イサキの旬について知ろう!味や料理のレシピも一緒にご紹介

イサキの旬はいつ?と思われている方も多いでしょう。ここではそんなイサキの旬について、分かりやすくご紹介します。今、旬の知識を身につければ、イサキが一番美味しいタイミングで買うことや、釣りに行くことができるでしょう。

イサキの旬は春から初夏

イサキは春から初夏にかけてが全国的に「旬」だと言われており、高値がつくのもこの時期です。また、大きいものほど値段も高くなります。この時期のイサキは夏と重なるものは「麦わらイサキ」、梅雨と重なるものは「梅雨イサキ」とも呼ばれています。名前を変える事で旬だというのが分かりやすくなるためです。

イサキの主な産地は長崎

長崎は漁獲量全国第2位であり、その中のイサキの漁獲量は全国第1位で、年間約1,700トン/全国シェア約33%という驚異的な数字を誇ります。長崎は三方を海で囲まれていることから漁業の発展が著しく、古くは歴史上の偉人からも着目されていました。長崎に訪れた際は市場にあるお店などでぜひ食べてみてください。

イサキは一年中買う事ができる

イサキの旬は春から初夏であるとご紹介しましたが、市場には一年中出回っています。秋から春にかけては、もちろん旬の時期よりも味は落ちてしまいますが、それでもそれなりに味は良く、熱を通す場合は旬以外の時期でも十分美味しく食べられます。また魚の脂があまり得意ではない人には冬期の購入がおすすめです。

イサキの旬について知ろう|産卵期について

ここではイサキの産卵期と旬の関係性について、詳しくご紹介します。シャケやししゃもに比べて産卵期が有名ではなく、真子や白子を食べたことのある方は少ないでしょう。

イサキの産卵期を知って、真子や白子の調理にぜひ挑戦してみてください。軽くボイルしてポン酢などをつけて食べたり、じっくり煮て煮付けなどにするのがおすすめです。

イサキの産卵期は梅雨から夏

6月半ば〜9月ごろの梅雨から夏にかけてが産卵期とされており、この時期が最も肥えています。身振りのいいイサキを狙うならこの時期がベストです。また真子や白子もぜひ食べて欲しいです。イサキの産卵期には身も真子や白子も食べられるので一石二鳥です。

イサキの産卵期と旬が重なる時期がおいしい

強い旨味を持つ白身魚のイサキは、産卵期のイサキの中でも活け締め(即死)されたものは格別で、時には鯛などの高級魚をしのぐほど味わい深くなります。この時期は身だけではなく皮にも脂がのっているので、寿司や刺身はもちろん、ソテーや塩焼きなどにしても美味しいです。

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