ヤリイカは釣りの人気者
ビギナーの方からすると、釣りの対象魚としてヤリイカが思い浮かぶことは少ないかもしれません。しかし、実はヤリイカは釣り人に人気がある魚なのです。その理由について、簡単に説明していきましょう。
ヤリイカは食べておいしいイカ
ヤリイカは、お店では高級品の部類に入ります。刺身にしてもあぶっても、美味しくいただけます。そのため、釣り人には非常に人気があるのです。ヤリイカが釣れれば、テンションが上がること間違いなしです。
ヤリイカは夜釣りが主流
ヤリイカに限らず、イカは夜行性の生き物です。したがって、イカを釣るなら夜釣りが最適です。なお、夜行性のイカが明るい灯りに近づく性質があるのは、明るい場所に集まる植物プランクトンを求めての行動だという説があります。
ヤリイカ釣りは初心者におすすめ
夜釣りというと、ビギナーの方は敬遠したくなるかもしれません。しかし、必要な「しかけ」を作る方法を覚えることができれば、ヤリイカ釣りはビギナーにもそれほど難しいものではありません。複雑なアクションも必要ないので、実はビギナーも楽しめる釣りだと言えるのです。ヤリイカについての記事はこちらを参考にしてみてください。
ヤリイカの仕掛けと作り方をご紹介｜堤防・ウキ釣り
産卵を目的として海岸に近づく習性のあるヤリイカは、波止場で釣ることができます。船を出したり乗合船を予約することなく、波止場まで出かければ気軽に始められるところが魅力です。ここでは、波止場からウキ釣りでヤリイカをターゲットにする場合について、詳しく見ていきましょう。
ヤリイカのウキ釣り仕掛けとは？
夜間に釣るので、暗い中で光を放つ「電気ウキ」を使うのが特徴です。またエサとしては、「テーラー（エサ巻きスッテ）」と呼ばれる蛍光色のルアー（疑似餌）に、鶏のササミなどを巻き付けたものを使います。
大まかに言うなら「電気ウキの光で誘い出す」という戦略です。そのため、軸となるミキイト（幹糸）から複数のハリス（針とエサを結びつける糸）を分岐させた「しかけ」を、重量級のオモリを使ってどっしりと安定させるのが一般的です。複数の針・エサを用いた「しかけ」で、誘い出したヤリイカを待ち受けるという戦法です。
