「あういえお」とは?検索してはいけない言葉といわれているわけ
ネットでお母さんが子供に50音を教えたい時、もしくは言葉遊びをしたい時…気軽に検索するこの言葉ですが、普通のサイトなら何の問題もありません。実際検索しても、健全なサイトばかり出てきます。
しかし、スペースで「検索してはいけない」を追加してサーチしてみると、恐ろしいサイトに繋がります。
「あういえお」は検索してはいけない言葉の1つに選ばれている
ネットでは沢山の検索タブーなサイトが沢山あります。実際に有志でwikiまとめもあり、沢山のサイトが紹介されています。wikiによるとこのサイトは「危険度3」となっており、注意が必要と書いてあります。
ちなみにレベルは1~8まであるので、まだ危険度3なら大丈夫かな…?と思う人もいるかも知れません。
「あういえお」は日本語を教えるサイトに見せかけたグロ画像サイト
危険度3といっても、このサイトは子供に優しく日本語を教えるように見せかけ、実際に50音をクリックするとグロ画像が出てきてしまうというものなので、そういうものが苦手な人は注意して下さい。
画像と書きましたが、正確には美少女のイラストがグロく描かれているので、人によっては芸術性を感じる人もいるでしょう。
「あういえお」と検索すると出てくるサイト「よいこのあいうえお作文」
ここからは一体どんなサイトになっているのか詳しく解説していきます。スマホからも見られてしまうので、お子様がいる人やグロ画像が苦手な人は注意しましょう。
ただ、トップページは一見普通のサイトかな?と思わせる仕込みがしてあるので、ここまでなら開いても問題ありません。
「あういえお」のサイトトップには3人のキャラクターと50音が
サイトを開くと博士っぽい人と女の子(花子)と男の子(太郎)が出てきます。「いっしょにひらがなを べんきょうしましょう」と花子がわざわざひらがなで言っているところで油断させ、
訪問者をびっくりさせようというサイト作成者の遊び心が伝わってきます。下にスクロールすると「あ」~「ん」までの50音が並んでいます。
「あういえお」では50音それぞれにリンクが貼ってある
ここからが本番です。始めの「あ」をクリックするとそこにはグロイラストが登場します。50音すべてにリンクが貼ってあるわけではなく、グロ画像を連想しやすい21音にリンクが貼ってあります。
50音すべてにリンクが貼っているわけではありません。とはいっても21音のリンク先はすべてグロイラストです。
「あういえお」のサイト「よいこのあいうえお作文」は閲覧注意!
それでは、どのようなグロイラストが掲載されているのか…また、50音にちなんだタイトルも刺激が強めなものがありますので、そちらも一緒に紹介していきます。
画像を見ない限りはそれほどダメージは無いとは思いますが、説明を細かくしていきますので注意して下さい。
「あういえお」から飛んだリンク先の画像はどれもグロい
詳しく説明していきます。「か」顔なし→女性と思われる顔面が粉砕されており、脳みそや眼球があらわになっています。「あ」顎なし→女性の下あごが粉砕され、血まみれになっている画像です。歯も吹き飛んでいます。
「み」みじん切り→女性が横たわり、腸が出ています。足も切られ、腕は1本切られておりまさしくみじん切りです。しかし、もう1つの手には包丁を持っているので、女性が自分の身体を自らみじん切りした、と思われる画像です。
「ち」腸→裸の女性が腸で縛れている画像です。手と脚は切り取られています。「わ」輪→学生服を着た女の子3人が輪になり、お互いの四肢を食べ合っている画像です。
「あういえお」で飛んだ先の単語も強烈?
グロイラストに飛んだあと、「index」というリンク先があります。そこは「ハサマ」という名のホームページになっています。「絵置き場」というところには、さきほどと同じようなイラストが沢山紹介されています。
他にも漫画も掲載しており、その漫画もグロ系からシュール系というジャンルの漫画が沢山あります。
「あういえお」が検索してはいけない言葉といわれている理由とは?
さきほども説明した通り、一見普通のサイトに見えてしまうところがタチが悪く、子供や純粋に50音の作文を見たい人にとっては衝撃が強く、タブーなサイトとなっています。
逆に芸術性や刺激を求めている人にとっては、さほど問題はないサイトです。
「あういえお」はパッと見ではグロ画像サイトとわからない
トップページは博士が「ここは よいこのみんなが ひらがなを身近(みじか)なものを通して 覚えられたらいいな という目的(もくてき) でつくられた サイトじゃ」 と言っています。
絵もシンプルなので、これだと確かに勘違いしてクリックしてしまう人がいるでしょう。
「あういえお」の画像は描写が繊細でリアリティがある
確かにグロ、エロなイラストではありますが、どこか繊細で耽美さを感じる人も多く、絵もリアルに描かれているため、リアルグロを求めている人は芸術性を感じている人もいます。
このサイトではないですが、少女の四肢を切断する、という絵を芸術的に描いている芸術家もいます。
人によってはトラウマになりかねない「あういえお」
とはいっても、好奇心でサイトを開いてしまうと大抵の人は驚きますし、嫌悪感を抱く人も多くいることは確かです。
他にも「し」人体発火→人が苦しみの表情を浮かべて燃えている絵があったり、「な」内臓→女の子がリアルな内臓に囲まれている絵もありますので、トラウマになってしまう人もいます。
「あういえお」の作者・いとまんとは一体どんな人物?
このサイトの作者はペンネームを「いとまん」と言います。この人は趣味だけではなく、絵や漫画を描くことを仕事にしているプロの作家さんです。
イラストレーター、漫画家として活動をしているのでこれから紹介します。
「あういえお」の作者・いとまんはイラストレーター兼漫画家
ホラー文庫の挿絵を描いています。作品は「怪の放課後 実録怪談/黒木あるじ」「怪の職安―実録怪談/黒木あるじ」です。こちらはアマゾンでも購入できます。
漫画もサイト内で多数発表しています。ホラーなものからシュールなものまで様々あります。
「あういえお」の他にもさまざまなイラストを手がけている
「あいうえお」で紹介されているイラストはほんの1部となっています。サイト内には沢山のイラストを投稿していますし、pixivでも同名義で活動を今もしています。
趣味から仕事にいたるまでさまざまなイラストを描く方となっています。そこでは「ゾンビが好き」と語っています。
アフタヌーン四季賞で準入選!読み切り作品で漫画家デビューも
「発症警察」という作品(読み切り)でデビューし、プロの漫画家としてデビューした雑誌は「アフタヌーン」です。アフタヌーンという雑誌は大人向けで、そんなに規制が厳しくない雑誌ですので、過激な内容でも載せてもらえます。
もちろん話が面白くないとデビューはできませんので、次はその掲載された漫画について紹介していきます。
「あういえお」の作者・いとまんによる漫画『発症区』はどんな作品?
グロイラストを得意とする作者がプロとして描いた漫画、「発症区」は一体どんな作品なのか気になるところです。内容はグロもありの、異色の超能力者バトルとなっています。
超能力者になってしまった人を発症者と呼び、そんな人達が沢山いる「発症者犯罪対策部」に主人公は入ることになります。
漫画誌『アフターヌーン』で連載されていた『発症区』
アフタヌーンで2016年から2017年という短い期間ではありましたが、この作品は連載されていました。3巻で完結してしまったので、ファンからは「打ち切りなのでは?」という声も挙がっています。