18フリームスとは
有名釣り具メーカーの”ダイワ”が新作リールとして、2018年に提案したモデルです。入門者を意識したエントリーモデルの価格帯ですが、最新機能も満載となっています。発売以来初心者から釣り具に慣れたベテランまで圧倒的な支持を得ています。
18フリームスとはダイワが販売するスピニングリールのこと
前年の2017年までのモデルと比べ、”18フリームス”は大きく軽量化を成し遂げています。またギアの耐久性やドラグ力も大幅にUPした、タフな構造を持つ仕上がりとなっています。ダイワが販売するスピニングリールの進化を展開していくのが”LTシリーズ”となっています。
18フリームスそれぞれに向いている釣り
新しくサイズの変更までされた18フリームスの”LTシリーズ”ですが、”1000″から”6000番”までのサイズで7モデルを展開しています。LTの表記が型番には追加され、以前のモデルよりも小型化が進んでいます。
LT1000に向いている釣り
シリーズ最小モデルとなり、ソルトライトゲームやトラウトゲームで活躍します。上位機種と遜色のない自重185gの軽さが魅力となっています。PEなら0.3号が200m入り、ネイティブトラウトやエリアトラウトが問題なく楽しめる軽量なリールとなっています。
LT2000に向いている釣り
LT2000はスプールの径が大きくトラブルが起きにくくなっています。そのためメバリングやアジングなどの人気の釣りに向きています。ここからギア比も2種類となっていますが、巻いている際の重さを減らしたい方はノーマルギアで十分です。
LT2500に向いている釣り
スプールは浅溝と深溝があるのが”LT2500″です。深溝で太めのラインを使いちょい投げやサビキ釣りなどに活躍します。細いラインでも充分楽しめるドラグ性能の高さで、ルアーゲームに向いています。
LT3000に向いている釣り
スプールは浅溝と深溝にノーマルと3タイプがあるのが”LT3000″です。サイズ的にはエギングやシーバス釣りなど幅広くルアーゲームを展開できます。他の用途では、ちょい投げやライトショアジギングまでこなすことができます。
LT4000に向いている釣り
ラインのキャパもあり、高負荷が掛る釣りにあわせたボディサイズのLT4000です。40gクラスのメタルジグが軽快に扱えるので、飛距離を出したいサーフの釣りに向いています。青物やヒラメなどの釣りには最適ともなっています。
LT5000に向いている釣り
極端にメタルジグを使う場合が多いクラスの”LT5000″です。”LT4000″よりもさらに多くラインキャパが欲しい方に向いています。磯のショアジギングなどにも対応ができ、エクストラハイギアが役に立ちます。
LT6000に向いている釣り
シリーズ中最大サイズの”LT6000″です。330gの自重と大型化ボディでUPしていますが、力強い巻き心地は大型魚との格闘に耐えられる耐久力を獲得しています。ボート釣りの際の青物釣りや大型が期待出来るショアジギングにも向いています。”LT6000″はパワーハンドルノブ標準装備です。
18フリームスの魅力
エントリーモデルながら機能的には、ワンランク上のクラス並みとも称されるのが”18フリームス”です。DAIWAテクノロジーが詰まった最新の機能が搭載されています。魅力となっている高性能なスペックを5つ順に見ていきましょう。
18フリームスの魅力:タフデジギア
新しく設計されたギアで、滑らかな回転が長時間続くよう作られています。従来よりも耐久性を向上させているのもタフデジギアです。過酷な状況下でも耐え抜く、強靭ともいえる新しい心臓部となっています。
18フリームスの魅力:エアベール
糸絡みのトラブルを劇的に減らしたのがエアベールです。新しいベール形態により、ラインローラーまで流れるように糸が送りだされます。ベールの部分は中空の構造になっており、重量を増やさず強度も上げています。
18フリームスの魅力:ツイストバスター
スピニングリールの宿命とまで呼ばれた糸のよれを大幅に解消したのがツイストバスターです。糸を転がす構造を採用して、ローラー回転で発生する糸のよれを押さえています。それによりライントラブルを激減させています。
18フリームスの魅力:マグシールド
新品の滑らかな回転が長時間に渡って維持されるのがマグシールドです。マグオイルという強い磁性がある特殊なオイルで、強力な油膜を張ることで異物や海水の侵入を防ぐシステムとなっています。
18フリームスの魅力:エアローター
ローターをフレーム化することで、限界までの軽さを実現したのがエアローターです。”アーチフォルム”の独自の形態で、強度を保持しながら軽量化しています。強度と軽さの両立を成しているのが新型エアローターです。
18フリームスの魅力:スプール
従来よりもさらに薄くなった新型の薄いアルミ製スプールです。高い精度で加工ができるアルミ素材を採用して、形状にもこだわっています。これも今までより操作性の上がった大型のドラグノブにも注目です。
18フリームスのインプレをチェック
発売以来、話題を独占した感のある18フリームスですが、人気の”LTシリーズのインプレ”をチェックするのも必要です。モデルも7つのラインナップとなっていますが、大まかに軽量性と耐久性に品質と分けて見ていきましょう。
18フリームスのインプレ:軽量性
様々な種類の釣りにおいて、効果的な武器となるのが軽量性です。”18フリームス”は同じくらいの値段帯のスピニングリールと比べ、圧倒的に軽量にできています。それは自重を見るとわかるように、、1世代前の上級汎用スピニングリールと同等となっています。
18フリームスのインプレ:耐久性
リールの使用環境は、実際の釣りでは思う以上に過酷なものとなっています。ラインに大きな負荷が加わっている場合、ボディーやローターの歪みを引き起こすことがあります。粉塵や水分の侵入に経年劣化など、リールには大きな負担が掛ります。
その分耐久性が損なわれていくのがリールです。今回の新しい”18フリームス”は、各種動作機構の設計を一つ一つから見直し新しくしています。それにより過酷な使用状況に耐える耐久性を上げています。
18フリームスのインプレ:品質
1世代前のハイグレードなスピニングリールに採用されていた、”ダイワテクノロジー”が搭載されているのが18フリームです。しかも前述のように、全てを一から設計し直しています。この高機能と高品質が詰まったのが新しい18フリームスとなっています。18フリームスのインプレに関する記事はこちらもご参考ください。
18フリームスのラインナップをご紹介|LT1000S
LT1000Sの特徴と魅力
とても滑らかに回るので、ハンドルの巻き心地は最高という声も上がるLT1000Sです。この価格程度ではありえないぐらいの性能と絶賛されています。ドラグ性能も高いので、文句のつけようがない逸品となっています。ベアリングをラインローラーに追加する必要があります。
LT1000Sのスペック
- “スピニングリールサイズ”:1000
- 主な用途:”アジング、メバリング、トラウト”
- 自重:185g
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準巻糸量 ナイロン(lb-m):2.5-100 PE(号-m):0.3-200
- 巻取り長さ(cm):64 ギヤー比:5.2
- ハンドルノブS交換可.ソルト対応
- ベアリング(ボール.ローラー):5.1 マグシールド.ATD.エアローター.タフデジギヤ
18フリームスのラインナップをご紹介|LT2000S
LT2000Sの特徴と魅力
基本的な性能と質感と共にコストパフォーマンスが最高と言う声に集約されるLT2000Sです。おかっぱりでのメバリングやアジング用で購入したという人が多く、軽くて使いやすいと大好評となっています。欲しい1本です。
LT2000Sのスペック
- スピニングリールサイズ:2000
- 主な用途:”アジング、メバリング”
- 自重:190g
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準巻糸量 ナイロン(lb-m):3-150 PE(号-m):0.4-200
- 巻取り長さ(cm):68 ギヤー比:5.2
- ハンドルノブS交換可.ソルト対応
- ベアリング(ボール.ローラー):5.1 マグシールド.ATD.エアローター.タフデジギヤ