かっ飛び棒とは?
スローアクションへの対応力と高い遠投力とを併せ持った、唯一無二とも呼ばれるルアーになります。発売以来、釣果がアップしたという話が飛び交い話題になっています。かっ飛び棒について詳しく見ていきましょう。
ジャンプライズから発売されているシンキングルアー
今ではお馴染みともなっていますが、ジャンプライズから発売されているシンキングルアーになります。「かっ飛び棒130BR」というなネーミングで販売されています。発売以来話題をさらっているかっ飛び棒です。
なぜこんなに釣れるのかと話題になっている
かっ飛び棒を使うことで釣果がアップしたという話が飛び交っています。しかも釣れる魚の種類は様々となっており、なぜこんなに釣れるのかと話題になっています。その秘密を特徴を見ることで、探っていきましょう。
かっ飛び棒の特徴
一番の特徴ともされるのは、やはりその圧倒的な飛距離になります。それ以外にもスローアクションの操作のしやすさが上げられます。タダ巻きはもちろん、ストップ&ゴーやドリフトにスキッピングなど何でもござれです。
圧倒的な飛距離が出る
安定感が抜群の飛行姿勢を持っていて、気象条件に左右されない圧倒的な飛距離を出せるのが魅力となっています。それは信じられないほどで、40gのメタルジグに負けないびっくりする飛距離です。
引き抵抗がある
スローアクションの操作のしやすさにも通じますが、引き抵抗があるのが魅力となっています。動きを逐一感じることで、様々なシュチュエーションにも細かく対応することができます。注意したいポイントです。
かっ飛び棒で釣れる魚
釣り方にもよりますが、かっ飛び棒で釣れる魚は多種多様なものになります。それこそ目移りするほどの種類となっていますが、ここではその中の主なものについて見てみましょう。それでは順番に見ていきましょう。
スズキ
シーバスとも呼ばれ、海釣りでは大変人気のある魚です。スズキは本来は出世魚となっていて、成長とともに呼び名も変わってきます。各地方で呼び名も変わりますが、関東ではセイゴからフッコになり、最後がスズキです。
ヒラメやマゴチ
高級魚としても知られるのがヒラメやマゴチです。マゴチは以前には料亭などで振舞われていた魚で、牛の尾の形をしていることから牛尾魚とも書きます。通常漢字で書くときは平目と真鯒になります。
マダイやクロダイ
こちらも高級魚の代名詞ともなりますが、マダイやクロダイも当然釣れます。日本でははるか昔から食用とされてきた重要な魚となっています。クロダイは釣りでは、チニングとも呼ばれる釣りでおなじみの別名がチヌです。
青物
いわゆる青物対策も万全となっているのがかっ飛び棒です。狙える青物の種類も多く、アジをはじめブリやワラサにサワラなど幅広くなっています。こういうところがあらゆるターゲットに効くルアーとしての評価を上げています。
かっ飛び棒におすすめのタックル
ここからはかっ飛び棒を使う際のおすすめのロッド、リール、ラインについて見ていきましょう。ロッドについてはキャスト性能だけでなく、アクション操作が重要になります。リールについては、ラインキャパシティーがあるものを選びましょう。ラインは8本ヨリ構造が無難。
①ダイワ ショアジギングロッド ジグキャスター 106H
これも筋トレ
40gのメタルジグも余裕という声の上がるダイワのジグキャスターです。2ヶ月程使用した方の話によると、何の問題も無いようです。流石に長い竿を何時間もシャクリ続けると腕が痛くなりますが、これも筋トレです。
スペック詳細
- ロッド(釣り竿)タイプ:ショアジギングロッド / スピニング
- 主な用途:ショアジギング
- 標準全長ft.(m):10’6″(3.20) / 仕舞(cm):165
- 継数(本):2 / 標準自重(g):300
- 先径(mm):2.4 / 元径(mm):17.9
- ルアー重量(g):50~120
- ライン(lb.):30~40
- カーボン含有率 (%):96
②シマノ ソルティーアドバンス ショアジギング S906MH
初心者の方にも
3拍子も4拍子も揃っていると大好評のシマノのソルティーアドバンスです。そのデザインや遠投性に操作性と絶賛の声が多く上がっています。値段的にもリーズナブルな価格となっているので、初心者の方にも向いています。
スペック詳細
- 長さ:9.6feet
- 適合ジグ/プラグウエイト(g):MAX80/MAX60
- 適合ライン:[ナイロン/lb]10-20、[PE/号]1-3
- 釣種:ショアジギング
- 対象魚:ワラサ ブリ
- 継数(本):2
- 仕舞寸法(cm):149.5
①シマノ ショアジギングリール 16 ナスキー 4000XG
何も気にならない
重厚な造りが評判のシマノのナスキー 4000XGです。価格に似合わずガッチリとできていて、軽さよりも頑丈さがショアジギングには大事という意見もあります。重量は少しありますが、実際のフィールドでは何も気にならないという声も届いています。
スペック詳細
- リール ハンドル:左右付け替え可能
- 使用できる釣法: ライトジギング オフショア ショアジギング ライトショアジギング シーバス
- 主なターゲット:シーバス ワラサ イナダ ヒラメ マゴチ マダイ タチウオ
- ギア比:6.2
- 実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):6.0/11.0
- 自重(g):295
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):51/17
②ダイワ スピニングリール 15 レブロス 4000
秀逸な一品
大物用にも充分という声も高いダイワのレブロスです。値段からしてデザインや性能に、使い心地が素晴らしいという声も多く上がっています。コストパフォーマンスが秀逸な一品となっています。用意したいところ。
スペック詳細
- スピニングリールサイズ:4000
- 使用できる釣法:タイラバ ジギング ショアジギング
- 主なターゲット:マダイ シーバス タチウオ ワラサ イナダ カレイ アイナメ ヒラメ サワラ ヒラメ 青物
- ナイロン巻糸量(号-m):5-200/6-150、PE巻糸量(号-m):2.5-300/3-250
- 自重:365g
- ギア比:4.9 巻取り長さ:87cm(ハンドル1回転あたり)
- 最大ドラグ力:6kg
①シマノ PEライン ピットブル 8本編み 1.5号
耐久性も魅力
3拍子揃っていると好評のシマノのピットブルです。PEの触り心地や張りにガイドの滑り等、評価もうなぎ登りとなっています。コーティング剥げてきても、ライン自体が弱くなることはない耐久性も魅力です。
スペック詳細
- 長さ:200m
- 号数:1.5号
- 最大強力 lb(kg):31.7 (14.4)
- カラー:ライムグリーン
かっ飛び棒の使い方
たくさんの使い方がある「かっ飛び棒」ですが、中から少し詳しく見てみましょう。万能ともいわれる所以から、どのような釣法にも向いたものとなっているのが「かっ飛び棒」の魅力です。それではいきましょう。
スローリトリーブ
一般的にはタダ巻きなどとも呼ばれますが、一定の速度でリールを巻く動作がリトリーブです。このリトリーブの低速巻きがスローリトリーブです。もちろんかっ飛び棒は低速でも獲物を誘ってくれます
ドリフト
方法もやり方もたくさんあるのがルアードリフトです。半ば意識せずとも普通に行われているとも言われています。要するに流れがあるところで、その流れに合わせて釣りをするというものです。このドリフトにもかっ飛び棒は向いています。
スキッピング
ルアーを水面に向けて飛び石投げの様に送り込むテクニックになります。柔らかめのロッドを使用して、サイドキャスティングが水面近くになるようにスイングすることが重要です。適度に滑るかっ飛び棒は向いています。
ストップ&ゴー
リトリーブをしている最中に、一瞬ルアーの動きを止める動作です。ポーズを入れるという呼び方もあります。ステディなリトリーブから一瞬動きを止めることにより、レギュラーな動きを発生させます。食わせのテクニックのひとつです。