ウツボの種類や料理をご紹介!生態や魅力を知ろう!

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最後にご紹介するのはハナヒゲウツボです。全長が一番大きいと130センチに達するビッグサイズな種類のもので、比較的細い体系をしています。ハナヒゲウツボは鼻孔が左右に2つづつあり、前の鼻孔が花びらのように開くのが特徴的です。大抵はサンゴ礁の隙間に1匹で住んでいますが、時折2,3匹が共存することもあるのだとか。

ウツボは食べることができる

おそらくウツボを食べたことがあるという方はあまりいらっしゃらず、それ故に食べること自体できるのかわからないという方も多いかもしれませんが、ウツボもしっかり食べることができる魚です。実は時代をさかのぼって江戸時代から食べられているとされていて、臭みもなくコラーゲンを豊富に含んでいます。

ウツボを食べている地域

そんなウツボを積極的に食べている地域もあるらしく、日本国内だと和歌山県の紀伊半島や三重県、伊豆半島など、黒潮付近の地域では良くウツボが食べられています、味もことのほか美味のようで、見かけによらず癖のない、いろんな料理にできて楽しめる魚のようです。

ウツボの食べるときの注意点やさばき方

何度かご紹介しました通り、ウツボの中には毒を持っている種類もいます。それがドクウツボという名前からして危険な種のウツボで、噛まれると歯から毒が入ってくるというわけではなく、体内に毒が含まれているのです。シガレタ毒と言って下痢や腹痛などを起こすので、きっちり毒を抜く必要があります。

噛まれないようにも注意しておくこと

毒は食べる段階になって危険になってくることなのでまだ良いかもしれませんが、だからといって釣りをする時に警戒をしなくても良いというわけではありません。気性の荒い種は噛み付いてくることもあるので、けがをしないよう十分に注意しておきましょう。

ウツボの捌き方

では、そんなウツボを自分で捌いて食べる際の捌き方についてご紹介しておきましょう。まず息の根を止めるために氷と塩を入れたクーラーボックスに入れておき、塩で揉んでぬめりを落とします。最初は背鰭の両側から三枚おろしのように包丁を入れ、腹からも内蔵を傷つけないよう気をつけつつ刃を入れます。詳しくはこちらの動画を参考にしてみてください。

意外に美味しい!ウツボの料理を紹介

ここからは、あまり知られていないであろうウツボのおいしさを味わえる料理についてご紹介していきます。まず1点目はウツボのたたきで、身をしっかりとあぶって中まで火を通し、その後薄く切ってポン酢などをかけて食べます。良質なたんぱく質やカルシウムなどが含まれており、栄養が豊富なのも魅力です。

ウツボの干物

干物にして食べるという方法でもウツボを味わえ、ボウルにぬめりを落とす段階で塩揉みを行ったので少なめの塩と酒を入れてからウツボを投入し、これを料理に使います。味噌やしょうゆを使って干物にすると、しっかりと下味の付いたものになります。

から揚げや天ぷらに変身

そんな干物は、天ぷらにから揚げ、塩焼きといった様々な方法で食べることができるバリエーションの多い料理法です。料理方法というよりはそのベースになる方法になり、油で揚げるような料理であっても味が落ちてしまうようなことが無いため、このような調理もできるというわけです。

ウツボを釣って楽しもう

最後に、ウツボは釣ることができるということについてもご紹介します。事前の準備さえしっかりとしておけば他の魚と同様釣り上げることができ、購入するとなると中々に高級な部類に入ります、ですので自分で釣って、捌くことができる方はそのまま捌いて自分で食べることもできます。

穴釣りや泳がせ釣りで釣る

そんなウツボは、例えばテトラポッドなどにいるウツボを狙って穴釣りで釣れます。メバルなどを狙う方法と同様のやり方であり、釣り上げると激しく抵抗するのでしっかりした装備が必要です。他にも生き餌を使った泳がせ釣りも、餌をアジングなどで揃えれば穴釣りと同じ道具を使って狙えます。

危険だけど食べるとおいしいウツボたち

ウツボの基本的な生態や種類ごとの特徴、美味しいと評判の料理の方法などについてご紹介しました。イメージ通り彼らは凶暴な魚で、尖った歯でもって噛み付いてくるのが一番の危険性の要因となっています。また毒を持っているドクウツボもおり、食べるのであれば注意が必要でした。

しかし釣り上げて噛みつきと毒にさえ気をつけておけば、独特の臭みや癖などのない美味しい身を味わうことができます。色々と料理の方法がありますが上記の通り入手しようとなると多少高価なので、興味のある方は十分な容易と注意を持って釣りにチャレンジしてみても良いでしょう。

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