食糧人類のネタバレ解説!マンガの内容や最終回は?打ち切りの噂も?!

食糧人類のネタバレを紹介します。食糧人類は「人間が食糧として飼育される」という設定とグロテスクかつ迫力ある絵で話題のSFマンガです。食糧人類は原作小説もあります。食糧人類のネタバレと作品概要と最終回の内容を徹底的に解説します!

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はじめまして。kisa1213です。 普段は主婦業をしたり、働きに出たりと割と自由人です。 なんにでも興味があるととことんトライしてしまいます。
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食糧人類とは?人が食糧として飼育される驚愕のマンガ!

かなり設定が辛辣で一回読めば、全く違う世界観が味わえるとして名高い「食糧人類」を今回は、食糧人類ネタバレも含めて作品の良さを紹介します。

食糧人類ネタバレが大丈夫な方、どんな話か知りたい人はぜひ読み進めてみてください。ネタバレされたくない人は、読み終わった後に読んで頂くと、より楽しめます。

今の世の中ではなく、パラレルワールドでの設定です。人間が食糧として飼育されるシーンが冒頭から出てきます。絵柄もグロテスクなため、最後まで読み勧められない人もいます。

食糧人類とはどんなマンガなの?ネタバレありで紹介!

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ふとしたことから、見たこともない施設に運ばれる運命になった主人公、その運ばれた施設には化け物がいました。

ここにいると、化け物たちの食糧にされると早い段階で気づいた主人公は脱出を企てます。しかし、脱出が楽にできるくらいなら、手の混んだやり口で運ばれないことも分かっていました。

どうにかして、突破口を見つける中で、出会う人々、化け物との戦いが描かれます。

食糧人類のあらすじ

最初の設定では、地球は温暖化が進み3月でも30度の暑さを観測します。主人公たちが巻き込まれたのは、いつものバスに乗っている時でした。

いきなり催涙ガスがまかれ、気づいた時にはたくさんの人と共に運ばれていました。気づいた先で見た光景は冷凍された人間を解体する光景、即座に危険を察知した主人公。

しかし、一緒に囚われた友人がすでに施設に侵されようとしていました。脱出するのにどう考えても足手まといになる友人ですが、一緒に連れて行くことを決意し脱出に挑みます。

食糧人類の舞台「ゆりかご」とは?

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連れて行かれた施設の名前は、恐ろしい事が行われている割に「ゆりかご」と言う名前です。恐怖と環境に麻痺した人達で成り立つここの職員の仕事はどんな物があるのでしょう。

冷凍した人間を解剖、餌場に人間を誘導、化け物の管理、様々な仕事に分かれます。また、生殖種を管理する牢屋まであり、徹底的に食糧である人間が管理をされているようです。

職員ですら、恐れをなす化け物に打ち勝つことはできるのか、この後様々な展開が待っています。

食糧人類はグロテスクな展開が多い漫画

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食糧人類ネタバレをするに当たり気をつけたいのが、設定自体、人間が食糧として扱われるため、画像がグロテスクであることです。

人形のように簡単に、引き裂かれたり死んでしまう場面や、人間を増やすための行為が生々しく絵で表現されています。

しかし、そうであるからこそ、マンガの臨場感が生まれ「生きる」ことに希望を託す主人公の行く末が気になるのです。

食糧人類には原作小説がある

あまり知られていない情報の一つですが、食糧人類ネタバレ情報として、このマンガには原作が存在します。

著者は「水谷健吾」さんです。小説投稿サイトのエブリスタに原作があり、マンガとはだいぶ設定が異なるようです。気になる方はぜひ、原作も読んでみると面白いでしょう。

食糧人類の漫画は全7巻で完結している

マンガの内容から、様々な物議を醸し出したこの作品も、7巻で完結を迎えます。生々しい画像が頭に残ると、途中までは心臓がうるさいくらいに主張しますが、いざ完結すると結末が分かりスッとします。

しかし、マンガにありがちな終わり方に関しては様々な意見が今でもあります。それも含めて本編の食糧人類のネタバレ、キャラについても見ていきましょう。

食糧人類の登場人物を紹介

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食糧人類のネタバレとしては少し薄い情報ですが、かなりな人数の登場人物がいます。出番は少なくても鍵となる役回りをしていることも多く、一人の役回りがしっかり設定されています。

一気に全員出てくるわけではなく、ストーリーの途中で少しずつ増えていくので、分からなくなることはありません。

食糧人類の登場人物①主人公と協力者

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食糧人類ネタバレですが、マンガをすべて記事に記載はできません。そのかわり、分かりやすく最初は主人公の周りを彩る主人公と協力者のキャラを紹介しましょう。

食糧人類の主人公たち①伊江(いえ)

キャラクターのネタバレ1個目はこの物語の主人公、伊江(いえ)です。わりと登場するキャラの中では普通の役回りとして活躍します。

特有の個性は、瞬時に見たものを記憶できる瞬間記憶能力と画家を目指していたので、それを絵に書くこと。

後は、強い意志と自分の考えを常に持つ人物です。個性の強いキャラが世界観を広げる中、一番共感できるのは彼の考えでしょう。

食糧人類の主人公たち②カズ

出典:PhotoAC

キャラクターのネタバレ2個目は、伊江の親友で、おばあちゃんを亡くしたことで気象予報士を目指していた「カズ」です。同じバスに乗っていてゆりかごに連れてこられます。

いつの間にか中毒性のある餌を飲んでしまい、原型から少し離れた肥満体型と思考能力を失いました。

それでも肝心な時には、伊江のそばにいてずっと支えになっていた頼もしいキャラです。

食糧人類の主人公たち③ナツネ

キャラクターのネタバレ3個目は「ナツネ」です。あまり多くを語らない、餌場で知り合った2人の中に「ナツネ」はいました。

彼の行動は時に想像できず、優しさと冷静な決断力は少し幼い子供を連想させます。

感情が育っていないようにも感じ取れます。抜群の運動神経と再生能力で主人公を援護します。

食糧人類の主人公たち④山引(やまびき)

キャラクターのネタバレ4個目は、登場人物の中で、化け物並みにインパクトがある「山引」です。彼の世界観は独特で、ファンの間からも「変態」と言われるほどです。

しかし、キャラが濃いので人気もあります。食糧人類の中で一番人気があるといっても過言ではないでしょう。彼の話の具体的な話は後ほどします。

食糧人類の主人公たち⑤小倉(おぐら)(おぐっちゃん)

キャラクターのネタバレ5個目は、意外に役に立つ「小倉」、おぐっちゃんです。とても良い味を出すキャラクターで、嫁もいますが残念なことに嫁の裕子さんは自身が描いた絵です。

長い間ゆりかごに隠れて過ごしていたため、中の情報を知るには一番の存在になりますが、怖さも知っている分へっぴり腰です。

食糧人類の登場人物②ゆりかごの職員

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食糧人類ネタバレでもう一つ重要な立ち回りになる「ゆりかご」の職員たち、マンガでも描かれていますが、彼らも人間です。

最初から悪魔に魂を売ったわけではないのはお分かりでしょう。敵方にはなりますが、背景をしっているだけでも数倍マンガは楽しく読めます。

食糧人類のゆりかごの職員①和泉新太郎

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キャラクターのネタバレ6個目は、得体の知れない存在として登場した「和泉新太郎」です。中々姿を表さなかったところも、所長の肩書でなぜそんなに若いのかも彼の生い立ちが関係します。

決して、人間たちを餌として供給することに大賛成なわけではなく、世界の秩序を守るために働く役どころです。

食糧人類のゆりかごの職員②花島

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キャラクターのネタバレ7個目は、長い間施設に勤めて、所長を支えたきた「花島」です。彼もどちらかというと、供給にはあまり積極的ではなく、平穏に過ごすための手段として動いている人物です。

和泉新太郎の小さいときから知っており、最後まで支えます。そして「夕凪の会」のやり方に懸念を抱いています。

最終的には化け物に体を乗っ取られてしまう役柄です。

食糧人類のゆりかごの職員③和泉純一

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キャラクターのネタバレ8個目は、「和泉純一」です。作中でも関係が分かりますが、彼は和泉新太郎の父親です。

父親一人で新太郎を抱え、生きるのに苦渋の決断で「ゆりかご」に訪れます。

最終的には息子をかばい「大粛清」で殺される運命ですが、父親として息子をかばう人間的な感情がマンガのリアリティを高くしたように感じます。

食糧人類の登場人物③夕凪の会

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食糧人類ネタバレに欠かせない逃亡者を追い詰める異常なまでの超人を集めた会が存在します。

「夕凪の会」と聞いただけで職員すら震えあがる彼らの正体は一体どんな人なんでしょうか。

食糧人類の夕凪の会①桐生龍三

キャラクターのネタバレ9個目は、会長を務める「桐生龍三」です。研究者として「ゆりかご」に連れてこられ、人体改造をして夕凪会の強化を目指していました。

ゆりかごに来る前に山引との接点も見られ、なつめや伊江を人体改造するのに失敗します。

やっと築いた地位も自分の作り出した改造人間たちの手によって命ごと奪われます。

食糧人類の登場人物④生殖種と増殖種

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食糧人類ネタバレとして、ストーリの鍵として一番関わってくるのが「生殖種」と「増殖種」です。ここが分かると「ゆりかご」の本来の目的が見えてきます。

食糧人類の生殖種とは?

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伊江ら、主人公も遭遇した地下一階に閉じ込められている生殖種は、名の通り人間を増やすために常に淫乱罪や興奮剤が与えられています。

子供を作ることを目的とし、機能がなくなれば破棄されてしまうという悲しい運命を背負います。

短期間でたくさんの子供を産むため10代でもぼろぼろな女の人を見て伊江も何かを感じたようです。

食糧人類の増殖種とは?

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本来の「ゆりかご」の目的は「増殖種」の完成でした。何回でも中枢神経が破損しなければ、再生を繰り返す人間を「増殖種」と呼び完成を心待ちにしていたのです。

化け物の制限ない食欲を満たす為には「増殖種」の存在は貴重であり、化け物の存続にも関わっていました。

食糧人類の登場人物⑤巨大生物

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食糧人類の中では一番の存在感であり、巨大生物が宇宙から来なければこの物語は始まりませんでした。

人間よりも知能は高く、容姿は改良を重ねた結果、大きなカマキリのような風貌、声は人間を通してか、規制しないと発することはできません。

圧倒的な支配力で世界を牛耳り、制圧し、ゆりかごの運営をさせます。食欲が制御できずに母国を滅ぼし地球に来た経緯がありました。

食糧人類の登場人物⑥クイーン

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キャラクターのネタバレ10個目は、巨大生物を生み出せる「クイーン」です。今は、子を生めるのはクイーンだけになります。

見た目はカマキリの卵を連想させる卵が無数についた集合体であり、巨大生物の中で圧倒的な知能の持ち主です。

触手を通じて自分の言葉を人間に伝えることが可能です。本来はクイーン以外にも子を産む力はありましたが、母国を滅ぼした経験からクイーンだけに特権が与えられました。

食糧人類の登場人物⑦その他の人物

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食糧人類で、もう少し紹介したい人がいます。ネタバレにはなりますが、出番こそ少ないものの、この人達を抜かしたら運命は全く違う方向に進んでいたかもしれません。

食糧人類のその他の人物①桐生夕希

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キャラクターのネタバレ11個目は、「桐生有希」です。名字でピンときた人もいるかも知れません。彼女は夕凪の会会長の「桐生龍三」の娘です。

まだ父親が山引と研究室で働いていた時に、山引の魅力に捕らわれてしまいます。

彼の独特の世界観を真似しようと父が仕掛けた放射線の中に自分も飛び込み、生き延びるために遺伝子を組み込んだ結果、メガネザルのような風貌になってしまいました。

食糧人類のその他の人物②山崎さおり

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キャラクターのネタバレ12個目は、すべてのエピソードに少しずつ関わっている「山崎さおり」です。

ナツネの母親であり、自分が身ごもったのが「ゆりかご」の求める増殖種と彼女は知っていました。そして逃亡、ナツネに無償の愛を注ぐも、命は長続きしませんでした。

最後の最後まで母としてナツネに接しもしかしたら、普通の人生を歩んで欲しいと願っていたのかもしれません。

食糧人類のキーパーソン①ナツネ

ここからは食糧人類のストーリが進む上で外せない主要人物の紹介に入ります。主要人物のため、食糧人類ネタバレになります。読み続けるときは注意してくださいね。

なぜ、物語に重要なのかは彼が唯一の「増殖種」であるからです。そのため、人間離れした戦闘能力と回復能力がストーリを飽きることなく進めてくれます。

ネタバレありのキャラクター概要

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ネタバレありのキャラクター、ナツネは増殖種の為見かけは伊江達と同じくらいにみえても「6歳」という若さです。生い立ちから友達もおらず、戦闘能力に長けていても殺すということに躊躇は感じません。

しかし、母親への愛が感じられるシーンはありました。生殖種の地下一階で出会った腐った子供を抱えた女性、きっとどこかで心が折れてしまったのでしょう。

そこに物怖じせずに「産んでくれてありがとう」と笑顔で言い最後の引導を渡すのです。子供ならではの残酷な優しさが胸を突くシーンでした。

ナツネの母は施設の実験体

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登場人物でも紹介した「山崎さおり」は施設の実験体として生かされていました。増殖種を産むための道具でしたが、騙された和泉新太郎により脱走をします。

子供も産むことに成功し、死ぬまでひっそりと身を隠しながら生活をしていました。

母の死により施設から追われる身に

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山崎さおりは腐敗するまで、ナツネの面倒を見ていました。しかし、最終的には警察にみつかり、増殖種のナツネは「ゆりかご」に連れて行かれそうになります。

母のにげて」の文字が目に入り、窓から飛び降りるもパトカーに轢かれ体は真っ二つに。上半身だけでなんとか逃げることに成功、下半身が元通りになっていることに気が付きます。

関係者を見つけ出し、見つけ出して自分が普通の人間では無いことを知るのです。

成長と再生スピードが人間離れの速さ

ナツネの成長と再生スピードはものすごい速さです。実際に伊江らと共に巨大生物に対面したときは、包丁一本で立ち向かいます。

巨大生物に食べられたはずのナツネは、巨大生物から包丁腹を切り裂いて出てきます。

しかし、育った環境で友達がいなかったナツネは、伊江とどう関わって良いのか悩む場面もありました。

ナツネの目的は母の復讐

ナツネが巨大生物から出てきたことで、巨大生物は死にます。しかしそれを見たおぐっちゃんは、青ざめて尋常ではない様子です。

「玉座の間」の存在が明らかになり、ナツネの巨大生物に対する憎悪が全面に出てきます。

ナツネの目的は自分を作るために利用された母親の復讐だったのです。

食糧人類のキーパーソン②山引

食糧人類ネタバレのキャラに欠かせない役割に「山引」がいます。彼の圧倒的な頭脳と、人が想定する範囲外の思想がなければ終息に向かうことは厳しかったでしょう。

ネタバレありのキャラクター概要

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ネタバレありのキャクター山引は、個性の強さでは右に出るものはいないほどの、彼のなんでも受け入れる体制と順応力には本当に驚かされます。

バイセクシャルなのは、風貌からしてなんとなく頷けますが、この後既婚者だったことまで発覚します。

どんな窮地にたたされても、冷静に物事を見る判断は山引がいなければ無理でしょう。

山引は夕凪の会の桐生と因縁がある

マンガの中で明らかになったのは夕凪会に伊江とカズが捕まった時でした。助けに入ったのはナツネと山引、山引はそこに桐生を発見し「お義父さん」と近づくのです。

山引が学生時代に接点があった二人ですが、桐生の驚き方はそれこそ「化け物」を見るようなものでした。どんな状況でも、楽しんでしまう特異な体質です。

緊張感がありながらも、お腹の音で自ら危険を呼んでしまうこともありました。

かつては天才的な研究者だった

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学生の時は、山引の天才的な発見を自分のものにするために、桐生の陰謀により娘と結婚します。

しかし、遺伝子の研究中にキメラを作りだしてしまうなど、事の善悪よりも純粋さがどんどんと恐ろしいものに感じられるのでした。

他の生物のDNAを取り込んだ過去がある

驚異に感じた桐生は山引を騙し、大量の放射線を浴びせ死んでしまうように誘導します。しかし研究室には、いつもと変わらない山引の姿がありました。

放射線で死にかけた彼は、なんとか生き延びるため自分の体の中に様々なDNAを取り込んだのです。人を超えた特殊能力を持っているのは、この時のDNAを取り込んだ結果でしょう。

そんな姿を見た桐生の娘も放射線を浴びたいと言い出したようで、結果的にメガネザルのような風貌に変わってしまいました。

食糧人類の黒幕!人類を家畜に仕立て上げたのは宇宙人!

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伊江がカズと一緒に連れてこられた「ゆりかご」の中でどんどん明らかになる敵の姿、しかし最初の段階では襲ってくるカマキリの巨大生物が、敵であるとは思いもしなったのです。

食糧人類のネタバレを含んだ敵の正体とは、人間を家畜としてこの施設を建てたのは誰だったのか?解説します。

化け物とは宇宙人のことだった

長年施設に留まったおぐっちゃんの口から出た言葉はショッキングなものでした。敵は巨大生物であり、正体は宇宙人だと言うのです。

そして、この施設を建設したのは、巨大生物に屈服した日本政府の要人たちでした。「ゆりかご」を作り上げたのは日本政府だったのです。

知能が高く消費カロリーが莫大な生き物

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