1968年に若い女性の遺体が発見されたもので顔は布で覆われていたそうです。女性は推定16歳から19歳ごろとされており頭部には殴打の後があり気絶したところを白い布と防水布で窒息させられたのではと言われています。

遺体は腐敗が進んでいた為、身元の特定は難しく頭蓋骨の形状などから似顔を作成するも情報を得ることはできなかったそうです。テントガールのお墓は地元の人々の寄付金により葬られることになりました。

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海外において都市開発の進んでいない山間部などでは、殺人犯は遺体を雑木林などに遺棄するケースが多いと言われています。

何も手がかりが見つからないまま事件は発生からわずか5年で迷宮入りとなりこのまま未解決事件のままだと思われていました。しかし、事件から30年後一人の青年が事件解決の糸口を見つけることに成功し、被害者は16歳から19歳ではなく成人した大人の女性で子どもがいることまで探りだしました。

そして被害者の妹と思われる女性のDNAとテントガールのDNAを鑑定したところ血縁関係を証明できる鑑定結果となり被害者の身元が判明することになります。犯人は被害者の夫であることも判明しましたが、既に死亡していた為罪に問われることはありませんでした。

自分の娘の友人を含む3人の女性を10年間も監禁!?捜査に協力!?

アメリカで失踪していた女性3人が10年後に無事に保護されたというニュースはアメリカだけでなく海外でも大きなニュースとなって取り上げられました。犯人の男性はアリエル・カストロという男性で被害者の女性1人はこの犯人の男性の娘と同級生で親友でした。

アリエル・カストロは女性たちが失踪したあと率先して捜索活動に協力したり、被害者の父親が自腹で張り紙などを用意していると寄付をしたり手伝ったりするなど協力的で被害者たちの身を案じている風を演じていました。

しかし、実際は女性たちを拉致監禁した張本人であり薄暗い地下室に10年以上閉じ込めマインドコントロールしたり時には暴力で支配するなど悪質な犯行を行っていました。

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日本では、行方不明が出ると家族が捜索願を出したりしてすぐに警察が動き出すことが多いですが、海外特にアメリカでは1日多くの子供たちが誘拐されている事実があり、何万件という行方不明者を探し出すことは難しいと言われています。

また、海外には地下室などがある家が多くそして人目につきにくいことから監禁して周りから気づかれず未解決事件への道を進むことが多いと言われています。

被害者の1人がカギをかけ忘れたことに気づき勇気を出して外に飛び出し助けを求めたことにより女性たちは3人とも無事に救出されることになりアリエル・カストロは監禁罪で逮捕されることになりました。

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日々多くの行方不明者出ている海外で10年もの間所在が分からず、既に殺害されているのではと言われていた女性たちが無事に救出されたことは奇跡とも言われています。

その後アリエル・カストロは有罪となり独房に入れられ受刑中でしたが、その独房で首を吊って自殺を図っているところ巡回に来た刑務官により発見されています。他、24年の間少女が監禁されたフリッツル事件に興味がある方はこちらを御覧ください。

海外で起きた未解決事件20選まとめ!

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これまで紹介してきたように海外では様々な未解決事件が発生しています。海外においても初動捜査の遅れや証拠が何もないことなど様々な要因から未解決事件へとなってしまいますが、未解決事件は被害者の無念も被害者遺族の心の痛みも消えることはありません。

日本でも海外でも、未解決事件は深刻な問題であり事件が何十年も前に起きたものに関しては当時の捜査や鑑定に限界があり技術の先端を行く海外でも進歩が急がれていました。

これからの科学捜査などに進歩により日本のみならず海外でも未解決事件が1件でも減ることがこれから先に望まれるものであり、今現在未解決事件となっている案件も何かのきっかけを元に未解決事件が解決していく事を望みます。

日本で起きた未解決事件に関する記事はこちら

24年間少女が監禁されたフリッツル事件に関する記事はこちら