カナダでの参加者はなんと一万人超
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カナダでは1995年から開催され、今日では参加人数がなんと一万人に達するそうです。会場では大麻はもちろん、マリファナクッキーやマフィン、ブラウニーが販売され音楽ライブなども行われます。
大麻の効能によってハイな状態になった群衆など日本では想像もできません。けれども、カナダでは麻薬と分けて理解されているため普通なことのようです。
実は日本人の参加者も多数存在する
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こういったフェスティバルの参加者には日本人も多く、大麻の効能を楽しむ姿を見ることができます。とは言っても海外の合法の国でも「国外犯規定」により日本人が大麻を所持すると罰せられます。
大麻とストリートカルチャー
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近年、増加している若者の大麻問題ですが、これにはストリートカルチャーとの繋がりがあります。
ストリートカルチャーとは若者独自の文化で、ヒップホップやダンス、スケートボード、サーフィン、スノーボードなどを言います。ファッションブランドなどのデザインにも大麻が取り入れられたりしています。
若者の中ではクールなもの?
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若者にとってストリートカルチャーとはクールなものです。そのカルチャーの中に大麻があれば自然と興味をもつのは当たり前のことです。
また、ストリートカルチャーの多くはアメリカやヨーロッパなどの大麻の規制が緩やかな国から入ってきます。他国の若者が大麻を吸う姿を見てカッコイイと感じ使用を始めてしまう若者もいるようです。
未成年のスノーボーダーが大麻を使用し競技者登録無期限停止
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2016年にアメリカでの合宿で、大麻を吸った未成年のスノーボーダー(日本人)が処分されました。使用したのは合宿中に滞在していたコロラド州でした。
コロラド州では合法だったので、入手もしやすかったのでしょう。外国のスノーボーダーには大麻の効能が自分の滑りに良いインスピレーションを与えるとして、使用していた人も多いと言います。
大麻と音楽の関係性とは?
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日本では大麻で逮捕される人の中には、ミュージシャンや歌手がしばしば見受けられます。その背景には音楽と大麻の密接な繋がりがあります。
大麻には五感を冴え渡らせる効能があり、聴覚が鋭くなったと感じます。それにより、作曲や作詞、ライブなどで大麻が欠かせなくなると言われます。
またレゲェミュージックやヒップホップカルチャーでは大麻をテーマにした楽曲などが多数存在しています。
大麻とレゲェミュージックの深い関係性
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レゲェミュージックの神様、ボブマーリーは大麻は人の心を安らかにし落ち着かせる平和の象徴と考えていました。大麻喫煙者にはボブマーリーと同じくラスタ精神と呼ばれる思想を持った人も多く見られます。
ボブマーリーは博愛主義で戦争や争いごとを嫌いました。ラスタ精神の「刃物を体に入れない」という教えを守り脳の病で手術が必要でしたが、それを拒否して死期が早まったのは有名な話です。
ヒップホップのカウンターカルチャーとして
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ヒップホップカルチャーにおいては黒人文化やカウンターカルチャーなどの影響が強く見られます。カウンターカルチャーとは、反社会的な活動のことで、それに伴い大麻やドラッグを使用されます。
若者のドラッグ利用者が増えた理由の一つとして、ヒップホップカルチャーの影響は大きいと言えます。日本でも近年のヒップホップブームにより薬物に興味をもつ若者が増えています。
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