ギギを購入したり、釣ったりして入手したら、飼育してみましょう。飼育するためには水槽などの準備や好む餌などを把握する必要があります。飼育するためのグッズから順に紹介していきます。飼育する上での注意点も合わせて確認しておきましょう。
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ギギを飼育するためのグッズを揃えよう
魚を飼育する時に必須であるのが水槽です。ギギは幼魚と成魚で体長の差が大きく、成魚になると30cmを超えます。そのためギギが窮屈にならないように余裕を持った水槽のサイズが必要になり、100cmから120cmの水槽が適しています。長く育てるためにも最初は大きく感じる水槽でもしっかり準備しておきましょう。次に大切であるのがフィルターです。空気を取り入れる効果の高いフィルター、ろか性能が高いフィルターがおすすめです。ギギは酸欠に弱いため、夏などの活発な時期に備えて酸素を多く取り入れられるフィルターがベストです。雑食のギギは小魚なども食べるため、他の魚よりも排泄物が多いのが特徴です。水槽内を汚れにくく清潔に保つためにもろか性能の高さが大切です。他にも大型のギギを飼育する場合には、飼育に必要な装置が壊れないように保護する必要があります。ギギにとって過ごしやすい環境を作って、快適に生活できるようにまずは装備から整えましょう。
ギギの大好物を餌にしてあげよう
ギギは雑食であるため、市販の魚の餌も食べますが、小魚など生きた餌を好んで食べます。小魚などの生きた餌は入手や管理が市販の餌よりは手間がかかりますが、ギギが成長するにつれて、市販の人工飼料は食べなくなることもあるようです。そのため小さい頃から大好きな小魚で育ててあげるのがおすすめです。好む餌はオイカワ、カワムツ、タナゴ、ドジョウなどの魚です。ギギはナマズの仲間であまり大きく口を開けられないため、大きすぎると食べられません。餌のサイズにも注意しましょう。
ギギを飼育する時はここに注意!
ギギを飼育する時には、やはりトゲには注意が必要です。普段触れることは多くありませんが、水槽の掃除をする際にはゴム手袋などを付けて万が一に備えましょう。大きくなってくるとパワーもあり、噛み付くこともあるため、ゴム手袋はあると便利です。他の魚との同じ水槽での飼育は難しいようです。夜行性で雑食のギギは夜になると他の魚を追いかけ、体がボロボロになるということもあります。ギギよりもサイズの大きな魚であれば、一緒の飼育に成功しているクチコミもありました。その場合も隠れられる流木や花瓶などでシェルターを作ってあげると良いようです。
ギギの釣リ方を知ろう
ギギは飼育だけでなく、釣りも楽しむことができます。ギギの習性から夜に釣ることが多く夜釣りが好きな方にもおすすめです。飼育する設備はないけどギギが好き・気になるという方もぜひ挑戦してみましょう。
ギギは穴で仕掛け釣りを楽しもう
ギギのおすすめの釣り方はブロックの隙間などの穴に仕掛けを落とす穴釣りです。ギギがいそうな隙間を探す感覚は宝探しのようで、仕掛けに食いついた時の喜びもひとしおです。通常の釣り方で楽しむ場合は、ギギは底にいることが多いため、底に住む魚を狙う仕掛けが適しています。凝った装備は必要なく、手軽に楽しむことができ、初心者にもおすすめです。釣った後の処理では、ギギのトゲに気をつけて扱いましょう。
ギギ釣りに適したタックルは?
夜釣りでギギを狙う場合の装備として重めのルアーなどのタックルをおすすめします。ギギは成魚はサイズが大きく、重さもずっしりと重く、当たっても引き寄せるのが大変です。そこで重めのルアーを使用することで難なく釣れたギギを引き寄せることができます。重めのタックルを用意して力強くギギを釣り上げましょう。
ギギの旬や釣りやすい時間帯はいつ?
ギギは食べても美味しい魚で地域によっては食用としていたり、嗜好品としてツウの間で食べられていたりするため、釣りを楽しむ時はぜひ味わってみたいものです。ギギの旬は春から夏にかけてです。クセのない味わいが増し、ギギの味わいの真髄を楽しむことができる時期でしょう。釣りやすい時間帯を知っておくことも大切です。ギギの生態を思い出すと考えやすいでしょう。昼間は活性が弱く陰に隠れている場合があります。ギギは夜行性であるため、夜に活発になり、釣りやすい時間と言えます。ギギ釣りは夜釣りが主流ですので、防寒など準備をして釣りにでかけましょう。
ギギを料理して食べよう!
ギギは白身魚でクセのない味わいが食べやすく、誰が食べても美味しい魚です。調理法も様々です。焼いても良し、揚げても良し、煮ても良しの万能さな美味しさで、古くからの食べ方には蒲焼などもあります。釣りを楽しむ方にとっては釣果を味わうことも醍醐味の一つですので、ぜひギギの美味しさを堪能しましょう。
まとめ
ギギは特徴のある8本のヒゲや昼間にじっとしている姿が可愛らしく、のんびりとした動きに癒される魚です。飼育方法も簡単で、水槽やフィルター、餌に注意することで長く育てることができます。特徴であるトゲには毒性があるため注意が必要です。飼育だけでなく、釣りも楽しむことができるたくさんの魅力あるギギを飼育して癒されましょう。