ベイトフィネスってどうなの?初心者のためのメリット・デメリットまとめ

アングラー自身の好みの部分でもありますが、スピニングリールだとサミングが熟達していないと簡単にバックラッシュしてしまいます。せっかく釣りに来たのに、絡まったラインに泣かされて終わりでは元も子もありません。初心者なら特にオープンウォーターでもベイトフィネスを使って、ロッドアクションの練習をし、経験値を積んでからさらにスピニングタックルの技を磨くという手もあります。

渓流でもソルトでもベイトフィネス

岩場やテトラスポットでも安心してプレイができます。渓流でのプレイから生まれたベイトフィネスですが、ワームを使ったシーバスなど、ソルトゲームにもその裾野は広がっています。陸っぱりでも、オフショアでも、どこでもベイトフィネスタックルは活躍しています。つまり、ベイトフィネスに挑戦することによって、技術向上の場が広がるということなのです。

ベイトフィネスタックルの上手な使い方

ブレーキシステム調整はしっかりと

ベイトフィネスの利点である正確さを実現するためには、まずブレーキの調節がポイントです。メカニカルブレーキと、マグネットブレーキの二種類が付いていることが多いので、このセッティングをしっかりすると、トラブルなく、意のままにキャスティングしていくことができます。メカニカルブレーキは、パタパタ動くスプールが動かないくらいまで締めます。マグネットの方は微調整が必要ですので、付属のマグネットを全部装着してブレーキMAXから始めて、一つづつ減らしていくとバックラッシュを防ぎつつ思い通りにキャストできる塩梅が見つかります。ブレーキ調整がしっかりできていれば、着水の時のサミング程度で十分ですので、初心者アングラーでも安心です。

初心者におすすめベイトフィネスロッド

①シマノ トラウトロッドカーディフNXB50UL

出典:Amazon

こちらはロッドの長さが十分にあり、少々遠いところにも投げやすいのが特徴です。しなやかさを残しながら、ねじれ、ブレに強くキャスト性能を高めているので初心者にも扱いやすいロッド。慣れれば1g台のルアーから20g越えのヘビーシンキングミノーまで対応可能ということで、かなり広範囲で活躍が期待できます。ルアー、ラインの組み合わせも幅広く対応できる懐の深さを持った一本です。

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