オシアカルカッタの特徴〜操作性編〜
X-SHIP搭載の滑らかででブレのない回転フィーリング
シマノが開発したギアテクノロジーX-SHIPでは、ドライブギアを大径化し、ピニオンギアとドライブギアの位置を最適化しました。これにより、スムーズで軽い巻き上げと変化を感じ取る高感度な伝達力を実現しました。大物がヒットした時にもパワフルな巻き上げが可能です。
いち早く狙いのタナにジグを落とすためのフォール性能
スプールとレベルワインダの距離を従来品よりも長くしていることで、ラインの放出角度が大きくなりました。これにより、ジグのフォール動作が素早くスムーズになり、ターゲットをいち早く狙い撃つことができるようになりました。
テクニカルなシャクリも容易に繰り出せるパーミング性
ジギングのターゲットとなるブリやカンパチといった青物に合わせるには、単調な動きだけではなく、トゥイッチ、ジャーク、ジャカジャカ巻きなどのアクションを加える必要があります。パーミング性の高い、ロッドと一体となったオシアカルカッタを使えば、自在な動きを演出することができます。
ライトジギング、タイラバにふさわしい細糸いたわり機構
カーボンクロスワッシャを搭載していることにより、引っかかりのない滑らかなドラグ性能を実現しました。細糸を使用することが多いライトジギングでは、ビッグフィッシュがヒットした時などに安定したドラグの滑り出しを可能にします。
オシアカルカッタの特徴〜ボディ編〜
オフショアの酷使に耐える堅牢性
シマノの独自の表面処理技術であるE.I.処理で防錆に対応し、従来の2倍以上の耐食性を実現しました。スプールだけでなく、ボディにまで施してあります。オシアカルカッタの活用シーンであるソルトウォーターでのライトジギングやタイラバを想定した堅牢性の高い構造になっています。
Sコンパクトボディ
ボディはオシアジガーにも採用されたSコンパクトボディを採用しました。マシンカットによりフレームとサイドプレートが一体化しています。剛性を高めつつも、ワンサイズ小さいと錯覚するほどのダウンサイジングに成功し、疲労軽減や操作性の向上を達成しました。力を入れやすいことでパワフルなファイトが可能になります。
オシアカルカッタのラインナップ3シリーズ
3つのラインナップがオシアカルカッタには用意されています。軽量で巻き上げを重視した200PG/201PG、ジグの素早い操作に適した200HG/201HG、剛性が高く大物とのファイトにも頼りになる300HG/301HGです。
200PG/201PG
PGは、低いギア比で巻上げを重視したパワーギアが特徴です。ハンドル1回転あたりの巻上げは短いものの、高負荷がかかる場面でもパワフルな巻上げが持続します。ライトラインを使用した深場の釣りにも活躍します。低いギア比によりゆっくりと巻きあげることに適しており、等速の巻き上げが求められるタイラバにもおすすめです。
200HG/201HG
200シリーズのボディのコンパクト感に加え、ジグを素早く動かすハイギアを備えたモデルです。ライトジギングで活躍するモデルであり、タチウオから真鯛、青物といった幅広いターゲットを楽しむことができます。大物とのやりとりも持ち前の剛性とパワーで巻き上げを助けてくれます。
300HG/301HG
オシアカルカッタ300シリーズは、シリーズで最もサイズが大きいハイギアモデルです。ボディが大きくなったことでラインのキャパシティが増加しただけでなく、剛性感がさらにアップしました。これにより、青物とのファイトをサポートしてくれます。リール単体の重さが350gあるので、バランス感を考慮しながらロッドを組み合わせましょう。
オシアカルカッタのインプレ
200PG/201PGのインプレ
200シリーズのドラグ性能に関するインプレです。大物とのファイトの際には重要になるドラグ性能ですが、糸の放出が怠惰になることがなく、必要最小限に抑えられることが高評価を得ているようです。
ドラグ性能は素晴らしいの一言!保ってほしいテンションはきっちり守って、肝心な時にニュルニュルニュル~と必要最小限に糸が放出されるイメージです。
(引用:黄昏マンボウ釣行記)
200HG/201HGのインプレ
オフショアで使用する際は、移動時の波しぶきや青物とのファイトと、タフな使用になりますが、剛性の良さに高い満足度が得られるようです。メンテナンスしながら使えば、数年後も快適に楽しめる耐久性が魅力です。
すばらしいリールです。タイラバに関してはおそらくベスト!
ドラグの滑らかさといい、剛性の高さといい最高。(引用:Amazon)