絶大なる効果!古来より伝承されてきた黒魔術
魔術の歴史は人類のが誕生した遥か歴史のかなたまで遡ります。神秘的な力で超自然的な結果を引き起こすために、西洋や中国や日本でも研究がなされました。その中でも、闇の力を借り「他人に害を与える」ために開発された呪術を黒魔術と呼びます。
魔女集会「サバト」から生まれた黒魔術
サバトとは悪魔や悪魔崇拝の儀式を執り行うための集会を指します。ヨーロッパでは土曜の夜に魔女が集会を開くと信じられてきました。中世から続く悪魔や魔術を崇拝する貴族のサロンです。サバトに関しては下記のような記述が残っています。
「サバトの出席者は山羊の背中に乗って飛来する。彼らは聖なる十字架を踏みつけにし、悪魔の名のもとに洗礼を受け、服を脱ぎ捨てて悪魔の背中に接吻する。そして背中を合わせるようにして円舞を踊る。引用:ウィキペディア
世界は光と闇からできている
世界は光と闇を極にして存在しています。光の曲に存在する究極なものが神です。一方の闇の曲に降臨するのが悪魔です。黒魔術ではこの悪魔の力を借りて呪術を行います。悪魔には万物を構成する元となる精霊の力も含まれます。
黒魔術の概念
黒魔術の概念は相手に害を与える事。それ以外にはありません。細かな呪術の方法や使う道具によって名称は変わりますが、全ては相手に害を与えるという1点に集約されます。相手に呪いをかけることに全ての力を集約させるのです。
一般的な黒魔術に必要なもの
黒魔術を行う際には最低限必要なモノを下記に記します。黒魔術は精霊を降臨させ、その力を利用します。これらの物が無いと、魔術を始める事さえできませんので必ず用意してください。それぞれ黒魔術において重要な意味を持つアイテムです。
キャンドルスタンド
黒魔術にはキャンドル(ロウソク)を使用します。古より火は神聖なものとされ魔術には欠かせないアイテムです。このロウソクを立てるための道具がキャンドルスタンドです。ロウソクはブラックキャンドルと呼ばれる黒いロウソクが効果が高いです。
香炉
インセンスはお香の事で、魔術においては部屋を浄化し、魔術の効力を高めるアイテムとして利用されます。インセンスを炊くための受け皿が香炉になります。お香は黒魔術の必須アイテムの一つです。
テーブル
魔術を行うためのテーブルです。専用の物があればそれに越したことはありませんが、用意できない場合は、通常のテーブルの上に黒い布をかぶせて代用します。黒い布は霊力がアップするといわれています。
黒魔術に相対する白魔術!!
悪魔の力を利用する黒魔術の対極に位置するのが白魔術です。しかし、黒とか白とかを分けるべきではないという見解も存在します。なぜなら、呪術者の意思次第で同じ魔法が白にも黒にもなるからです。つまり白魔術でも結果的に相手にダメージを残すことがあるのです。
白魔術の効果
黒魔術は「相手に害を与える」もの全てを指しました。では白魔術はというと「好ましい結果」を生む魔術全般を指します。精霊や天体や動物などの霊の力を借ります。自然科学や哲学と密接に関係してきます。
精霊や神の力を借りる白魔術
黒魔術は闇の力を借りるのに対し白魔術は光の力を借ります。神や精霊がその代表例。現代でも恋愛や願望を叶えるために行う「おまじない」も白魔術に属する行為です。黒魔術と比較すると怨念の強さが関係しないので気楽な感じで始めることもできます。
唱えるだけで効果のある白魔術
白魔術の中には呪文を唱えるだけで効果がある白魔法もあります。祓え言葉といいます。読み方が難しいですが、覚えてしまえばだれでも出来ます。唱えるだけで穢れ(けがれ)が落ちて利益があります。
「掛介麻久母畏伎伊邪那岐大神筑紫乃日向乃橘小戸乃阿波岐原爾御禊祓閉給比志時爾生里坐世留祓戸乃大神等諸乃禍事罪穢有良牟乎婆祓閉給比清米給閉登白須事乎聞食世登恐美恐美母白須」
(かけまくもかしこきいざなぎのおほかみつくしのひむかのたちばなノをどのあはぎはらにみそぎはらへたまひしときになりませるはらへどのおほかみたちもろもろのまがことつみけがれあらむをばはらへたまひきよめたまへとまをすことをきこしめせとかしこみかしこみもまをす)出展:ウィキペディア
祓詞(はらいことば)とは神事の前に必ず唱えられるもの
神事の前に必ず唱えられる言葉が祓詞です。穢れを落とす祝詞(のりと)の1種です。祓詞は唱えるだけで穢れが落ち利益を得ることが出来るとされている日本古来より伝わる言葉です。その出典は古事記にまで遡り、神々が誕生した祝いの言葉です。
南無阿弥陀仏も白魔法の一種
南無阿弥陀仏はお墓で唱えるもの?そんな認識の方もいるかもしれません。この言葉は浄土真宗の開祖、親鸞聖人が教養がない貧しい人々に「南無阿弥陀仏と唱なえれば誰でも浄土に行ける」と教えた言葉です。広い意味では白魔術の一つと言えます。
簡単な黒魔術のやり方紹介①相手に不吉なことを起こさせる魔術
この魔術は黒魔術の中でも簡単な用具で出来てしまうので初心者向けと言えるかもしれません。道具が少ない分、あなたの心の中にあるイメージの強さが重要。相手に与えるダメージは、小さな不幸や悪夢にうなされるというレベルです。呪殺するほどの効果ではありません。
用意するもの
この呪術ではロウソクを溶かし、グラスキャンドルを自分で作ります。グラスキャンドルの中に相手の持ち物を細かく刻み入れ、9日間かけてロウソクを燃やしきります。用意する物は下記になります。
- グラスキャンドル用のロウソク
- グラスキャンドルを作るための空き缶
- 相手の持ち物
手順
先ずはグラスキャンドルを作ります。ロウソクをキャンドルの型に溶かし入れ、そこに相手の持ち物を細かく刻み均等に混ぜ込みます。出来上がったロウソクを月が欠け始めた最初の土曜の夜に燃やし始め9日間かけて燃やしきります。途中で火を消しても大丈夫です。
あなたの恨みの強さやイメージが大切
相手の持ち物を刻むときやローソクに火がともっている間は、とにかく相手を罵り罵倒することが大切。この負のイメージの強さが成功のカギになります。燃やしたかすは、どこか寂しい所に捨て、唾を吐きかけ、罵詈雑言を叩きつけます。
簡単な黒魔術のやり方紹介②相手に悪夢を見させる魔術
この魔術は相手の夢の中で効果を表す魔術です。現実の世界で不幸なことが直接起きるわけではありません。しかし、毎晩続く悪夢に自然と精神は崩壊し、やがては社会生活さえもまともに成り立たなくなってしまうという恐ろしい魔術です。
用意するもの
用意する物はいたってシンプルです。ブラックキャンドル1本です。ブラックキャンドルとはロウの部分が黒いキャンドルです。ホワイトキャンドルでも代用が出来ますが効果は弱まります。思いが強い人は自作することをおすすめします。
手順
この魔術は自分の思念で作り上げた悪夢を相手の夢の中に発生させる魔術です。その為には相手が確実に眠っている時間帯を狙います。自分だったらこんな夢を見るのは絶対イヤ!そんな夢を頭の中で作り上げてください。
- 頭の中で怖い夢を作り上げる
- 相手が眠っている時間帯に呪術を開始
- ロウソクの前で相手の事を想像しながら怖い夢を思い描く
- 呪文を13回唱える
- 毎日ではなくとも出来る限り繰り返す
13回繰り返す呪文
kua、ioa、mos(クア イオア モス)というのがこの魔術の呪文です。相手の事を想像して、怖い夢のイメージを出来る限り高めます。そしてこの魔法を13回唱えるのです。これであなたの夢は確実に相手を呪うために力を得ます。
見せたい悪夢をしっかりイメージ!
相手に見せたい悪夢は基本的にどんなものでも構いません。怖ければ何でもいいのですが、古くから使われているイメージにネズミがあります。大量のネズミが現れ洋服の中に侵入し体中を噛みつけていく。これを出来限りにリアルに想像し相手に送り付けるのです。
危険な黒魔術のやり方紹介①精霊を飛ばして呪う黒魔術
この魔術は精霊を飛ばし相手を呪う方法です。精霊とは万物に宿っているとされる不思議な気の力。この力をあなたの思念によって相手に飛ばし呪いをかけます。黒魔術の中でも上級に位置し、成功すれば効果も高い魔術です。
用意するもの
相手を模した紙の型を作り、そこに相手の名前を赤いマジックで書き記します。それを自分が寝ている場所の頭側にある壁に画びょうで留めます。あなたが眠りについている間に精霊が降臨します。必要な道具は下記になります。
- 黒い紙
- 人形に切るハサミ
- 名前を記す赤いマジック
- 人形を留める画びょう
手順
黒い紙を人の形に見立てて切ります。その人形の中心に魔術をかける相手の名前をフルネームで記載します。それを枕もとの壁に画びょうで留めます。眠りにつく前に、相手の事をひたすら思い描き怨念を込めます。そして「破!」と一喝して魔術は完成です。後は普通に眠ってください。
カットした紙に呪いたい相手の顔を強くイメージする
相手への怨念の強さが黒魔術成功の大きな要因になります。人形に切るとき、名前を書き記すとき、壁に画びょうで留める時。すべてを漫然と行ってはいけません。相手への憎悪、怨念、負のイメージの全てを注ぎ込み呪い尽くすかのごとくに作業を遂行してください。
危険な黒魔術のやり方紹介②確実に相手を呪える黒魔術
この魔術はこの記事の中で紹介する方法の中では最も効果が高く危険だと噂される魔術です。軽はずみな気持ちで行うと後悔する可能性がありますので、自分の心の内でよく相談してから行ってください。