PEラインをマスターしよう!メリットから結び方まで

2つ目は、最大の特徴の一つである、非伸縮性に伴う高感度な点をあげることができます。この高感度という特徴は魚のアタリや、地形の変化などのより多くの情報を手に伝えることができ、さらに、伸びがない分キャスト時の力が失われることが少なく、細さも相まって飛距離の飛躍的な向上を見込むことができます。

PEラインのメリット③:耐劣化性

3つ目は、劣化に強い点です。PEラインの特徴の一つである非吸水性は、海での使用時に海水の塩分を吸うことがないため、海水による劣化の心配はありません。さらに紫外線にも強いため、使い方によっては、長く使用することができるため経済的と言えます。

PEラインのメリット④:コシのなさ

ナイロンラインやフロロカーボンラインでは、ラインの交換には巻き癖の悪化が原因の場合があります。これらの素材は癖や硬さをある程度持っているため、長期間リールに巻き取った状態のままだと巻き癖がついてしまいます。一方でコシや癖、硬さのないPEラインの場合は、こういった巻き癖によるトラブルはないに等しいです。

PEラインのデメリット…

以上、ここまででPEラインの特徴とメリットをかんたんにご説明させていただきましたが、PEラインを扱う際に注意すべき欠点も、やはりいくつかあることもお伝えしなければなりません。以下はそれについてですが、PEラインのデメリットにはメリットであると同時に欠点にもなり得るものがほとんどです。では、順番にご説明いたします。

PEラインのデメリット①:非伸縮性・非柔軟性

デメリット1つ目は伸縮性と柔軟性に欠ける点です。先程はメリットとして説明した非伸縮性ですが、これはデメリットとなる場合もあります。ナイロンラインなどでは、伸縮性により魚の引きなどを緩衝することができますが、PEラインではそれができません。そのために、先端にショックリーダーを取り付ける必要が生じます。また、柔軟性がないためロッドやリールへの負担も考慮しなければなりません。

NEXT PEラインのデメリット②:比重の軽さ