不思議の国のアリス症候群とは?原因・症状・治療法は?大人もなる?

不思議の国のアリス症候群とは、物が大きく見えたり小さく見えたりと、まるでアリスの世界に迷い込んだような幻覚が見えてしまう病気のことです。この記事では、不思議の国のアリス症候群の症状や治療法、子供がかかってしまった時の対処法について解説していきます。

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大学、大学院を獣医学部にて過ごし、養った知識と共に、興味あふれる内容をお届けします。

不思議の国のアリス症候群とは?物の見え方がおかしくなる病気

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現代でやっと解明がされてきた不思議の国のアリス症候群はまだまだ分からない事が沢山存在する未解明な病です。

不思議の国のアリス症候群の症状は人の生活を脅かす恐ろしい不思議の国のアリス症候群を患う方は世界中に点在し、病気は特に子供への発症が多い事がこの名の由来です。

不思議の国のアリス症候群はどんな症状?

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不思議の国に来てしまったような幻覚や幻聴の不思議の国のアリス症候群。この症状を文字で表すとすると、どういった症状なのでしょうか。

想像するとしたらトリックアートの世界や、不思議体験が出来るアトラクションで生活を送るようなものなのです。

トリックアート美術館へ以前訪れた際には、たまに遠近感覚が麻痺して酔ってしまう方がいらっしゃることを伺いました。

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トリックアートで生きている自分の様子を想像してみてください。日々自分が自分でないようなフワフワとした感覚。不安な環境に身を寄せる「不思議の国のアリス症候群」はあまり前例のない新病です。

不思議の国のアリス症候群など、まだ科学的に解明しきれていない奇病が多く存在しており、天使病もその1つです。

天使病に関してはこちらの記事でご紹介しておりますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

物が大きく見えたり小さく見えたりする

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ルイス・キャロルの描く不思議の国。独特な世界観のとりこになっている方も多く、様々な場面で登場します。

興味を持たれた方の中には、病名から不思議の国のアリス症候群に関して調べた方がいらっしゃるかもしれません。元となったお話は不動の人気を誇っています。

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絶妙なバランスで私たちが人として認識している姿形が、まるでゲームの青鬼のように、顔だけ大きいとすると、ファンタジーよりもホラーのような恐怖ではないでしょうか。

人が人ならざるものとして見える恐怖の中、平常心で生活できる人がいらっしゃるならば、そちらの方が問題なのかもしれません。

自分の体の大きさや形が変わる

トリックアートのように遠近感覚の誤作動で、自分がまるで大きくなったかのような間隔になります。逆も然りといった症状なのです。

他の人達と違う姿の自分を認識し、心に深い傷を負ったり、対人恐怖症に陥ってしまったりしてしまう方もいます。

そういった事象を解決できるのは、周りの支えであったり、理解であったりという歩み寄りなのではないでしょうか。

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子供に対する問題点では、他にもしつけとの関連があります。子供が親に怒られた際などにも顕著に現れるのです。ではどのように子供に善悪を教えれば良いのでしょうか。

子供に悪い事はしてはいけない、という大切なことを教えるのも親の役目であるため、道徳吸収時期に発症する不思議の国のアリス症候群は病気以外の問題も生んでしまうのです。

風船玉のような物体が視界いっぱいに見える

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もちろん実際にそういった物は存在していません。その上歩いていても、じっとしていてもこの症状が現れてしまいます。

しかし、神経などに原因があるわけではなく、原因不明の幻覚です。

このような視覚的な現象は現像したり画面越しでは現れない方も多く、安心材料として撮影したものをみて、第三者から見つめなおす事も不思議の国のアリス症候群に有用なのです。

スマホの画面が歪む

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スマートフォンやパソコンの画面、または紙などの二次元の世界を見ていても、その視界が歪み、文字などが浮き出て見える事も有ります。

物語の始まりもそうだったのを覚えていらっしゃいますか。

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アリスは本を読んでいましたが、なぜアリスは本を読みながらボーッとしてしまっていたのでしょう。

仮設ですが、お話の中のうさぎが浮き出て来ていたのかもしれません。

視界がモザイクのようになる

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