ハセカラ騒動とは?
2ちゃんねるユーザーでハセカラ騒動を初見な人はほとんどいないかと言われるほどポピュラーな炎上事件です。ネットリテラシーに関して彼らを反面教師として利用できますしまた騒動が始まって約7年になる今でもその火は消えることを知りません。
2ちゃんねるから始まった炎上騒動
この騒動は2ちゃんねるにおいえ当時大学生の長谷川少年が個人情報の多くを特定されたことで始まりました。当時のユーザーが長谷川少年に様々アクションをするのですが、そんな時長谷川少年が頼った人こそ弁護士唐沢貴洋氏なのである。弁護士がどうして炎上の一員になるのかこの騒動が初耳の人にとっては不思議に思うかもしれません。しかし炎上するだけの理由があるのです。本記事では炎上の原因についてもみていきます。
ハセカラは長谷川と唐澤の略称
長谷川少年と唐澤貴洋が織りなす騒動略してハセカラ騒動と言われ今なおネットのおもちゃのような扱いを受けています。本記事ではこの騒動について時系列からもみていきたいと思います。
特定による被害を受けた例
ネットにおいて特定の被害にあった例は多く存在します。本項ではそんな特定被害(ほぼ自業自得)に遭った人々についてみていきます。ハセカラ騒動同様自分の個人情報は自分で守る時代となっているため先人の失敗から学べることはしっかりと学んでおきましょう。
瞬殺のコルバルト
比較的最近の有名な住所特定事案です。小学生だった瞬殺のコルバルト君が自身のYouTube内で偽の住所を言う動画があったのだがユーザーが動画内のカレンダーゴミだし日から住所を特定しました。無知なものに情報発信をさせるとこうなるという一例を示す結果といい例ですね。
小学生へのネットリテラシーの教育の必要性を教えてくれます。昨今YouTuberに憧れた小学生が動画をアップしているのを見かけますが所々に特定の材料があるので気を付けてほしいものです。
バカッター、バカスタグラマー
最近立て続けに起きていたバイトテロやいたずらや犯罪行為の自慢などSNSを通して自身の悪行を広めたことで住所特定に繋がりました。この件に関してもそれだけの事をしたのだからしょうがないことだと考えられます。Twitterやインスタグラムは自身の出身や身辺関係についても書く人が多いです。ネットでは発言や行動の発信についてきちんと考えて使わないといけないですね。
その他にも昔の少年犯罪者に関する特定をしようとする動きがありましたが難しいそうです。過去の少年犯罪者に関する記事はこちら
その他youtuber
ネットに露出を行うyoutuberもたくさん特定されてきました。家の画像やその活動区域、過去の同級生によるリークなどで今住んでる場所から実家の住所までバレています。これらは炎上や世間的に悪いとされることを行ったyoutuberが主に標的になってます。やはりヘイトはあまり買いたくないですね。あげないことが一番ですが動画を上げる際には細心の注意と反感を買わないことを行うことをオススメします。
自身の情報の特定、拡散は自分だけでなくその家族、深く関わりのある人物にまで迷惑をかけます。そんなトラブルに合わないようにするために過去の失敗例を見て学んでいってください。
2ちゃんねる特定班のすごさ
この騒動では特定班が力を多く発揮しています。一部では日本の警察の操作能力以上の力を持っていると言われておりそんなネット特定班には凄いエピソードが沢山あります。ここではそんな凄い特定エピソードについて紹介していきます。
部屋の写真で特定
2ちゃんねるにおけるなんJ民の特定技術は凄まじく部屋の写真から特定された事例があります。ある例ではカレンダーに書かれた学校名から住所まで特定を行いました。また賃貸等であればその構造次第では特定しやすいです。
窓の外の写真で特定
家の窓の外の景色を写した写真の中のお店の外観から地域を、画角からおおよそのすんでる場所まで特定しました。それも写真投稿から一時間と満たずにです。家の外から見える景色にお店があればそれらを検索したらすぐに絞られます。自宅にまつわる画像はあげないことをオススメします。
ポケモンGO等地図が表示されるアプリで特定
ポケモンGO等地図を出すアプリのスクショ等を投稿した際にはその地図の形状からすぐさま特定をされました。家にポケモンがいる等ツイートした人が特定されたため自身が投稿する画像にはなんの抜け穴もないことを確認する必要があります。
ほんの少しでも自身の個人情報に繋がるものがあればそこから多くの情報を特定出来ます。気にしすぎるなとは言いませんが常にそれらのリスクがあることを念頭に入れておくことをオススメします。
ハセカラ騒動①掲示板での自分語り
始まりは高校生だった長谷川少年が八神太一というコテハンを付けて2チャンネルで自分語りともいえる書き込みを始めてからです。本項ではハセカラ騒動のプロローグといえる彼の掲示板での自分語りについて述べていきます。
長谷川亮太が2ちゃんねるで悪質な書き込みをしてしまう
長谷川少年は高校1年の時に多くのスレで不愉快な書き込みをしてきました。例をあげると未成年飲酒を思わせるものや震災について不謹慎な書き込みなどを行ってました。
不愉快な書き込みや自分語り程見ていて嫌悪感のでるものはありません。そんな自分語りに関する記事はこちら
2ちゃんねるユーザーから反感を買う
不愉快な書き込みと自分語りは多くのユーザーの反感を買うものとなり又コテハンの元ネタであるデジモンアドベンチャーの八神太一ファンからも嫌われていきます。いつしか彼は2ちゃんねるでも嫌われ者として立場を確立するのです。
アップした写真などから特定されてしまう
匿名だから大丈夫と思っていたであろう長谷川少年はその考えを根底から覆される出来事が起きます。普段通りスレで書き込みしているときに別の人のコメントによる煽りで彼は大学資料の一部の写真をアップしたのです。彼のアップした写真によって彼の大学が特定されそこから芋づる式に多くの情報が特定されました。
ハセカラ騒動②事態を収束するために唐澤貴洋弁護士が登場
遂にあの男が参戦します。一つの写真を引き金として今まで長谷川少年への積もり積もったヘイトが爆発し一気に彼を追い詰めていきます。彼が救いを求めたのが唐澤弁護士です。
長谷川亮太の個人情報が拡散されてしまう
住所、名前と特定されたことによって彼の今までの経歴についてもどんどんと特定、拡散されました。自分の情報がネットの海に拡散されていく気分とはどのような気分だったのでしょうか。しかし恐怖心でいっぱいだったことは伺えます。
法的措置のため唐澤貴洋弁護士に依頼する
追い詰めに追い詰められ彼が頼ったのはネットに強い弁護士として活動していた唐澤貴洋弁護士です。この二人の出会いがある意味歴史に残る最高の騒動につながっていきました。
ハセカラ騒動③唐澤弁護士の登場で騒動が大きくなる
唐澤貴洋に事態の収拾を依頼したのですがご存知の通り騒動は今でも続いてます。彼がこの騒動にどのようにガソリンを注いでいったのかみていきます。
小さな悪口でも過剰反応してIP開示請求しまくる
事態の収拾を頼まれた唐澤貴洋がとった行動はネット内で長谷川少年に関する小さな悪口からIP開示請求をすることでした。長谷川少年に関することに過剰に反応して開示請求にネットの民たちは少しずつその興味を長谷川少年からその弁護士に移っていったのです。
唐澤貴洋の仕事内容が発覚してネットユーザーから馬鹿にされる
当初誹謗中傷していた2ちゃんねるユーザーは本物の弁護士の登場に恐怖心を抱いていました。しかし開示請求に実害が少ないと分かると再び中傷が再開しその時に彼の仕事内容について見られるようになりました。そこで発覚した仕事内容のずさんさはユーザーにさらなる燃料を与えました。
公私混同した事務所アカウント
唐澤貴洋の所属する法律事務所のTwitterアカウントにおいて彼の趣味のアイドルのアカウントに多くのフォローをしていることが発覚しました。自身のアカウントならよかったのですが法律事務所のアカウントと公私混同した姿勢にユーザーも疑問に思いました。
肩書きと実績がかみ合わない
「ネットに強い弁護士」と謳っている割にはIP開示請求だけやり又それだけでも多額のお金をもらっていくというビジネススタイルやまずその開示請求のやり方を知らないなど多くの不手際を見つけ次第に唐澤貴洋をからかうユーザーが増えました。
騒動は収まるどころか拡大していく
炎を鎮火しようとした唐澤貴洋であったが日頃の行いがばれたことで収拾どころか長谷川少年と唐澤貴洋がかけ合わさり炎は気付けばとてつもなく大きくなりました。
ハセカラ騒動④騒動自体がネットのおもちゃになってしまう
騒動は掘り下げれば掘り下げるだけ次から次へと新たな旨みが出てきたため多くのユーザーにとってのかっこうのおもちゃとなったのです。
唐澤貴洋弁護士の発言がまとめられる
この騒動によって唐澤貴洋の発言をまとめたサイトがたくさん登場しました。次世代に伝えようとしており今この瞬間も彼のファン(?)が生まれています。彼の発言はその背景をよく知っているととてもおもしろく感じることの出来るものとなっているため気になるかたは是非検索してみてください。