自転車のライトにはどんなものがいいのか?
たくさんの人が利用する自転車ですが、自転車も車と同じ軽車両扱いになります。しっかり視野確認ができて歩行者や車両への存在アピールのためにとても大切なことです。安いものから高いものまで様々な商品が売られている中で、自転車のライトを紹介していきます。
自転車のライトには明るいLEDが良い
今ではいろんな所で使われているLEDで、特徴は主に低消費電力でとても発光が良く長寿命であることです。たくさん買い換える必要はなく、時にははずして懐中電灯としても使用できることから便利とされています。明るい以外にもLEDであるとコンパクトで軽いものが多い為、邪魔にならず取り付けやすくなっています。
自転車のライトは防水が必須
急に雨が降ってきたり、屋根が付いていない所に停めていたらもちろん濡れてしまいます。その為、天候に左右されずいつでも使用できる防水性能が必須になってきます。また、いろんな方向からの雨でも耐久できるものが多いので、天候が悪いなかでも安心して使用できます。
自転車のライトは充電式が便利
主に電池式、充電式の2種類があります。電池式は電池の大きさによりライト自体も大きくなります。充電式なら電池の大きさがない為コンパクトで軽量になります。モバイルバッテリーを持ち歩けばいつでも充電ができます。
自転車のライトにはリアアンプもある
リアアンプは、後ろについている赤いライトのことです。車のテールランプのようなものです。後ろからでも自転車が走っているという存在を伝えるための大事なものです。郊外など特に建物や電灯が少ないところでは必須になります。
自転車のライトを買うなら有名ブランドが安心
有名であるということはそれほど評価が高く多くの人が使用していることになります。有名ブランドでは保証がしっかりついていたり、光の調整ができたり、機能が充実しています。自分のためや周りの人のためでもある重要なものです。長く使うなら有名なものが安心できます。
明るさの単位とは
家の中で使用する照明器具や、車のライト、街の電灯など光に対しての単位が様々あります。規定があったり、電力も違ってきますので単位を参考にして購入などしていきます。その中でもLEDライトの表現単位をご紹介します。
明るさの単位は3種類
よく電球や蛍光灯を購入する時に、ワット数を見て購入しますがこれは消費電力量を表しています。一方、LEDが使用されているものは明るさの単位が3種類存在し、ルーメン(lm)、カンデラ(cd)、ルクス(lux)が主に用いられています。それぞれ明るさや意味の違いがあり内容も変わってきます。
ルーメン(lm)とは?
LED本体から出る光の量(光束)を表す記号になります。ルーメン(lm)の中でも数字により明るさが異なります。数値が大きくなるほど明るくなるのでLED電球に取り替える場合など、明るさの目安となるルーメン(lm)を参考に購入します。
カンデラ(cd)とは?
カンデラ(cd)は照射面積を表す記号で、光が出ている面積の明るさがどのくらいあるのか表します。同じルーメン数であっても、家の照明のように全体的に光の面積があるのと、懐中電灯のように一方方向を照らすのでは明るさの感じ方が変わります。
ルクス(lux)とは?
ルクス(lux)の場合照らされた部分の面の明るさを示します。そのため遠くから照らすほど照らされた面は広がって明るさは減り、値が低くなります。近くから照らせば照らされた面は狭くなり明るくなるので値が高くなります。
自転車のライトはルーメンでみる
単位がいくつかありますが、特に大事なのはルーメンをみて明るさで選ぶことです。自転車の存在アピールはもちろん、運転するのに前が見えづらいと危険です。しっかりと明るく持続性があり丈夫なものが重要になってきます。ほとんどの商品がルーメンで表記されているため覚えておくと便利です。
自転車ライトに必要な明るさとは?
ライトはどこを走るにしろ明るいほうがとてもいいのですが、明るくてしっかりしたものを買うとなるとそれに伴って値段も上がっていきます。なので、自転車で走っている場所を踏まえてどのくらいの明るさが必要かが重要になってきます。
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自転車で走る場所によって必要な明るさが違う
街灯やお店がいっぱいあれば充分明るいので、自転車のライトはそこまで明るいものでなくてもよく見えます。逆に街灯が少なく暗い所だと見えない部分が多くなり、存在も目立たなくなってしまう為明るさが必要になってきます。このようにどこを走るかによってどれだけの明るさが必要なのか考えることが大切になってきます。
商店街など明るい場所なら100ルーメン
商店街では街灯やお店がたくさんあり遠くまで見渡せるほど明るい場所が多いので、自転車のライトも100ルーメンくらいの明るさであれば充分です。逆に明るすぎるライトでは人通りが多いところなど眩しく感じられて迷惑になってしまうため、自転車がいることがわかるくらいのものが良いです。
街灯が明るい地支部の道路なら100~200ルーメン
地支部で明るい場所であればこちらも100~200ルーメン位あればちょうど良いです。このくらいの明るさであっても歩行者など気づきやすい明るさの為充分になります。少し人通りが少なくなってしまっても大丈夫な明るさです。
街灯がある市街地の道路は200~300ルーメン
街灯もありある程度見渡しがいい市街地や住宅街であれば、200~300ルーメン。自転車のライトも合わせていい感じの明るさになります。街灯の間隔が少なくなったり、路地を通って多少暗くなってもこのくらいあると便利になります。
郊外のやや暗い道路なら300~600ルーメン欲しい
建物や人影がなんとなくわかるくらいの場所であれば300~600ルーメンの明るさが必要になってきます。結構明るめのライトになりますが、しっかり視野確認ができて他の人から目立つためにこのくらいあると安心です。
街灯のない真っ暗な道を走るときは1000ルーメン以上が必須
街灯もお店も少ないような郊外や田舎の方だと真っ暗な道が多いので600~1000ルーメンのとても明るいライトが必須です。細い道や整備されていない道も危険になってくるので、なんとなく見えるのではなくはっきり見えるものを取り付けるのが安心です。かなり眩しい明るさの為、人がいた場合には少し位置を下げるのも大切です。
100ルーメンのおすすめの自転車ライト2選!
ここからルーメン数別に、おすすめのライトを紹介していきます。まず100ルーメンライトでこの程度の明るさで売っているものは少なく、ライト専門のブランドが出しているのでそちらをご紹介します。
キャットアイ(CAT EYE)LEDヘッドライト VOLT100XC HL-ELO51RC
数多くのライト商品を出しているブランドで、100ルーメン(400カンデラ)の高輝度LEDを搭載している。点灯と点滅の2モードになっており切り替えが可能で、点灯は1時間、点滅で5時間の持続が続きあまり長時間の運転はしないかたに良いです。ゴムバンドは取り付け、取り外しがスムーズにできるものとなっています。
USBケーブル不要で充電が可能
リチウムイオン充電池が内蔵されたUSB充電式ヘッドライトで、直挿しが可能なUSBプラグによってケーブル無しで充電が可能です。パソコンにそのまま挿したり、モバイルバッテリーにも直接挿して充電ができるのでケーブルを付ける必要がなく持ち歩きやすくもなっています。
スペック
- 充電方式: USB充電
- 明るさ: 100ルーメン
- 光源: 高輝度LED1灯
GENTOS(ジェントス) LED懐中電灯 閃 SGシリーズ
日本のLEDライトメーカーで、明るさ100ルーメンでこの商品は電池タイプで単4電池3本使用ですが、エネループの電池が使用できるので電池を新たに買い換えることなく使用ができます。点灯時間も約10時間、点滅も約22時間と長時間の使用が可能になります。
自転車以外の用途にも対応できる
パイプホルダーからの取り外しが簡単にでき専用ポーチも付いているため、作業用ライトに使えたり懐中電灯としてアウトドアや釣りなど様々な用途で使うことができるので便利です。また、ワイドビームとスポットビームの無段階調節が可能なので使う場所によって調節ができます。
スペック
- 稼働時間: 点灯/約10時間、点滅/約22時間
- 使用電池: 単4×3本使用(エネループ使用可能)
- サイズ: 直径約29×104mm
- 重量: 約102g(電池含む)
- 光源タイプ: 高輝度チップタイプ白色LED
100〜200ルーメンのおすすめ自転車ライト4選!
続いて200ルーメンまでのおすすめのライトをご紹介していきます。ここからサイズも多少大きくなってきますが様々な形や性能がたくさん付いているライトが出てくるのでそこも見どころになります。
キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT200 HL-EL151RC
高輝度白色LED1灯の約200ルーメンのコンパクトライトで、USB充電式でも重量58gとなっており軽量なモデルになっています。ハイ200ルーメンとロー50ルーメン、点滅モードもあり場所に合わせた調節が可能になります。装着バンドはどの自転車にもつけやすい設定ができるものになっています。
充電残量がわかると便利
バッテリーインジゲータを搭載していて、電池の残量が20%下回ると本体上部にある白いボタンが赤く点滅して知らせてくれます。急に切れてしまうと困ります。まだ使用できるほど残っているのかひと目でみて充電タイミングがしれてとても便利です。
スペック
- 充電方法: USB充電式
- サイズ: 90x34x35 mm
- 重量: 58g (本体・充電池)
- 光源: 高輝度白色LED1灯
- 明るさ: 約200ルーメン
OlymFits 自転車 LEDフロントライト
防水加工がされていて、汚れてしまった場合でも洗うことができるライトになっています。明るさ200ルーメンの高輝度LEDで省エネ設計になっており4~7時間の持続ができます。50メートルの照射範囲があり強、中、弱、点滅の4つモードがあるので場所によって切り替えることが可能になります。
5点セットでコスパも装備も抜群
フロントライト、フロントライト小、テールライト、テールライト小、さらに自転車のベルも付いた5点セットになっています。特にロードバイクで街乗りなどをしている方におすすめです。懐中電灯として使用できたり、小さいライトはヘルメットにも装着できるので様々なシーンに活躍する商品です。
スペック
- 充電方式: USB充電式、省エネ設計(1200mah)
- サイズ: 10×3.5x8cm(フロントライト)
- 重量: 94g(フロントライト)
- 光源: 高輝度LED電球
- 明るさ: 最大200ルーメン
- 特徴: フロントライト、フロントライト小、テールライト、テールライト小、自転車ベル 5点セット
GENTOS(ジェントス) バイクライト XB
明るさはハイで150ルーメンのライトで、充電方式は単3形アルカリ電池2本又は、USB充電の両方に対応しています。耐久や落下耐久、防水、耐水など様々な品質試験を実施しているため長持ちしやすいライトになっています。
周囲にも気遣いができる自転車ライト
オートディマーモードを搭載しているライトで、明るい場所になると光量を暗くし、暗い場所になれば光量が自動で明るくなります(自動調節も可能)。両サイドにも存在アピールしやすい設計で、AXビームリフレクターを搭載しているため対向車に対して上方の光をカットし眩惑を軽減します。
スペック
- 充電方式: 単3形アルカリ電池2本、USB充電
- サイズ: 約幅100.5x奥行41.7x高さ32mm
- 重量: 約75g(電池含む)
- 明るさ: 最大150ルーメン
- 特徴: オートディマーモード、サイドエミッター、AXビームリフレクター搭載
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ロードトレースセンサーライトプロ DLF314-BK
最大200ルーメンでバッテリーインジゲーターやCREE社製のLEDチップ、防滴仕様(IPX4取得)など多様な機能を搭載しているライトです。自転車の停車を感知して自動消灯し、振動を感知すると自動で点灯してバッテリー消費を抑えることができ少し停車して離れるときなど便利な機能になっています。
効率よく路面を照らしてくれる次世代スマートライト
路面の明るさを自動で解析して光量を調節してくれるADCセンサーを搭載しています。また、車のヘッドライトから得たマルチリフレクターをレンズ内部に使用し、不要な光をカットすることで効率よく路面を照らす省エネ設計のライトになっています。
スペック
- 充電方式: リチウムイオン充電池2本内蔵、USB充電
- サイズ: 82x43x84(ブラケット除く)
- 重量: 約108g(ブラケット、緩衝材含む)
- 明るさ: 最大200ルーメン
- 特徴: 自動明るさ制御ADCセンサー搭載
ドッペルギャンガーに関する記事はこちら
200〜300ルーメンのおすすめ自転車ライト3選!
少し薄暗いところでもしっかり照らしてくれる300ルーメンまでのおすすめライトをご紹介します。ここまでは値段も大きく差が出るわけでもないのでそこまでコスパもかからない商品も多いです。
SOOJET BFR-03 CREE XPG 300ルーメンLED自転車ライト
このライトは夜間の走行のために設計されていて、光の照射範囲がとても広く360℃回転させることができるので、様々なシーンや状況によって自由に調節ができるので便利です。照射範囲が広いため人通りが少ない場所などに最適になります。
素材も重視したライト
耐摩耗性を使用している高品質のアルミ合金のランプヘッドで頑丈な設計になっています。簡単に取り外しや取り付けが可能で、耐衝撃性保護を備えているため衝撃に強くなっています。防水にもしっかり対応し、長く使用できるための性能がたくさん施されています。
スペック
- 充電方式: USB充電
- サイズ: 80x20x11mm
- 重量: 49g
- 明るさ: 300ルーメン
- 素材: 高品質のアルミニウム陽極酸化合金ランプヘッド