天使病とは?
人間には鳥のような羽など生えてはいません。生物学上当然の事ですが、その羽が背中に発生する奇病が実際に存在する模様。如何なる症状の病気なのか、そして本当に実在するのか等見てみましょう。
背中から翼が生えて死んでしまう奇病
この天使病の最大の特徴は、背中部分から翼が生えまるで神話に描かれる天使の如き姿になる事。但しその代償はこれ以上無い程大きく、その翼が大きくなればなるだけ奇病の持ち主は衰弱し、やがて死に至ります。
天使病の翼は成長に関して症状の出た患者から際限なく栄養を奪い続け、その翼が成長し神々しさを増していくごとに患者は衰弱の一途を辿る、難解な奇病の模様です。
第三次対戦の終結直後に発生した天使病
この天使病は先に行われた第三次大戦が終結した直後に世界各地で発生した様です。発生した当時は生物兵器のよるものではと考察されましたが、最初に発症した者は戦闘の地域から遠く離れていた為薄い線です。
天使病の症状や対処法は?死亡率は100%?
末恐ろしき天使病の概要を簡潔に記述しました。ファンタジックな病名とは裏腹にその症状は羽の成長毎に衰えて、最後にはほぼ確実な死を迎えると言うこれ以上無い残酷な病気である模様です。
ならば、そんな天使病を事前に防ぐ対処の術は無いのでしょうか。そして奇病発症時の具体的な症状や、本当に死亡する確率は100%で末路が確定してしまうのでしょうか。
初期症状は風邪のような症状
天使病の最初、初期の症状は、現代人でもよくある風邪と酷似している模様です。微熱、若しくは38度かそれ以上の熱が出たり、咳や頭痛等が主な症状でこれのみでは一般の風邪と見分けるのは困難です。
大抵天使病のこの初期症状は、最初に発症してから10日程度前述した風邪と酷似した症状が継続します。インフルエンザのようなウイルス同様潜伏期間があり、それも同様の10日程度です。
翼が大きくなるにつれ貧血や体重減少が見られる
その風邪の症状の次には、体中を大きな激痛が襲ってきます。そして背中部分には天使の羽の如き何かが成長し始め、どんどんと創世の物語の中の天使の姿へと患者は似ていきます。
前述した通り、この羽は発症した患者の栄養を一切の容赦無く優先的に搾取し続けます。それにより貧血の症状や体重の減少等の目に見える患者の衰弱が分かる程になり、どんどんと衰弱は続きます。
代謝が下がりキズの治りが遅くなる
前述の栄養分の摂取と同様、現出した羽は体のどの部位よりも強制的に優先度が高く設定されます。余分に栄養を取ろうと翼がその分成長するだけで、関連して新陳代謝の低下も同時に招きます。
新陳代謝は体が傷を負った際にそれを修復する役割も担う、重要な機能です。それを優先する事は、発症後に傷を負った際の治るまでの期間を遅くする事にも直結します。
最後には天使の羽が体を突き破り死んでしまう
ここまで読むと前述した100パーセントの死亡の要因は衰弱によるものと推察しても可笑しくはありませんが、衰弱させはすれど命を落とすレベルでは無く、直接の死因はそれではない模様です。
その死因とは、成長した羽によるものです。栄養分を強制的に羽部分へと優先して吸収させ、代謝の低下や貧血等の症状を起こし成長した羽は、最後は体を突き破って死に至らしめる模様です。。
治療法は確率されていないが翼の成長を送らせる薬がある
天使病と同様の致死率が非常に高い病気も実際にいくつも存在しますが、それらには完全に治療するのは難しくとも症状を和らげる、延命させる為の薬品はありますが、果たして天使病にはどうでしょう。
まず確実に完治させる薬は未だに作成に至ってはいません。が、色々と素材を複合させ翼自体を成長するのを遅延させられる薬はあります。これで少なくとも延命はできる様です。
最高の幸せを知ると完治するとの情報も
更に対処法には、精神の変調により快方に向かわせる方法もある様です。予測されているのは一般にプラスの感情となる精神の状態であり、実は完治に至るにもこの精神の変化が重要である模様です。
その精神の変化は並大抵の幸福を得るのみでなく、自らの生きる上で最高潮の幸せを知る事です。この幸福を手に入れられた時、どんな作用が起きているのか定かでは無いですが、完治できるそうです。
空気感染する可能性もある
この天使病の恐ろしいのは、ほぼ確実な死を迎えるのも勿論ですが、感染の経路もです。これ程凶悪な奇病が、更に空気感染により他の人へも拡散する場合もあるようです。
空気感染と言えば風邪等も病原菌が鼻や口から侵入して炎症を起こし、同じ症状が出る事はままあります。それは薬で対処できる風邪の話で、この奇病が空気感染などするなんて末恐ろしいですね。
天使病は実際に存在しているのか?
天使病は発症すればほぼ確定してあの世へと旅立つのを決められる何とも恐ろしい奇病です。しかし天使病など初耳である方が大半でしょう。これは本当に実在している気病なのでしょうか。
天使病は実際に存在はしていない
これまで色々と恐ろしい天使病の症状や結末等を記述こそしましたが、実在する中でこんな病気は実在せず、漫画やゲーム等のフィクションの話なのは承知しておいて欲しいです。
更にネット上の診断メーカーでも天使病をネタに使用され、名前を入力すると翼の色やその状態、現在の症状等を診断結果で表示してくれます。一興になるでしょう。
天使病の患者が本当にいた?天使の羽を持つ男の子
実際に存在すればガン異常に恐ろしい奇病ですが、ゲーム等と同じ創作された病気でしたので安心ですね。本当に天使病が実在していれば世界中で騒がれる一大ニュースになっていたでしょう。
天使病そのものは病気として存在はしないのは確定していますが、実は本当に天使病なのではと疑われた、天使の羽を持つと言われる男の子が海外で実在している模様です。
イギリスで話題になった天使の羽を持つ男の子
それが、欧州イギリスのオリバー君なる男の子です。2015年時点でオリバー君は2歳でしたので、その4年後の2019年現在は6歳になります。これだけ見れば只の普通の男子なだけです。