この点においても、やっぱり野菜や果物より草を与える事をおすすめしたいです。
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バッタの生態や見分け方を覚えよう!
ここからはバッタの生態や種類など、より深い部分の紹介をしていきます。これらを知る事で、普段何気なく見ているバッタに対する見方が変わるかと思います。
バッタの生態
バッタは草原や畑、土の上など、様々な場所で生息しています。バッタの大きさは小さいもので5mm、大きいもので80mmにもなります。バッタの最大の特徴である大きな足で餌を求めて跳びまわっています。
餌を食べる量も多く、種類によっては集団で作物を食い荒らすために、害虫扱いされているバッタもいます。
バッタの種類と特徴
日本国内で見る事ができる主なバッタの種類と特徴を紹介します。
- トノサマバッタ・・・体長が40mmから70mm程の比較的大きなバッタです。体色は緑色か茶色で、草むらなどでよく見る事ができます。
- クルマバッタ・・・トノサマバッタより少し小さいバッタです。羽に黒い模様があり、飛んでいる姿が回る車輪に似ている事から名付けられました。
- ショウリョウバッタ・・・体が細長いバッタとしてよく知られています。メスの方がオスよりもずっと大きく、オスが50mm程度なのに対して、メスは80mm程に成長します。
- ショウリョウバッタモドキ・・・ショウリョウバッタより少し小さく、後ろ足が短いので跳ぶ力が弱い代わりに羽で飛ぶのが得意です。
キリギリスやイナゴとの違いは?
キリギリスもイナゴもバッタの仲間と言えますが、それぞれバッタ目キリギリス科、バッタ目イナゴ科に分類されています。
キリギリスがバッタと違う部分として、より長く発達した後ろ足を持っている、触角が長い、体長が短く厚みがある事などが挙げられます。
イナゴがバッタと明確に違う部分は、体を裏返して見たときに首の辺りに突起がある事です。それ以外の方法で見分けるのは、それぞれの種類ごとの特徴を覚えていないと難しいでしょう。
バッタの飼い方を紹介!
ここまででバッタの特徴や生態などについて紹介して来ましたが、ここからは実際にバッタを捕まえて育てる為に知っておいて欲しい捕まえ方や飼い方をお教えします。
また、バッタの寿命は3~5ヶ月程で基本的には冬を越す事はできないので、飼い方を間違えていなくてもあまり長くは生きられないという事も覚えておきましょう。
バッタの捕まえ方
バッタが跳んだら追いかけて、地面に着地したところを捕まえる。もしくは草むらの中で虫取り網をバサバサと振り回すと意外なほど簡単に捕れてしまいます。
捕まえた後は、跳んで逃げられないように気を付けなければなりません。虫を入れる部分が小さい虫かごなどは、活発に動くバッタを入れるのに手こずって逃がしてしまう可能性があります。
バッタを捕まえた虫取り網ごとビニール袋に入れて、その中でバッタを移しかえるとか、虫取り網の外側から優しくバッタを掴んで、掴んだ手ごと入れ物に入れて放すといった様にすると良いでしょう。