バッタを飼育する容器はホームセンターや100円ショップなどで安く買えるプラスチックの飼育容器で十分です。
ただし言うまでも無く、必ず蓋が付いている物にしてください。そして、餌を入れたり掃除をする時に蓋を完全に外してしまわなければならない物ではなく、蓋の一部だけ開けられる物を選ぶと良いです。
また、バッタは飼育容器の中でよく動き回るので、壁にぶつかって体がボロボロにならないように大きめの飼育容器を選ぶようにしてください。
バッタ育成には土がなくても良い
飼育容器の中に土を入れる必要はありません。むしろバッタのフンを掃除するときなどには、土が無い方が都合が良いんです。その代わりに、餌になる草は沢山入れてあげてください。
ただし、バッタに産卵をさせて、その卵からまた飼育したい場合には土を入れる必要があります。
その理由は、バッタは土の中に産卵するからです。土の中に卵にとって有害な菌や微生物がいると困るので、電子レンジで熱するかフライパンで炒るなどして、殺菌処理しておくことをおすすめします。
バッタの好きな草のための水差し
バッタの餌として草をただそのまま飼育容器に入れておくだけだと、草はすぐに枯れてしまいます。枯れるのを防ぐために水差しに草を挿しておくと、餌を調達しに行く手間も省けます。
バッタの水分補給には霧吹き
バッタも人間と同じように水を飲みます。餌の草を与えているだけでは水分が不足してしまうので、一日一回ほど、飼育容器の中全体、もしくは飼育容器の壁の面に霧吹きで水をかけてあげましょう。
バッタには日光浴も大切
バッタを健康な状態で飼うためには、日光に当てる事も必要になります。
ただ、長時間直射日光が当たるところに飼育容器を置くと、飼育容器の中の温度が上がりすぎてしまい、最悪の場合、バッタが死んでしまう可能性があります。
普段は明るくて風通しの良い所に置いて、一日数時間、日光に当ててあげるくらいが丁度いいです。
バッタの飼育上の注意点とは?
バッタは飼い方が簡単なので気軽に飼育できるのですが、特に注意しておくべき事がいくつかあります。それを知らないまま飼育していると、生体にとって深刻な問題が発生してしまう可能性があります。