アクションカメラには手振れ補正機能が必須
ご紹介しました通り、今回取り上げているアイテムというのは大きく動くことが前提となるスポーツなどのアクティビティを撮影することを前提として作られている少々特殊といってもいいカメラの部類になるでしょう。そしてそれには、手振れ補正がとても大切なのです。
スポーツ中の動画撮影にも必須
アクションカメラの用途としてまず挙げられるのは、スポーツの動画撮影です。カメラ自体小型に作られているのでスポーツをしつつの撮影でも気になることは無く、沢山動き回ることになるので手振れ補正は必須です。
旅行で歩きながら撮影するにはこの機能が便利
スポーツのようなたくさんの動きをすることだけが用途ではなく、旅行先で歩きつつ景色を撮影するときなどにもこの機能があると便利でしょう。持ちながらの撮影で余計な振れを生じさせないので、良質な動画になります。
バイクや車に積載するなら手振れ補正機能
また、バイク、車で景色を撮ったりドライブレコーダー代わりに使うという使い方もありますが、ここでも手振れ補正機能があれば無駄な振動が無い綺麗な動画に仕上がります。特にバイクはヘルメットや車体につけたりするので、より重宝するでしょう。
手振れ補正には光学式と電子式がある
アクションカメラの用途やそれぞれで振れの防止機能がどう活用されるのかなどを簡単にご紹介しました。そしてその機能というのが実は1つだけではなく、2つの形式が存在しているのです。次はそれぞれの特徴を見ていきましょう。
光学式手振れ補正機能とは?
それでは、振れ軽減機能の形式の1つである光学タイプの特徴をご紹介しましょう。光学式のタイプが使われているものは撮影した時の残像を少なくして、動画自体の画質が良くなります。ただしデメリットとして構造が複雑なためカメラが大きくなってしまいます。
電子式手振れ補正機能とは?
もう一方の形式が電子式のものです。こちらは前述の形式よりも動画や写真の画質が低くなってしまいますが、その代わり構造が比較的単純ですのでカメラ自体の大きさをコンパクトにまとめられるというメリットを持っています。
光学式と電子式はどちらが良い?
ご紹介しました通り、光学式にも電子式にもそれぞれの利点と欠点が存在しています。特徴は一長一短といったところですので、動画の質を重視するなら光学式、コンパクトさを重視するならば電子式を選ぶと良いのでしょう。
最強の手振れ補正アクションカメラをご紹介!GoProHERO7Black
アクションカメラの用途や手振れ補正の形式などをご紹介しましたので、ここからはいくつかの手振れ補正機能に優れたおすすめのモデルをピックアップして、それぞれの特徴をご紹介していきます。
2018年9月発売のGOProHERO7Blackの手振れ補正機能がすごい
まず最初にご紹介するのは、GOProHERO7Blackというモデルです。アクションカメラの中では定番かつ非常に人気の高いGoProシリーズの最新モデルで、新機能である「hypersmooth」という機能が搭載され想定しうるあらゆるブレを抑えられるようになっているのです。
高機能アクションカメラにはもやジンバルは不要か?
アクションカメラは当然ながらそのままでも動画などの撮影をすることは可能なのですが、ブレが気になるという時にはのちにご紹介するジンバルというアイテムを後付することで対処します。しかしそれが必要ないほどに、このモデルの補正機能は高水準なのです。
前モデルのGOProHERO6の手振れ補正機能も十分高機能
最新モデルであるGOProHERO7Blackはご紹介していますとおり高品質な手振れを抑える機能が備わっているのですが、その1つ前のモデルであるGoProHERO6も要らない振れを無くすのに十分な機能を備えています。どちらを選ぶのかは自分次第でしょう。
アクションカメラの手振れ補正機能を強化するためにはジンバル!
GoProHERO7の見出しで少しご紹介している通り、撮影をしているときに手の震えなどでブレを起こさせたくない時にはジンバルというアイテムを使用するのです。いったいそのジンバルというのはどんなアイテムなのでしょうか。
ジンバルとは?
ジンバルがどんなアイテムなのかというと、一言でいえば元はスマートフォンでカメラを撮るときに持つための「持ち手」になるといっていいでしょう。直に持っていれば手の震えが動画や写真を撮るときの震えに繋がりますが、このジンバルを使うことでそれを抑えられるのです。
ジンバルはアクションカメラにも使える
そのジンバルを今ご紹介しているアクションカメラにも使用することが可能です。スマホでの使用方法と同じく、写真を撮ったり動画を撮ったりするときにこれを使用するとたとえ補正機能が付いていなくとも振れを大分軽減させることができのデス。
ジンバルを使う場合の注意点
非常に便利なアイテムであるジンバルですが、これには使用上の注意が存在します。例えば重量のバランスが崩れると思ったような撮影ができなかったり、バッテリーの構造が複雑なために慎重に扱わなければいけないという点です。十分に注意して使いましょう。
低価格モデルのアクションカメラにも手振れ補正機能はついている!
前述したGoProHEROシリーズは日本国内で生産、ラインナップされているモデルのシリーズですが、品質がそれらに劣っているとみられがちな中華系のモデルであっても十分な性能を持っているようです。
中華のモデルは低価格でも手振れ補正機能付きのものがある
前述のとおり、質が国内製のものよりも劣っているという目で見られることが多い傾向にある格安のモデルのものであっても、振れを軽減する機能を持っているモデルがあります。価格が安いのに振れ軽減は搭載されていますので、充分活用できるものといえるでしょう。
低価格モデルにはジンバルを組み合わせると機能が強化される
とはいえ、良い動画を撮影したいのであれば万全の状態で使いたいところ。そこで活用してほしいのが、前述したジンバルです。これを中華系のものと組み合わせて使うことで、より振れを抑えた動画を撮ることができるようになるのです。
どんなアクションカメラを選ぶべき?
今回の記事でご紹介するモデル以外にも、国内製国外製合わせて多くのアクションカメラがラインナップされています。そんな中でどんな風に選べばよいのでしょうか。ここではその選び方について見ていきましょう。
用途で選ぶ
まず、自分がどうアクションカメラを使うのかという用途を考えてみましょう。例えばバイクでロングツーリングをする時の景色を映像に収めたいのであればバッテリーが長持ちするもの、水中で使うのであれば水への耐性が高いモデルを選ぶなどです。
フレームレートで選ぶ
スポーツを始めとした激しい動きをする動画を撮影するときには、フレームレートという数字を重視する必要があります。これは動画というのが大量の静止画を集めたものであり、フレームレートが1秒でどれだけの静止画を撮れるのかに相当するからです。当然数値が高いほうがより見やすい動画となります。
おすすめの手振れ補正機能付きアクションカメラ10選①
ここまでは振れの軽減機能についてやそれを補助させることのできるアイテムなどについてご紹介しました。ここからは本題である、おすすめの振れ軽減機能搭載アクションカメラをご紹介します。まずはすでに紹介した「GoProHERO7Black」です。
「GoProHERO7Black」の基本スペック
GoProHERO7Blackはカラーリングがブラック、画面のサイズが2インチで動画撮影は4Kが撮影可能、サイズは6.2 x 4.45 x 3.2 cmとなっています。前モデルのHERO6Blackと同様Wi-Fiへの接続機能も引き続き搭載されています。
「GoProHERO7Black」の特徴、おすすめのポイント
このモデルのおすすめしたい点は、まずこちらもご紹介した「hypersmooth」という機能によって非常に高い水準で振れを無くすことに成功しています。また自動で最高の状態の写真を選別してくれるスーパーフォトや8倍のスロービデオ撮影機能もあります。
「GoProHERO6Black」の基本スペック
続いては前述のHERO7Blackの前モデルである「GoProHERO6Black」になります。画面のサイズは2インチ、水深10メートルまでの防水性能やGPS機能、内蔵Wi-FiやBluetoothなどの使用が可能で、サイズは3.2 x 6.2 x 4.5 cm、Wi-Fi機能もちろんありです。
「GoProHERO6Black」の特徴、おすすめのポイント
こちらのおすすめポイントは、動画の画質がHERO7Blackと同じく4K60psであること、専用の防水ケースが無くとも10メートルまで耐えられるので水中撮影も自由、更に音声コマンド搭載で直接操作しなくとも利用できるのです。