人気魚ギギの飼育方法や釣り方を紹介!刺されないようきをつけて

ギギは夜行性であり、夜に活発に捕食などを行います。ギギは雑食であるため、魚から昆虫まで広く餌として食べます。1000粒から2000粒もの産卵もギギの習性の一つです。産卵期の春から夏に大量の卵を産み、稚魚が生まれます。稚魚から成魚になると30cmほどまで成長していきます。体にも特徴があります。8本のヒゲもその一つで、上あごに4本、下あごに4本生えていて、ヒゲに囲まれた顔はどこか可愛らしさがあります。ヒゲの本数はナマズとの見分けにも役立つため、覚えておくと見分けやすいでしょう。「ギーギー」と音を鳴らすのも特徴的です。飼育や釣りの面から見ると「ギーギー」と音を出しているトゲには十分な注意が必要です。

ギギのトゲには気を付けよう

ギギのトゲは背びれや胸ビレにあり、毒を持っています。死に至るほどの深刻な人体への影響はありませんが、刺されると激しい痛みや痺れを引き起こすため、飼育をする時や釣りをすると気には注意が必要です。もし刺されてしまった場合、患部への素早い対処が大切です。まず刺されたトゲを取り除き、毒が回らないように患部をギュッと絞って血を出します。患部の洗浄、消毒するというのが一連の対処です。痛みや痺れの程度は差があるため、痛みや痺れがおさまらなかったり、激しかったりする場合は適切な診療を受けましょう。

ギギの生息地・分布を知ろう

ギギは日本固有種であり、日本にだけ生息しています。固有種とは一つの国や地域にしか生息していない種を指し、一つの国や地域で個体が減ることは絶滅に直結するため、保全の視点も持つ必要があります。ギギの生息地は近畿地方から西に広く分布し、九州まで生息している魚です。ギギの仲間の中には朝鮮半島、中国、ベトナムに生息している仲間もいます。日本固有種であるギギは湖や沼を好んで暮らしています。幼魚と成魚で生息環境が異なるのも特徴です。幼魚は水路や河川など身近に生息し、大きくなったギギは水深の深いところにいることが多いです。夜間に活発に活動するため、昼間は陰に潜んでいます。控えめな暮らし方も観賞魚として適しているでしょう。ゆっくりと泳ぐ昼間のギギや夜の元気なギギを見て、癒されること間違いなしです。

ギギはどうやって手に入れるの?

ギギについて、どのような魚から習性や特徴、分布、注意すべきトゲなどから知ることができたでしょう。「ギーギー」という音や8本の口ひげなどが気になっている方もいることと思います。ギギを飼いたいという方はどこでギギを手に入れればよいのでしょうか。主なギギの入手方法をご紹介します。

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