サルカンを利用して、片方に捨ておもりをセットできるようにします。おもりのほうの糸はナイロン10号サイズにして、根がかりした場合でもおもりだけ切り離せるようにします。もう片方にワイヤーの32号をつけ、その先にクエバリ35号きつく結びつけます。
クエ釣りの仕掛けについて②沖釣りの場合
捨ておもり仕掛けとさぐり仕掛け、泳がせ仕掛けがあります
磯釣りと同様、片方におもりをもう片方に針をつけ準備する捨ておもり仕掛けがあります。中通し用のおもり10号~40号を付けゴム管の先にクエバリ25号~40号を結び付けたこちらがさぐり仕掛けです。泳がせ仕掛け用には専用の針を使います。50号~70号のナイロンの先にノットを取り付け、泳がせ針をその先に結び付けます。
中通し用おもりです
中通し用のおもりを使った場合は、おもりの重さを利用して投げやすくすることや、 クエのアタリを感じやすくすることにつながります。おもりは軽くした方が根掛かりがしにくいので、投げたい距離や釣り場の状況からおもさを判断するといいでしょう。
泳がせ釣り専用の仕掛けです
泳がせ釣りをするときは、専用の仕掛けがおすすめです。泳がせ釣りの場合は生きた魚をエサにすることが多いですが、クエの場合は弱ったエサくらいしか食べませんので、泳がせ釣りでも元気のないエサを付けて問題ありません。60号以上のハリスを使用すると、噛み切られてしまうことも少ないようです。
クエ釣りの仕掛けについて③ルアーの場合
重量のあるメタルジギングで釣りましょう
ルアーの場合、重みのあるメタルジグを使った釣り方がいいでしょう。色をたくさん揃えておき、万が一、根がかりをして切れてしまった時にそなえます。船で釣る場合は真っ直ぐ下へジグを落として、磯から釣る場合は遠くまで投げてクエを誘っていきます。一度海底まで落としたジグは一度引き上げ、また落下させる方法を繰り返してクエを待ちましょう。