ウツボの種類や料理をご紹介!生態や魅力を知ろう!

全長は大体80センチ程度、歯が他のウツボと比較してもかなり鋭くなっていて、更に気も荒いために噛まれる危険性が高くかつ噛まれてしまうと大きなけがに繋がってしまいます。また特徴的な色をしている皮は分厚く、この皮を財布やバッグといったものになめしてから使われているようです。

ゼブラウツボ

ゼブラウツボはゼブラウツボ属に唯一分類されている、ウツボの一種です。こちらも虎のような模様をしているトラウツボと同じように、草食動物のゼブラのような黒い体に白い線が走っている見た目からゼブラウツボという名前が付けられています。インド洋や太平洋に生息し、貝類などを食べるための特殊な歯をしています。

アデウツボ

続いてはアデウツボです。高知県や奄美大島などの西日本側や、他の種類と同様インドから太平洋などを主な生息地域としており、体の色は白や黄色です。全長が1メートルを超える結構大きめな種類のウツボで、体から分泌されている粘液は毒を持っているとされています。体の半分辺りからだんだん体色が暗くなっており、白い斑点が付いています。

ハナヒゲウツボ

最後にご紹介するのはハナヒゲウツボです。全長が一番大きいと130センチに達するビッグサイズな種類のもので、比較的細い体系をしています。ハナヒゲウツボは鼻孔が左右に2つづつあり、前の鼻孔が花びらのように開くのが特徴的です。大抵はサンゴ礁の隙間に1匹で住んでいますが、時折2,3匹が共存することもあるのだとか。

ウツボは食べることができる

おそらくウツボを食べたことがあるという方はあまりいらっしゃらず、それ故に食べること自体できるのかわからないという方も多いかもしれませんが、ウツボもしっかり食べることができる魚です。実は時代をさかのぼって江戸時代から食べられているとされていて、臭みもなくコラーゲンを豊富に含んでいます。

ウツボを食べている地域

そんなウツボを積極的に食べている地域もあるらしく、日本国内だと和歌山県の紀伊半島や三重県、伊豆半島など、黒潮付近の地域では良くウツボが食べられています、味もことのほか美味のようで、見かけによらず癖のない、いろんな料理にできて楽しめる魚のようです。

NEXT ウツボの食べるときの注意点やさばき方