バッタは身近にいる昆虫!餌は何を食べるの?
バッタはとても身近な昆虫で、夏から秋にかけて主に草むらや畑で目にする事が多いです。捕まえるのも簡単なので、子供の頃によく捕っていたという人も多いかと思います。
しかしそのバッタの生態などについてよく知っている人は少ないのではないでしょうか?そこで種類によって異なってくるバッタの餌や飼い方などを紹介していきます。
バッタの餌は何?
バッタは草食なので、主に草や果物を食べます。バッタを捕まえた場所の周辺に生えている草を一緒に持ち帰る事でそれを餌にする事もできます。
ですが、実はバッタの種類によって食べる物が違います。飼い方の中でも餌については特に重要な事なので、その点をしっかり覚えておくようにしましょう。
イネ科の草を餌にするバッタ
以下のバッタはイネ科の草(ススキ・エノコログサ・レモングラス)が餌になります。
トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、クルマバッタ、ヒナバッタ、ヒロバネヒナバッタ、コバネイナゴ、ハネナガイナゴなど
イネ科以外の草を餌にするバッタ
以下のバッタはイネ科以外の草(ヨモギ・オオバコ・シソ・シュンギク)が餌になります。
ツチイナゴ、オンブバッタ、ノミバッタ、ヒシバッタなど
バッタはきゅうりやりんごも餌にする
バッタはきゅうり・にんじん・キャベツ・レタス・林檎などの果物も食べるので、どの草を与えればいいのかわからない時などはこれらを餌として与えるのもアリです。
ですが、野菜や果物は水分が多いので、普段水分の少ない草を食べているバッタにはあまり適しているとは言えません。
また水分が多いために腐りやすい、買うのにお金がかかるなど、草を与える事に対してのメリットがあまり無いので野菜や果物を与えるとしても最初だけ、もしくはたまに与えるだけにするのが無難でしょう。
残留農薬がないようによく洗う
餌を与えるときに見落としがちなのが、残留農薬です。バッタはこの残留農薬が付いているものを食べないので、よく洗って、水をよくふき取ってから与えるようにしましょう。
この点においても、やっぱり野菜や果物より草を与える事をおすすめしたいです。
バッタの生態や見分け方を覚えよう!
ここからはバッタの生態や種類など、より深い部分の紹介をしていきます。これらを知る事で、普段何気なく見ているバッタに対する見方が変わるかと思います。